「箱根・浅草散策」


◎ 2007.01.06-10.(箱根ドライブ・孫の誕生日・浅草散策)

神奈川県に住む長男の孫息子が3才の誕生日を迎えるので、そのお祝いと東京近郊の散策を兼ねて上京する。
この季節、本来は「青春18きっぷ」で行きたいところだが、妻が以前実行した時厳しかったとのことで 時間の余裕がある身なので安価な「プラットこだま」の乗車券を買い求め、「こだま」で行くことにする。

○1/6(土).雨

京都発9時39分発に合わせて小雨の中出発する。京都駅で駅弁を買って乗車するが、3人席で1人 座っているので、自由席に行く。自由席はガラガラだ。
雨がきつくなる東海道を上って行く。各駅停車で各駅で「のぞみ・ひかり」に追い抜かれるので時間は かかる。大阪〜東京が10000円で缶ビールが1本付いてくる。本を読んだり、居眠りをしたりと。
ビールで乾杯して駅弁を食べる。激しい雨のため富士山の裾野も見られない。
13時5分に新横浜に到着し、横浜線で最寄の駅まで行く。息子と孫達が迎えに来てくれていて、車で 家へ。宮古島で会って以来、2.5ケ月しか経っていないので良く覚えていて早速おもちゃ遊びだ。
息子達が子供の頃、よく見ていた「ゴレンジャー」が代を重ねて今は「ボウケンジャー」となっている。前回 1年半前に来た時は孫娘のままごと遊びが大半だったが、今回は男の子の遊びが主体となっている。
お好み寿司の夕食を食べ、孫達と一緒に風呂に入りお休み。

○1/7(日).晴れ

大湧谷からの富士山


天気は良いが風は強い。天気になったので10時頃から箱根にドライブに行く。
東名高速で厚木に行き、小田原厚木道路で箱根方面に向かうと渋滞が始まり、箱根新道は動いていない ので、箱根ターンバイクから廻って進むことにする。
途中の海が見える展望台で駐車し、外に出るが風が強くて吹き飛ばされそうになり、ゆっくりと 展望も出来ない。寒くて車に逃げ込む。車の温度計では外気は0℃と表示されていた。

大観ICから元箱根方面に行こうとするが、ここも渋滞で進みそうでない。箱根峠に向かい道の駅で 昼食とする。山菜そばで体を温めて、外に出ると芦ノ湖は白波が立っている。
芦ノ湖スカイラインを通って芦ノ湖を一周する形で強風の中をドライブ。三国峠の名前は知っているが、通過 したので、停めてもらって富士山を写そうとするが、雲に隠れて残念。
地道に降りて大湧谷に向かうと近付くに連れて渋滞だ。駐車場が空かないと入れないようでノロノロ運転が 続く。
 
白波の立つ芦ノ湖
三国峠から富士山を望む
大湧谷への渋滞

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

30分程度ノロノロ進み駐車場へ。外に出ると風が強く、寒い。人出も多く上の小屋まで登る。道の周りには 残雪が残っている。小走りで小屋まで行き一息入れる。売店に真っ黒な温泉玉子が売られており、1つ 食べると7年長生きすると。

周りから噴煙が吹き上げ、蒸気を浴びると暖かい。富士山を見上げると先程より雲が少なくなったが、 頂上付近だけに雲がかかっている。風が強いので雲が飛んでくれないかと期待したが変わらなかった。 少し残念だ。
温泉玉子を皆で食べて下に戻り、休憩所で暖を取り、暖かいこんにゃく玉を食べて寒さをしのぐ。
 
大湧谷の噴煙
青空と噴煙
雲のかかった富士山

帰路は御殿場ICに出て東名高速で進むが、厚木IC以降で事故渋滞で1時間かかるとのことで、地道に降り ナビで空いている道を探し、買物をして帰宅する。
子供達の好きなお好み焼きでワイワイと楽しみながら。持参した家庭菜園のチンゲン菜も炒めていただく。 ゲームをしたりと食後を楽しみお休み。

