「京都・東山へのお花見散策」


「京都・東山へのお花見散策・行程MAP」

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◎ 「京都・東山へのお花見散策」(2019.04.06)

関西の開花状況は平年並みだったが、開花後の真冬に戻ったような花冷えで、満開までは少し遅れていた。
ここ数日の暖かさで、各地の開花は進んだようで、京都の桜も見頃・満開とあるので、暖かさに誘われてお花見散策に出掛けることにする。
高瀬川の桜
鴨川の景観
10時前に家を出て、駅前のスーパーで弁当を買い、満員の電車で河原町に向かう。車窓から見える桜は満開が多い。
河原町駅から地上に出ると高瀬川沿いに咲く桜は満開で、撮影する人で混雑している。外国人も多く、日本の春の風景に満足しているようだ。
雑踏の中進むと、先斗町の路地を撮影する人の多くは外国人なのに驚く。四条大橋から鴨川を眺めると暖かくなったので、等間隔に座っている人も あり、それも外国人が多い。河川敷の桜も満開のようだ。曇り空だが、青空も見え、絶好のお花見日和だ。何時もは、まっすぐ八坂神社に向かうが、 今回は逆コースで巡ろうと左折して白川方向に向かう。
白川に向かう広場の桜も満開で、たくさんの観光客が押し寄せている。着物姿の女性に混じって、男性も着物姿のカップルもいる。その8割りは外国人で、 欧米の方も着物姿の写真撮りに忙しい。
白川のほとりに進み、川面と桜を橋の上から写そうとするのも順番待ちの状態で、川沿いの石畳を進むと結婚式の前撮りのカップルの周りは、外国人の 撮影ポイントとなり、人だかりだ。便乗してパチリと。
何時もいる鳥の姿は見えず、桜並木を眺めながら白川橋まで進み、川面と赤い神社の柵と桜を写して次に進む。
白川への広場と桜
白川の川面と桜 結婚式前撮り
白川と赤柵と桜

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

夜の繁華街を抜けて八坂神社に向かう。神社の入口の階段は、思ったより観光客が少なく、境内の露店も余裕がある空間があり、本殿の参拝者も 少ないのには驚く。参拝した後、円山公園方向に進む。
公園の桜も見頃で、広場には花見客がゴザの上で宴会真っ盛りだ。円山公園のシンボルである枝垂れ桜を見物に向かう。数年前、訪れた時にその衰えに 驚いたが、見事な枝垂れ桜が咲き誇っているので一安心だ。やはり、この木の周辺の観光客は多く、写真を撮っている。
円山公園の桜を愛でながら公園の奥に向かう。奥の方が人が少なく、落ち着けるのとまだ若い枝垂れ桜があるからだ。坂本龍馬と中岡慎太郎の像が 立っている横辺りにその枝垂れ桜が植わっている。木はまだ細く若いが、花々は枝垂れ桜の様になり、見事な枝ぶりだ。その横の小さな空間で お弁当にする。枝垂れ桜を眺めながらの弁当は最高で、ビールで乾杯し、桜を愛でながら美味しくいただく。
八坂神社
円山公園の枝垂れ桜 池と桜
新・枝垂れ桜 龍馬の像

お弁当を食べ、円山公園の満開の桜を眺めながら知恩院方向に向かう。
観光バスが多く駐車し、関東からのバスが多いことにも驚く。知恩院の三門への階段の桜も満開だ。新元号「令和」と書かれた看板も掲げられ、 お祝いムードもあるのを眺めて、東山下の道を平安神宮に向かう。
紅葉の季節の散策も趣あるが、新緑と桜のこの時期の散策も気持ち良い。お寺の境内に白く咲き誇る桜色の花と新緑を眺めながら平安神宮に近付くと 人が多くなり、堀端に咲き誇る桜も見事だ。十石船の運航を観ることは出来なかったが、船上からこの桜を眺めると美しいだろうと思いながら 朱色の大鳥居をくぐって平安神宮の境内に入って行く。先程から、彩り豊かな古風な衣装を着た集団と出会ていたので、何かあるのかと尋ねると 「よさこい演舞会」があるのだと。面、白そうなので、会場に向かう。
知恩院
平安神宮濠の桜
平安神宮・大鳥居

京都市立美術館前の広場に「よさこい演舞会」会場があり、全国各地から集まった団体が演舞を行うのだ。岡山・東京・奈良・大坂・京都の各団体の 「よさこい音頭」の舞を鑑賞する。皆さんの衣装はカラフルで、上の布をさっと脱ぐと衣装が変わったりと見応えのあるものだ。
何回も出場している団体から初めて出場する団体と各チームのカラーが出て楽しい演舞だ。こんなにたくさんの人が出場しているのに驚くとともに、 その人口が全国的なのにはより驚いた。地元の同志社大学から2チーム、同志社女子大学から1チームが出場していて、若さ溢れる演舞には、思わず 魅了されるくらい引き込まれた。良き青春を謳歌している姿に拍手だ。
よさこい演舞①
よさこい演舞②
よさこい演舞3

若さのエキスをもらって、前の「みやこめっせ」の中を見学する。ここは「京都マラソン」のゴール後の更衣場で、息子が走った時着替えするのを待っていた 場所だ。中に入れず、外で待っていたので、初めての訪問だ。外には「光源氏と紫の上」の像も立ち、都の風情を表している。内部も木目調で飾られ、 なかなかのものだった。
鴨川の河川敷を歩くことにする。風もなく気持ち良い天気に誘われて、たくさんの方が歩いたり、桜の花を鑑賞している。土手の上から垂れ下がる 桜の枝を間近に観ての桜もgoodだ。三条大橋を渡り、錦市場に向かう。
錦市場も人が多く、外国人の多いのに改めて驚く。久し振りの錦市場は、外で食べる食べ物が多くなり、歩きながら食べている人や店の椅子で食べている 人が多く、それもほとんどが外国人だ。京都は外国人の観光地で日本人の観光客が少なくなっているとのニュースは本当だとこの一日で感じた次第だ。
みやこめっせの光源氏像
鴨川河川敷の桜
錦市場

春の気持ちの良い一日を京都・東山のお花見を楽しみ、外国人の多さを再認識した散策を終え、高槻の新しく出来たっ「鮨・居酒屋 杉玉」で 乾杯する。寿司屋チェーン店が居酒屋風にした店で、美味しく安いのは嬉しい限りだ。
気分楽しく帰宅し、ゆっくりと風呂に入り、春の一日を満喫したことに感謝する。本日の歩行歩数は、16,500歩だった。




    
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