「京都・道の駅探訪ドライブ」



◎ 「京都・道の駅探訪ドライブ」(2015.10.07.)

今年の秋は早く訪れている。台風・秋雨前線が落ち着くと、関西は秋晴れの好天が続き、気持ち良い秋晴れの天気が続いている。新聞の旅行案内を見ていると 「京都・道の駅巡りのバスの旅」の案内が掲載されている。
道の駅は、ドライブ途中に立ち寄る好きな場所だが、その道の駅を巡って行くバスツァーが 人気があるようだ。 地図で確認すると、行ったこともある道の駅もあるが、5ケ所を訪れるようだ。これを参考に、秋晴れの日を選んで、ドライブしようと計画する。
快晴の予報なので、9時過ぎに家を出発し、「京都・道の駅探索ドライブ」に出発する。
京都縦貫自動車道が全線開通し、北近畿方面のアクセスは便利になり、高速沿いの「道の駅」が人気だとテレビの情報番組で報じているので、最終的には、 その「道の駅・味夢の里」に向かおうと、大山崎ICから京都縦貫自動車道に乗り、快適なドライブが始まる。
道の駅・新光悦村
京都縦貫自動車道は、交通量も少なく、青空の下、少し色付き始めた木々を見ながら快調に進む。以前、孫娘のバスケットの応援や息子とゴルフに行く時に通ったと 想いながら、最初の「道の駅・新光悦村」に行くべく、園部ICで降りる。
道の駅は、園部ICを降りた正面で、駐車場には、観光バスが3台停まっている。「道の駅ツァー」の観光バスだ。なるほど、人気があることが分かる。
地元野菜売り場は、早くも品数が少なくなっている棚も多く、家庭菜園で作っているピーマン等は、安いのに驚く。袋いっぱいで100円だ。野菜類は、 これから行く道の駅でも買えるとし、店内をショッピングし、雰囲気を楽しむ。弁当・餅・新米等々、品数も多く地元の人も利用しているようだ。
「紫蘇の実」を売っている。家庭菜園のは、枯れて種が自然に落ちるのを待っている状態なので、買い求める。 店舗の外に、「もみ殻」を売っている。大きなビニール袋いっぱいで、250円と安いのが、スタートから重い物を載せるのは止め、他の店でなければ、帰りに 買おうと。
次の「道の駅・スプリングひよし」に向かう。事前の調査で、休日なのは分かっていたが、道の駅の横に「日吉ダム」があるので立ち寄ることにした次第だ。 県道の狭い道には、コスモスが咲き、青空と色付き始めた木の葉を見ながら進む。
「道の駅・スプリングひよし」は休日で閉まっているので、ダム湖「天若湖」まで進み、静から景観を楽しむ。
「日吉ダム」は、発電設備はない貯水ダムで、ダム湖「天若湖」は甲子園球場の約70倍あるそうだ。ダム湖から流れる川が、桂川で嵐山を経由して、淀川に注ぐ 近畿地方の水瓶でもなっていると。昨年の嵐山近辺の水害は、このダム湖の容量がオーバーしたのだろうかと思い、自然の驚異を改めて感じる。
「天若湖」の周辺を廻って次に進もうかと考えたが、案内板の地図では、随分遠回りになるので、諦める。
道の駅・スプリングひよし
日吉ダム
天若湖

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

次に「道の駅・和(なごみ)」に向かうべく、山の中の県道を進む。
窓を開けて走ると、秋の風が気持ち良い。コスモスが方々に咲き乱れる秋の風情を楽しみながら進む。カーナビが古いので、新しい道ができている所が分からず、 旧道をぐるぐる廻るアクシデントもあったが、山間の静かな道を抜けて「道の駅・和」に到着する。
ここにも観光バスが停まっていて賑やかだ。野菜類は少なくなっていたが、丹波黒豆の枝豆や丹波栗やコスモスを売っているので、買い求める。道の駅での 買物の注意点としては、野菜類は早く買い求めないと売り切れになる。名産品は、何処の道の駅でも、同じ価格で売っている。花や野菜苗は、 何処にでも売っているものではなく、必要なら、見付けた時に買うべきだと。
名産品を買い求めたので、次の「道の駅・瑞穂の里さらびき」に向かう。
国道27号線を戻り、国道9号線を越えて、山に近い道の駅に到着する。この道の駅も盛況で、昼食を食べようとする観光客・地元の方・作業員で、食堂は満杯 の状態だ。昼食は。「道の駅・味夢の里」で食べることにし、虫養いに名物の「黒豆コロッケ」と「猪肉コロッケ」を順番待ちして食べる。なかなか美味しい。
道の駅・和
道の駅・瑞穂の里さらびき
黒豆コロッケ

最後の目的地「道の駅・京丹波味夢の里」に向かう。
この道の駅は、京都縦貫自動車道が全線開通した時にオープンし、高速道路と地道の両方から行ける道の駅になっている。最近のテレビの旅番組にも、よく紹介 されている人気の道の駅で、楽しみだ。
国道・県道に道標が見当たらず、途中のスーパーで尋ねたりしながら、細い県道を高速道路の方向に上って行くと、新築されたきれいな 「道の駅・京丹波味夢の里」が見え、広い駐車場に駐車する。小高い丘の上に建ち、周囲には古墳が点在している見晴らしの良い所だ。新しい店内には、 高速道路のSAのような店構えで、広々している。所謂、道の駅ではなく、SAの様相が強い所で、高速からの観光客が多く、PRも行き届いているので、 大いに賑わっている。
売店エリアの反対側の建物は、フードコートとレストランになっていて、レストランは食べ放題の昼食を待つ人が並んでいる。フードコートには、蕎麦打ちのコーナーもあり、地元の 蕎麦を打って食べられるので、注文し、温かい蕎麦を賞味する。なかなか、安くて美味しい。
食後、道の駅を探索する。広い敷地で、売店の品数も多く、京都名産が揃っているのは、SAとしての機能が、勝っているのだろう。地元の名産もあるが、 他の道の駅に比べると少し割高だ。駐車場に戻り、整備された塩谷古墳群眺める。古墳教室もあるらしいが、こんな場所に、古墳群があるのは珍しく、 美しい景観とともに楽しむ。
道の駅・京丹波味夢の里
SAのような売店
古墳群の景観

本日の目的も達成したので、のんびりと県道・国道を園部まで戻り、往路立ち寄った「道の駅・新光悦村」に向かう。
帰路に買おうと思っていた「もみ殻」は、たくさん積まれていたのが、少なくなっている。1袋(15kg?)を買い求める。野菜類は、全て売り切れで、 やはり、朝一番に買っておかねばだめだと再認識する。
園部ICから高速に乗り、順調に大山崎ICを経由して、15時過ぎに帰宅する。約150kmの秋のドライブを楽しんだ次第だ。
「京都・道の駅探訪ドライブ」と銘打っての道の駅巡り、秋本番の京丹波路を満喫し、道の駅での買い物の仕方を学んだ、有意義なドライブだった。 これからも、滋賀・奈良方面の道の駅探索にも、機会があれば遠征したいと。





    
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