○1/8(月).晴れ

今日も良い天気だ。朝は家の裏を流れる境川沿いの遊歩道を散歩する。上流に向かって東急の鉄橋の 下をくぐって進む。町田の熊野神社に参拝して小1時間の散策を終える。

孫娘は自転車をスイスイと乗ることが出来るようになっている。前回来た時は片方の補助輪を付けていたのに 成長したものだ。
孫息子も立ってオシッコが出来るようになり、お姉ちゃんのお遊戯会で見た「男の勲章」を真似て、トイレに 踏み台を置いてオシッコをし、「男の勲章」だと生意気な言葉を発するようになっている。
庭で遊ぶ。里山の整備のボランティアをしている義弟が作った木製の子犬が孫達の遊び相手となっている。

近くのショッピングセンターに行く。最近のおもちゃは変化が激しくて分からない。小生の男2人の子供達が楽しんだ 頃はアナログで「ゴレンジャー」「仮面ライダー・V3」が進化し、「ボウケンジャー」「仮面ライダー・カブト」となり、 「あかレンジャー」と呼んでいたものが「ボウケン・レッド」と日本語から英語になっている。 今はアナログからディジタルに変わり、おもちゃもDVDや無線を用いている。
3才になったばかりの孫が親父のパソコンでマウスを使って画像を拡大し、それを右上の解除マークで消去して 次の画像をクリックし拡大する動作がスイスイと行うのに驚く。

予約したバースデイ・ケーキを買い、孫達のリクエストで餃子パーティの食材を求めて帰宅する。
孫娘が弟の誕生祝にバースデイ・ケーキの絵を描き、全員がメッセージを添えた。それぞれが3才の誕生日を祝う 言葉が一杯で楽しい。

ケーキに3本のロウソクを灯して、ハッピーバースデイ・・・・と歌って、ロウソクを吹き消す。3才を指で示すのはなかなか 難しいようで、親指・人差し指・中指の3本を立てる。
大好きな餃子をパクパクと食べ、楽しい誕生パーティーを終え、お休み。
 
木製の犬
誕生祝いのメッセージ
誕生ケーキ


○1/9(火).晴れ

幼稚園は今日から新学期が始まるので、朝から大変だ。孫娘を送り出してから、孫息子が行っている スイミングスクールの見学に行く。
 
バタバタ泳ぎ
並んで退場
同時間にシニアのスイミングもあり、年配の女性が多い。2階の観覧席に行くが、撮影をするには許可証が 必要で記入してラベルを首にかける。最近の世相を表わすシステムだ。
幼児スクールは15名位が3クラスに分けられ、孫息子は水に顔を浸けられる真ん中のクラスだ。水遊びに毛が生え た位で水に慣れて行くようだ。
潜れるクラスは水の中に落とされたボールを潜って拾っている。一方、初心者クラスはまだ水遊びだ。

1時間のスイミングを終えて満足そうな笑顔で戻って来た。楽しくやることが上達の秘訣だろう。
少し早いが食事に行き、大船に住む妹夫婦の家に訪問するために駅まで送ってもらいバイバイする。

小田急に乗って藤沢まで行き、JRで大船へ。時間が早いので、駅前のデパートを少し覗いて歩いて行く。
久し振りの訪問で話が弾む。義弟はボランティアの会合があり、少し遅れて帰宅し、森の話に耳を傾ける。 横浜市は水源の森を山梨県に所有しており、その維持・整備にボランティアが活動していると。凄いことだ。

夕食のご馳走をたっぷりといただきながら杯を重ねる。リタイヤした後の生き方も色々とあるが、目下の ところ2人とも充実しているのは有難い。健康第一と確認してご馳走様でした。
JR・小田急で鶴間まで行き、タクシーで家に戻る。

○1/10(水).晴れ

今日で帰宅する。妻が浅草に行ったことがないと云うので立ち寄って帰る計画だ。
孫娘の登園を見送り、車で林間中央駅まで送ってもらう。孫息子に一緒に大阪に行こうかと云うと 始めはイヤだと云っていたが、そのうちに一緒に行くと云い出し、困ってしまう。止むを得ず一駅だけ 一緒に東急に乗り、戻りバイバイすると納得してバイバイしてくれた。まだ可愛い。

