「スイス・ドイツ会 in 神戸」



◎ 「スイス・ドイツ会 in 神戸」(2015.11.28.)

毎年、春秋に実施している「スイス・ドイツ旅行」 メンバーの今秋のイベントは、幹事役の神戸のMさんの提案で、旅行実施10周年を記念し「スイス・ドイツ会 in 神戸」と洒落た冠を戴いた催しとなった。 この「スイス・ドイツ会」が、10年間も継続していることに驚くと共に、仲間との交流の深さに感謝する次第だ。
数日前までは、天候不順だったが、毎回「スイス・ドイツ会」は天候に恵まれており、今日も紅葉狩りや博物館鑑賞には、絶好の天候となった。
10時・JR三ノ宮駅駅集合に合わせ、8時30分前に家を出て、定刻前に三ノ宮駅に到着すると、高槻のSさん夫妻とお会いし、集合場所には、大津のIさんが居られ、 幹事役の神戸のMさん、塚口のTさん父娘、川西のKさんと集まり、皆さんと半年ぶりのご挨拶。河内長野のAさんも来られ、神戸市森林公園行のバス停に向かう。 今年の天候は、暖かかったり、寒波が来たりと不順だったので、紅葉の進み具合や彩が例年より劣っていると。幹事のMさんが、割引乗車券を事前に購入して いただいており、安価な交通費なのは感謝だ。
色付いた針葉樹
サンタクロース
土曜日なので、もっとバスは混雑していると思ったが、我々の10人グループとあと5-6名で、全員座ることができた。
神戸森林公園へは、40数年前に行った記憶があるが、遠くて不便な場所だった印象しか残っていない。
神戸の急な九十九折れの山道を上って行く。 約20分ほど乗車し、森林公園に到着すると外気は、少し冷たく感じ、森の息吹が感じられる。
森林展示館への道には、少し色付いた大きなセコイヤ系の針葉樹の木々が茂り、日本と違った雰囲気だ。木々には、クリスマスツリーの飾りも付けられており、芝生の上には、 そりに乗ったサンタクロースが迎えてくれる。夜にはライトアップされるそうだ。
森林展示館を見学する。中央には、世界一の巨木「ジャイアント・セコイヤ」の輪切り(樹齢約2000年)が展示されいる。その大きさに驚き、周辺の展示品を見学する。 その中に、幹事役のMさんが写された写真が、今年の森林公園のカレンダーに採用されているのを拝見する。昨年春、撮影された満開の桜で、4月のカレンダーと なっているのだ。仲間には、素晴らしいカメラマンが居られるのを再認識する。
Mさんが依頼していただいていたガイドさんの案内で、公園内を見学・散策する。まずは、高い「セコイアメスギ」について説明を受ける。北米西部に生え、 高さ90-110mもあり、上を見上げるのも苦しい位だ。
サンタクロースのオブシェの前で、ガイドさんに全員写真を写していただく。
ジャイアント・セコイヤ
セコイアメスギ等の森林 セコイアメスギ
サンタと記念撮影

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

ベテランのガイドさんを先頭に、広い森林公園の散策が始まる。今年は、暖かい日や寒い日が交ざり、紅葉の度合いはバラバラで、鮮度は今一つだそうだ。 緑の葉・黄色い葉・紅の葉と入り混じった色彩で、それなりにコントラストが面白い。しかし、全山紅葉の方が嬉しいのだが。
青空に映える紅葉は美しく、この半年の出来事を話しながら、のんびりとしたペースでアップダウンの山道を楽しむ。
「いろはもみじ」の種子を吹くとヘリコブターのようにクルクルと舞って落ちるのを、童心に帰って、それぞれが試みる光景を笑いながら眺める。自然は子供に 返すのだ。
青空と紅葉
楽しく散策
紅葉

広い森林公園の中には、サザンカや松等の木々も茂っているが、どの木も背が高く。日頃見慣れた高さでなく驚く。やはり、この季節は紅葉。 所々に、真っ赤に色付いた紅葉が輝いている。緑とのコントラスト、陽に輝く枝振りをパチリと。
背の高いサザンカ
緑の葉と紅葉
紅葉

