「伊吹山ハイキング」


○ 2005.10.15.(JR近江長岡→バス・ゴンドラ→伊吹山5.5合目→ゴンドラ→薬草風呂→JR近江長岡)

スイス・ドイツ旅行の仲間との前回のハイキングで、次は伊吹山・10/15と決めていた。
メンバーも新しく加わり、幹事さんが色々と計画していただいた。今回の最終メンバーは神戸のMさん、石山のIさん、新たに 紅一点で堺のAさん、名古屋から参加のTさんとお住いもバラバラの上、天気予報では最悪の予報で1週間前位から メールのやり取りが頻繁に行われた。
天気予報は好ましいものではなかったが、前日夜にリーダーのMさんから実行するとメールがあり、予定通り、9:00、JR近江長岡 集合となった。

丁度、鉄道記念日に合わせてJR西日本が一日フリー切符が発売されているので、雨で変更になっても良いように、 3000円切符を購入する。これは秋の「青春18きっぷ」のようなものだ。
西のメンバーは大阪発8:17の新快速の1番前の車両に乗ることにし、高槻発7:33に弁当を買って乗り込む。Mさん、Aさんが 乗っておられ笑顔で再会。小雨が降っており、伊吹山の天気が心配だが、近付いてから考えようと・・・。
石山からIさんも乗車され、話が弾む。
Aさんがカナダににオーロラを見に行かれたので、その写真や旅行の話に耳を傾ける。夏でも0℃の観測地で見るとのこと。 オーロラは冬のものと思っていたが、場所によっては夏でも十分きれいに見れるようだ。写真もバッチリだった。冬は-20℃にも なるそうで夏の方がベターのようだ。

雨も止んで来たようで実行可能と考えて、名古屋からこちらに向かっておられる Tさんに携帯で連絡し、予定通りJR近江長岡での合流を確認する。8:37米原に到着し、9:47発の列車に乗り換えて2つ目の 近江長岡に向かう。車窓から伊吹山の山頂まで見ることができたので途中までは登れると一安心。 駅に到着するが、登山客は誰も降りず、我々だけがリュック姿だ。出口でTさんと再会。お元気そうだ。

臨時バスは我々だけの貸切で出発する。10分程度で登山口に到着し、小雨が降るので身支度を整える。案内板に伊吹山は 日本百名山の一つと書かれているまで百名山とは知らなかった。

JR近江長岡駅

連絡バス

案内板 拡大→


階段を上りゴンドラ乗場に到着する。 ゴンドラは乗客もなく開店休業状態だ。係員に登った人がいるかと聞くと40人の団体が登ったとのこと。6人乗りだが 2台に分かれて登ることにする。
小雨の中をゴンドラが上る。下を見ると田畑がきれいに見えるのでホッとする。2台のゴンドラとすれ違う。2台だけで 上下のゴンドラが動くのだと納得する。5分位で3合目の駅に到着する。
山頂を望むとガスがかかり頂上を見ることが出来ない。ガスの下に団体の登山者の列が小さく見える。

ゴンドラ

ゴンドラからの眺め

山頂を望む


ゴンドラ駅でカッパ・ズボンを着用し雨に備える。10時過ぎ、3合目の標識とスキー場開設者の銅像が立つ広場から登り出す。 ゴンドラに乗る前に追い越して行った車が広場に停まり、登山者が歩き出す。ここまで車で登れるのだ。
小雨が降るが傘を差すほどではなく、小さな花やススキを見ながらゆっくりと登る。伊吹山は大きな樹木の無い山で 見晴しは良いが、冬前の殺風景な山肌だ。登るに連れてゴンドラの駅が小さく見えて来る。

3合目の広場

ススキの山道

展望


4合目に到着して小休止。きつくはないが小雨が降り続いている。チョコレートをいただき口に入れ出発。
石ころの多い道を滑らないように進む。道の真ん中が掘られているのは、雨の時には川になるのだろう。 途中で下山の方と会う。団体で登った方が途中でリタイヤされて戻るとか。
5合目は少し広場になり、ベンチ、自動販売機が設置されている。お茶のボトルは250円だ。ここからの見晴しは 晴れていればなかなかのものだろう。ここで休憩し、6合目まで進むか検討し、上に見える小屋まで行こうと 決める。

