○ 「万博記念公園散策」(2011.04.09) 毎年、春秋に実施している「スイス・ドイツ旅行」 メンバーの今春のイベントは、EXPO'70の跡地の「万博記念公園散策」となった。 今回は小生が幹事を任され、「万博会」で良く訪れている「万博記念公園・日本庭園」の散策を楽しんだ後、アサヒビール吹田工場の見学と 試飲会を楽しむことを目標に企画した。 10時大阪モノレール・万博記念公園駅集合に合わせ、皆さんが三々五々集合される。大津のIさん、河内長野のAさん、尼崎のTさん、高槻の Sさん、神戸のMさんと川西のKさん夫妻、堺のAさんと9名が揃う。 今年は桜の開花が少し遅い上に、開花してから寒い日が続いたので、「万博公園」の桜は満開とグッド・タイミングとなった。皆さんの心がけの 良さが通じたのだろう。 半年振りの再会にお互いの健康を称え合って、改札を出て通路を降りて行くと曇り空と満開の桜の中、「太陽の塔」が堂々と立っている。 入園料250円を支払い、「太陽の塔」の前で記念撮影。曇り空で映えないが、「太陽の塔」の真ん中の「現代の顔」と上部に輝く「未来の顔」が はっきりと望める。 桜が満開になっている東大路に向かうと、天気の悪い中、早くもお花見の場所取りをしているグループもあり、晴天時に比べると花見客が 多く集まっている。「太陽の塔」の裏側には「過去の顔」が描かれており、過去・現在・未来の表情を示しているとか。 まだ人通りの少ない「東大路」の桜並木は見事に満開で、青空であればもっと映えるのだがと思いながら堪能する。 桜と「太陽の塔」の色々なアングルを楽しみながら、ブラブラと当時の「お祭り広場」の横を通って「日本庭園」に向かう。「万博公園」の 「桜まつり」は明日までだが、今日から「チューリップ・フェスタ」と「ポピー・フェア」が始まる。 花壇にはチューリップ、ポピーが植えられている。咲き始めているので、それぞれの会場での観賞が楽しみだ。 バラ園テラスからは「太陽の塔」の後ろが望まれ、「過去の顔」がはっきりと眺められる。 「日本庭園」に入ると人は少なくなる。正面の池と築山の緑は「万博公園」と一味違った日本的な風情を与えてくれる。 池には大きな鯉が群れをなして泳ぎ、前日の雨にもぬかるんでいない遊歩道を「蓮池」「菖蒲園」と進むが、この季節は見所はない。 夏には「蓮酒」を飲ましてくれるイベントもあると紹介し、後1ケ月も経つと遊歩道の両側が真赤になると話しながら「サツキの丘」に進む。 四季折々の木や花を楽しむことが出来る「日本庭園」の魅力に感心されている。白洲の中を川が流れる所や枝垂れ桜も咲き誇っている。 椿の木には大輪の花が咲き、もう少し遠くまで廻れは、紅葉の美しい場所もあることを話して、元の場所に戻る。 時間制限があるので、半分も廻っていないが、「日本庭園」の静かな雰囲気を満喫することが出来た、 「日本庭園」から出て、昼食の場所に移動する前に、「太陽の塔」の裏側が望める場所で記念撮影をパチリ。 さすが、ここは誰も花見客はいなくて、高くそびえる桜は満開で、横の桜の落花が苔の上に白い絨毯を敷いてくれる。 青空だともっと映えるであろう満開の桜の下に敷物を敷き、楽しいお弁当タイムとなる。例年はビールをお持ちいただくAさんが、今回は ビール工場見学があるので、春のラベルが美しい日本酒を持参いただき、全員で再会を祝して乾杯!! それぞれが持参したビール・焼酎に加えて、おつまみ・珍味・お菓子で呑み・食い・しゃべりと楽しい時間を過ごす。 風に舞っている花びらがお酒のコップに入る風情も演出してくれ、近況・旅行の話と話題が尽きない。 全員が6年前の「スイス・ドイツ旅行」から、このようなお付き合いが継続していることに感謝しているのは嬉しいことだ。皆さんも心の中で 大切にされていることが良く分かる。 継続して行こうと、次回は11月下旬に大津方面の紅葉を楽しもうとIさんに幹事をお願いすることになった。 