「高槻 明神ケ岳コースハイキング 」



◎ 「高槻 明神ケ岳コースハイキング 」(2021.06.30. 8.5km.)

今年の梅雨入りは早かったが、中休みも多く、近くの「安満遺跡公園」の早朝散歩に励んでいた。
コロナ騒動も緊急事態宣言からまんえん防止となり、この状態で、オリンピック突入は危惧される。中止も無観客の議論もされず、有観客での実施に突き進む政府は ワクチン接種に注力していたが、それも不足となり、今後の抑制効果が心配だ。
今月中旬に、コロナのため1年半中断していた「奥州街道」紀行の予約を入れているので、少し身体を慣らす必要もあるので、近くのハイキングコースの散策を計画し、まだ 行っていない「明神ケ岳ハイキングコース」に行くことにし、明日からは梅雨空が続きそうなので、少し暑くなる今日実施することにする。
安満遺跡公園
広い原っぱと遊歩道
8時30分頃、家を出発して、毎朝散歩している「安満遺跡公園」を通ってJR高槻駅に向かう。
「安満遺跡公園」は京大農学部の農場跡で、甲子園球場4個分の広さがあり、公園の遊歩道は一周1500mと整備されている。毎朝、二周半程度 散歩するのが日課になっているお気に入りの場所だ。
遊歩道を散策する人、ランニングする人も多く、この時間も結構人が集っている。休日には、芝生広場でサッカー教室が開かれたりと使用頻度が 大きいオアシスとなっている。
JR高槻駅のコンビニで弁当を調達し、9時34分発のバスで樫田校前まで進む。バスには、シニアのハイカーがたくさん乗っており、満席状態だ。
10時20分、身支度を整えて、樫田農協前からハイキングをスタートする。気温は23℃と蒸し暑く前途多難な感じがする。国道を進み、三叉路を 左折すると樫田トンネルが見える手前に道標が立ち、右上の道を上って行くとゲートがあり、横からすり抜けて進むと「明神ケ岳」の道標が 山道に向かうよう指示してくれる。いよいよ本格的なハイキングだと急な杉木立の中の坂道を上って行く。
樫田トンネルの手前を右折
明神ケ岳の道標
急な坂道

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

急な山道を上り始めるが、久し振りなので、直ぐに息切れ状態なのは情けない。
山道は険しくなり、急角度の勾配には、プラスチック製の階段が設置されている。フーフー云いながら上り切ると緩やかな落ち葉の道となり 気持ち良く歩行できる。久し振りの山道は気持ちが良い。
快調に進むと数年前の台風の影響か倒木が多くなり、道を塞ぐ木もあり、その下をくぐって進む。やがて第一ポイントの鉄塔に到着し、 ここで一息入れる。
かいだんの山道
木立の道 倒木
第一鉄塔

木漏れ日を浴びながらの歩行は気持ちが良いが、風がないので蒸し暑く、汗が流れる。緑の木立を楽しみながら、緩やかな アッブダウンを楽しみながら進む。
このコースは、大阪府と京都府の境界線を結んでいるようで、道端に赤い境界標識が埋まっている。尾根伝いでもなく、曲がりくねった 境界線の設定はどうしたのかと興味深く、標識を辿って進むと大きな木が根っ子から掘り起こされて倒れている。台風の激しさを 再認識した次第だ。
緑の木立
府境の道 標識
根っ子からの倒木

なだらかな道を進むと明神ケ岳の道標も立ち、安心して進めるのは有難い。緩やかな上り坂を木々を眺めながら進むと「明神ケ岳」山頂の 道しるべが立ち、その横には「三角点」の標識もある。ここは海抜523.5m 地点だと。
山頂周辺は木々に囲まれて、景観を望めず、残念な気持ちだが、目標に到達した満足感で一息入れる。(11:20-11:25)
道標
木立の道
明神ケ岳山頂 三角点

次の目標は第二鉄塔だ。子供達が小さい時、近くの山の鉄塔巡りを何度かやった。鉄塔は、山の少し小高い丘に建っているので、一つの 鉄塔から次の鉄塔に進むには、道なき道を薮漕ぎしなから下り、そして上るの繰り返しで、そのアップダウンに苦労したことを 想い出しながら、山頂から山道を下り、そして上るのだ。
緩やかな落ち葉の積もる下り坂から上り坂を進むと第二鉄塔に到達する。この先にビュースポットがあるらしいので、そこで昼食にしようと木立が茂る 山道を進む。
落ち葉の積もる山道
第二鉄塔
木立が茂る道

大阪府と京都府の境界線上を進んでいるので、北側に空間があれば、亀岡市方面が望まれると思いながら進むが木立が続き、展望が効かない。
南側に大きな空間があり、台風で倒れた木々の集積場となっているのを覗き込み進むと山道を封鎖するような倒木があり、それを迂回して 進むと第三の鉄塔が見えてきた。
第三鉄塔はマップにはなかつた思いながら下まで行くと亀岡市がはつきりと観える。ここがビューポイントだ 思い、涼風を感じながら亀岡市を望みながら昼食とする。(11:40-11:55)
台風の傷跡 山道を塞ぐ倒木
第三の鉄塔
亀岡市を望む 弁当

昼食を食べ、景観を楽しんだが、コースに疑問を持ち、スマホで現在地を確認するとコースから連れていることが分かった。間違いと気付き、 元来た道を戻ることにする。万寿峠があるはずだが、無視してきたのだろう。
先程、倒木で塞がれ迂回した所で、そのまま下に下るのがコースのようだ。倒木の封鎖が人工的なのは、その注意だったのだろうが、前半と 同じように道標があれば・・・・と。この辺りが万寿峠と推察し、下って行く。
上りの坂道も急だったが、下りの勾配もきつく、滑らないように注意しながら下る。山道が水でぬかるんでいる所もあり、ジグザクに下って行くと 林道に出て、一安心する。
下り道
木立が深い道
林道

林道は、ハスの終着駅・中畑回転場を通って、田園地帯の樫田集落に続いて行く。この区間のバスは2時間間隔での運行なので、見逃すことは 出来ない。
樫田集落
大神宮社の参道
古い建屋のある集落を進み、大神宮社の参道に至る。以前に参拝したことがあるので、パスして進む。
山道と違って、舗装道路は歩き易いが、やはり地道の方が良いと思いながら歩を進める。山道は蒸し暑かったが、里の道は涼風も吹き、陰を より分けて進むと快適だ。
本来のハイキングコースは、その先の高槻ゴルフ場の手前を左折し、森林公園まで行くのが正解だ。時間が厳しいので、急ぎ足で進み、左折するが、 作業所の中に入って行くようで、抜けられるのか分からない。時間の制約もあるので、無理せず、スタートの樫田校バス停に向かうことにする。
丁度、明神ケ岳を一周してきたコースに短縮したのだ。バス停で冷たいジュースを飲み、30分位ベンチで過ごす。
14時20分発のバスは、小学生も乗り満席で、JR高槻駅に向かう。高槻駅に着き、久し振りに生ビールで乾杯する。何か月降りだろうか。 まん延防止措置期間中は、19時までしか酒類の提供はできないので、本当に久し振りだ。
帰りはバスに乗り、16時前に帰宅する。久し振りのハイキングは気持ち良く、「奥州街道」紀行の予行演習ができたことは嬉しい。 今日の歩行歩数は、21000歩だった。





    
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