浅草・雷門


東急で三越前まで行き、地下鉄に乗換えて浅草に向かう。駅から地上に上ると早くも人の波が続く。 道標の必要がない位に人波に任せて進むと雷門に到達する。
京都と同じように観光用の人力車の呼び込みが多い。
観光ビデオでは見慣れた大きな提灯を背景に写真を写す人が多い。本当に大きな提灯だ。提灯の底を 見ると見事な龍の彫刻が施されている。大きくて高く飾られているので見られる彫刻だ。

浅草寺に続く仲見世も人が多い。まだお正月飾りが賑やかに彩られている。人形焼が売られていたので 記念に購入する。
店もそれぞれ飾られているが、仲見世の街路上に懐かしい飾りが掲げられている。1個づつ写して行くと 12個飾られていた。 青空とマッチして日本古来の図柄が映えて美しい。店を覗きながら仲見世の情緒を楽しむ。
 
雷門
雷門・提灯.. 底の彫刻→
仲見世の賑わい

(仲見世の飾り-1)

(仲見世の飾り-2)

画像をクリックすると拡大します。

ユックリと仲見世を進む。色々な店が軒を並べている。観光客と地元の方とが入り混じった華やかな雰囲気だ。 所々の店を覗き、宝蔵門に進むが、改修のためテントで覆われている。
五重塔を横に見て、浅草寺の観音堂に向かう。よく撮影されているお線香を供える所で煙を浴びて、 観音堂に参拝する。ここにも大きな提灯が飾られ、下の彫刻をパチリ。
 
五重塔
観音堂
お線香
観音堂・提灯.. 底の彫刻→

浅草寺の境内から出て、周りの商店街を散策する。下町の風情がただよう落着いた雰囲気だ。
方々をブラブラとし、昼食を「もんじゃ焼」にしようと探す。2.3軒見つけて、行列があった混んでいそうな 所に入る。「もんじゃ焼」は初めてで、店の人におすすめを聞くとミックス焼と明太子焼をすすめられたので 注文する。小さな鉄板なので、どうするのかと教えを乞う。店の人が見本を見せてくれるが、1枚づつ 焼くのだ。土手を作り出汁を真ん中に入れ、混ぜ合わせて焼いて行き、小さなコテで端から押さえ付ける ようにおこげを食べると。なかなか美味しい。
明太子焼は自分達でトライする。上手く出来た。同時に2枚出来ないスペースなのでユックリと2人で食べるようだ。 美味しいが、粉文化で育った大阪人としては少し頼りない。やはり「お好み焼・たこ焼」の方が 合っている。

ブラブラとして雷門の前に戻ると人だかりだ。何かと覗くとゲイなのかパーフォーマンスをやっている。雷門の 前で不自然だが、東京の一面なのか。
隅田川方向に進む。川向こうに珍しいモニュメントが見えたので近くに行く。アサヒビールのビルの屋上に西遊記の 「きんとん雲」のようなものが光っている。アサヒビールの方が居られたので聞くと聖火台と聖火をモチーフと したフランス人のデザインとか。納得。
 
もんじゃ焼
雷門前のパーフォーマンス
アサヒビール屋上のモニュメント

地下鉄で神田、JRで東京へ行き、駅弁を買って15時56分発のこだまで帰阪の途につく。
三島付近では暗くなって来たが、富士山のシルエットが頂上まではっきりと見られる。もう1時間早ければ 夕日に輝く富士山が望まれたのだろう。残念だ。
本を読んだり車窓から眺めたりとし、ビールで乾杯して弁当を食べる。

孫息子の3才の誕生祝を兼ねて上京した。孫達の成長を楽しみ、スキンシップもすることが出来た。おもちゃも 進化し、時代の変化をこんな所からも実感出来た。これからも元気で!!

箱根へのドライブ、浅草の散策と自然と下町の味わいを楽しむことが出来た楽しい旅だった。






    
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