本来ならもう少し楽しい時間を過ごしたい所だが、15時からアサヒビール工場見学があるので、次の行程に進む。 「万博公園」では四季折々の花や木のフェスティバルが行われ、今回は「桜まつり」の真っ只中で、今日から広場の花壇で「チューリップ・フェスタ」が 開催されているので、青々と茂る竹林を通って花壇に向かう。 チューリップはまだ余り咲いていないが、きれいにレイアウトされた花壇には赤・黄色のチューリップが咲き始めている。今日が初日なので仕方がないが、 最盛期の「チューリップ・フェスタ」は色彩豊かでなかなかのものだと話しながら進む。 広い芝生の広場を通り抜けてて進むと広場の端には満開の桜が咲き誇っている。数年前に出来た「足湯」は順番待ちの方が 列をなしているのを横目で見ながら「ソラード」に向かう。 「ソラード」は「万博公園」の中でも好きな場所の一つだ。 造成から30数年を経て豊かに成長した森の上に造られた「空中観察路」や「展望タワー」で、見上げていた森が、目線と平行あるいは下に 望まれる優れものだ。「空中観察路」は高さ3m〜10mで全長約300mで、「展望タワー」の高さは19mだと。 皆さん、童心に帰り、森の上を真横に茂る森の木々を眺めながら、楽しそうに進む。吊橋やアーチ橋もあり、揺らしたりと子供に帰る。 「森の集音器」では座って、森の音を聞いたり、「展望タワー」から、遠くになった「太陽の塔」や歩いて来た道、周辺の景観を 気持ち良いそよ風を味わいながら眺める。 「ソラード」を堪能して、「ポピーフェア」が行われている「花の丘」に向かう。 「ポピーフェア」も今日からスタートなので、まだ花の群生までには行かないが、オレンジ・白・黄色のポピーが咲き始めている。この「花の丘」は 菜の花・ポピー・ひまわり・コスモス等、季節の花を順番に植えて楽しませてくれる。 時間が迫って来たので、森の小道を進んで、広いポプラの並木道を眺める。まだ若葉も付いていないが、これからの季節は見事な並木道に なるのだ。 少し慌ただしかったが、「万博公園」「日本庭園」を散策して、西口から出て、次の目的地「アサヒビール吹田工場」に向かう。 阪急・吹田駅で下車し、「アサヒビール吹田工場」の正門を訪れると見学者通路があり、アサヒビール発祥の地の古い建物と新しい建物が混在した 工場の通路を通り、受付に向かう。 途中の駐車場には観光バスが2台停まっている等、人気のツァーなのだ。 少し急いだので、定刻30分前に到着し、ロビーで待機する。アサヒビールの歴史や商品の展示もあり、興味深く拝見する。昔、知っているラベルも あり、懐かしい感じだ。 15時になり、約40人余りの見学者が映写室に案内され、PR映画を見た後、工場見学に移る。見学中の撮影は禁止なので、写せなかったが、 アサヒスーパードライの缶詰め、荷造りの工程を見ることが出来た。凄いスピードで製造されるビールに感嘆する。 見学後は楽しみの試飲タイムだ。グループ毎に座り、出来立てのスーパードライの生ビールをいただく。美味しい!! スーパードライが発売された時、アサヒビールに努める友人から、箱入りのスーパードライを送ってくれ、その味が、今まで味わったビールと違っているのに 驚き、それ以来、ドライ・ファンになっていた。 しかし、しかし、今日のビールは今まで飲んだことのない位、美味しいのに驚く。呑み助の皆さんもお代りをして出来立ての生ビールを堪能する。 「万博記念公園散策」の「スライドショー」 アサヒビールの正門で阪急とJR方面に分かれるため、秋の再会を願って解散となる。大津付近の紅葉を楽しみに、元気に出会い たいものだ。 呑み助グループは梅田に繰り出して、ガード下の立ち飲み屋さんで大いに交歓する。二次会のこの楽しみも「スイス・ドイツ会」の醍醐味だ。 良い気持ちになり、秋もまたやりましょうとお別れする。充実した一日だった!!
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