4合目の標識

小雨の登山

5合目の広場


雨が少し強くなって来たので傘を差して登る。道端に紫色の小さな花が咲いている。伊吹山はお花畑で有名だが、 この季節では終わっている。所々に小さな花が迎えてくれる。紫の花はトリカブトとか。
先程見えていた小屋に到着するが、休憩所ではなく倉庫のようだ。下を見ると灰色に曇った中に琵琶湖の湖岸が 見られる。天気が良ければ素晴らしいだろうと・・・・・。
雨も強くなりつつあり、頂上はガスで見えない。ここで登るのは止め、5合目の広場で昼食するために下ることにする。

灰色の琵琶湖

ガスに煙る頂上

下山の決断


5合目の広場に下り、昼食にする。Mさんが六甲山の時と同じ様に豚汁を作っていただく。各人が持参したペットボトル 1本の水を沸かし、味噌・豚を入れる。出来上がるまでに乾杯!!
丁度、自販機の屋根が豚汁を雨から救ってくれるが、傘を差してビールとおにぎりを。豚汁が出来、少し寒くなった 身体に沁み渡る。美味い!!。
食後のコーヒーもいただく。甘党の方には「おしるこ」も持参され、感謝・感謝。

食事をしている時、先程車で来られていた方が降りてこられた。頂上まで行って戻って来たとのこと。健脚の上、 慣れておられるのだ。
天気は不満だが、食事は大満足と満ち足りた気持ちで下山の途につく。雨が強くなったので、登山道の真ん中は水が 流れ、小川になって来た。滑らないように注意しながらソロソロと。途中の草むらに大きな蛙が顔を出しているのに驚く。

ゴンドラ乗場に到着し、カッパを脱いで一息付く。貸切状態のゴンドラ2台で曇って見え難くなっている下界に下りる。

傘を差しての昼食

雨中の下山

ゴンドラからの眺め


行きのバスで薬草風呂が設置されている「ジョイいぶき」の紹介があった。バスも10分位待つと来るので、薬草風呂に 入ることにする。バスの運転手は朝と同じ人でご挨拶。
帰りのバスの時刻を確認して「ジョイいぶき」の立派な建物に入る。イベントがあり、子供達が多いが雨のため館内で 実施しているようだ。特産品の売店も出店されており賑やかだ。
15時集合で入浴する。露天風呂からは伊吹山が見られるそうだが、ガスで見えない。薬草湯、ジャクジーで身体を癒す。 ハイキングの後の温泉・風呂は気持ちが良い。入浴後、特産品の柿・ミョウガ・日野菜の漬け物を購入する。皆さんも それぞれ好みの物を買われた。
バスの時間までレストランでビールとハーブ茶で無事を祝って乾杯。次の計画について話し合う。栗東の金勝山、湖南アルプス等 話題に上ったが、女性が参加し易い所として宇治散策と決まった。「宇治十帖」の史跡散策を中心に歴史と自然に 触れることとし、Iさんに企画していただくことになった。
今年の春、「吉野道」紀行時に通過したなかなか良い所だ。

(HPは「吉野道・宇治」見聞録、参照)

名古屋行列車


バスで駅に向かうが、運転手は又もや同じ方だ。挨拶をして近江長岡駅で下車する。名古屋に帰られるTさんを見送り 16:01発の列車で米原へ。雨が激しくなり、夕闇も迫り、車窓からは伊吹山の稜線が全く見えない状態になっている。
米原で降りるとホームの前方に列車が着いているので急いで乗り換える。長浜からの列車を後に連結して出発するので 急ぐ必要はなかったが、取り敢えず4人席を確保出来一安心。
今日のハイキング、スイス・ドイツ旅行、宇治のことを話しながら、真っ暗になった湖東を西に向かう。石山でIさんと バイバイし、高槻でMさん、Aさんとお別れして帰宅する。

天候の関係で実施か否か迷ったが、中腹までではあったが実施して良かった。ゴンドラが今月で閉鎖になるそうで、 最後のゴンドラに乗ることが出来た。(別経営者で存続の可能性もあるらしいが・・・?)
心地良い疲れを感じながらGood-night。


(工事中)





    
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