森林公園の中には、大きな長谷池があり、その周辺を散策するのも趣がある。池の中の橋を渡って進むと、池畔に珍しい木「ラクウショウ」が植わっている。 木の根元から、こぶのように気根と呼ばれる根が上に伸びているのだ。マングローブは上から下に伸びているので、反対なのだが珍しい。
ガイドさんにお礼を云ってお別れし、森林展示館に戻る途中に、Mさんが写し、カレンダーに採用された桜の木は、枝が落とされていたので、あのカレンダーは、 桜の木の最後の雄姿だったのだと話しながら、坂道を上って行く。
木々には、動物のイメージの仮装も飾られ、小さな子供たちにも喜ばれる企画も散りばめられ、家族で来ても楽しい工夫がされているのは、大したものだと 話しながら戻り、森林展示館前のベンチで、一休みし、持参のお菓子や飲み物(焼酎等)で、談笑する。皆さん元気だ。
長谷池
ラクウショウ 熊の木
ベンチで一服

ここでの昼食もできたが、バスの時刻もあり、神戸市内まで降りて、昼食とする。 バスだ三宮まで戻り、神戸市役所の24階の食堂街に向かう。この間に、Mさんが、次に行く「大英博物館展」の割引券を購入のため、奔走していただく。
展望台で神戸港の景観を楽しむ。眼下には、もう直ぐ開催される「ルミナリエ」が見られる。「ルミナリエ」開催時に、ここから見たことはあるが、昼間の装置を見る のは初めてで面白い。 山側の景観も楽しんでいる中に、Mさんが到着し、改めて感謝だ。
神戸港方面展望
ルミナリエ
山側の景観

石焼ビビンバ
楽しい昼食
神戸市役所の24階には数軒のレストランがあり、韓国料理店で、全員「石焼ビビンバ」を頼み、10周年を記念して乾杯!!。
「石焼ビビンバ」には、韓国風に小皿も多く付き、美味しくいただく。
10年前の5月に、初めて会い、「スイス・アルブスやドイツ」の旅を楽しみ、帰国後の交流が始まり、毎年2回のイヘント開催を続けられていることは凄いことだと。
毎回、幹事が変わり、関西地区の主要な所に訪れることができたのは嬉しい・・・・等々の話題で盛り上がる。
次回は、来春「今井町」に行くことになり、楽しい昼食を終える。
昼食を終え、神戸市立博物館で開催されている「大英博物館展」に向かう。丁度、「ルミナリエ」のアーチの下を通り、今年の盛況を願いながら博物館に進む。 Mさんが調達していただいた割引券で入場するが、見学者の多さにに驚く。
ルミナリエのアーチ
大英博物館展
会場内は撮影禁止なのは仕方なく、人混みに押されるように100点展示されている「大英博物館」のコレクションを見学して行く。
歴史を8章に分け、①「創造の芽ばえ」、 ②「都市の誕生」、③「古代帝国の出現」、④「儀式と信仰」、⑤「広がる世界」、⑥「技術と芸術の革新」、⑦「大航海時代と新たな出会い」、 ⑧「工業化と大量生産が変えた世界」と時代毎のブースを見て回る。小さい展示物ばかりだが、その時代の特徴を示すものが展示されており、 改めて歴史を復讐することができた。 エジプト時代のミイラの棺・ローマ時代の皇帝胸像・柿右衛門の象等々、観たこともある史料もあるが、多すぎて頭の中は混乱したのが実感だ。
見学を終え、来春の再会を期して、ここで解散となる。希望者は二次会に進ことになり、三宮の地下街の居酒屋を探すが、土曜日で人が多く、 6名が入る所が見当たらず、ウロウロした後、やっと席があり、改めて乾杯!!
話題が次から次へと出て、楽しいひと時を過ごし、お開きとする。来春も元気で会いましょうとお別れする。





    
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