「明石散策と西宮ガーデンズ見学 」



◎ 「明石散策と西宮ガーデンズ見学 」(2021.11.06 8.0km.)

コロナ禍で巣篭り状態の夏・オリンピックも終わり、残暑厳しい時期が過ぎ、やっと秋らしくなってきた。
コロナ感染者もワクチン効果か減少の一途となり、衆議院選挙では、大半のマスコミの予想を裏切って岸田内閣が過半数を奪った。 プロ野球では、阪神が息切れし、ヤクルトに敗れ、CSでも5割を切った巨人に敗れる事態だ。その中、パリーグでは、オリックスがロッテを 打ち破って25年振りの優勝となった。CSでロッテを打ち破り、日本一へのステップを期待している所だ。
横浜に住む長男が出張で帰省できることになり、何処かに行こうとの誘いがあった。一昨年の「白浜旅行」以来の家族での会食を二男も 参加して行うことになった。会食は夜とし、昼間は彼がまだ知らない明石を散策することにする。
仕事で大阪泊の長男と10時・大阪駅の新快速列車の前から2両目・後部扉付近で待ち合わすことにし、9時前に家を出て、指定の列車に乗り込む。 土曜日で、乗客も多かったが座席を確保でき、大阪駅で長男も乗り込んできて、久し振りの再会。
ボックス席に座ることができ、現状報告や孫たちの動向の話が弾む。「明石焼」を食べたことがなかったと云う長男の発言に驚き、家族で 明石には行っていなかったことを認識する。
明石駅にスーツケースを預け、観光案内所で観光Mapと「明石焼」Mapを入手して「魚の棚」商店街に向かう。久し振りの訪問だが、 コロナ禍の影響も少ないような人込みに安堵し、威勢の良い街並みを楽しむ。
名物の焼アナゴが店頭に並び、獲れ立ての魚類が並べられている。タコもにょろにょろ動いている様は「魚の棚」だ。
魚の棚・商店街
焼アナゴ
獲れ立ての魚

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

「明石焼」の店もたくさんあり、何処に入るかと迷いながら、商店街を一周し、長い行列のある店に決めて並ぶことにする。 この「たこ磯」が何故人が並んでいるか知らないが、心理的に行列のある店に魅力があるのだろうと20分余り並ぶ。若い カップルや年配の観光客も並んでいる。
席に座り「明石焼」を注文するが、中身はタコと思っていたが、アナゴもあるのには驚き、両方を頼みシェアすることにする。 やがて熱々の「明石焼」が板の上に並んで運ばれてくる。瓶ビールで乾杯し、熱々の「明石焼」を頬張る。出汁と卵焼きの ハーモニーが絶品だ。タコは知っているが、アナゴは初めてなので味わうとアナゴの味と食感が美味しい。
タコとアナゴが両方入っている「明石焼」もあるが、味を対比するには別々に味わう方が良い。
息子も初めて味わう「明石焼」の風味に満足している。店内の客も満足げに食べている平和な風景だ。15個入りの「明石焼」を3皿 シェアしながら味わい満足した昼食を終える。(12:15)
魚の棚の入り口
盛況な明石焼屋
明石焼

秋晴れの青空が気持ち良い「明石城址」公園に向かう。
「明石城址」には、 コロナ禍前に「青春18きっぷ」で訪れた 「姫路城・明石城址のお花見」以来の訪問だ。城跡の桜が見事だったのを覚えている。
入口付近には「菊花祭」の菊人形の展示や丹精込めた菊の花が飾られ、秋の情緒を満喫する。城址公園には、老若男女が三々五々散策して おり、この間までのコロナ騒動の反動のように嬉々としている。さすが日本、全員マスク姿なのには嬉しい限りだ。 菊人形や見事な菊の花を眺めて、城内に進む。
明石城址入口
菊人形
見事な菊の展示

城内に入ると人混みもそれなりにあり、秋晴れの公園を楽しんでいる。満開の桜の木々の葉も散り、お花見の景観とは違うが、青空に 「明石城」の残っている石垣と櫓が堂々と迎えてくれる。
公園の中をぶらぶらと巡る。子供達もたくさん遊んでおり、秋の休日だと実感する。
大きな池には、ボート遊びをする家族連れも観られる平和な空間だ。櫓に向かって坂を上り、木陰のベンチで一息入れると涼風が 気持ち良い。櫓の近くに向かうと明石市街や明石大橋が展望でき、城の上に上ったと景色を見渡す。
所々に紅葉も眺められる秋の「明石城址」を堪能して、明石駅に戻る。
明石城址の石垣と櫓
城内の池
櫓からの展望 紅葉

夜の二男を交えての会食まで時間があるので、オリックス・ブルーウェーブズがパリーグで優勝したことと子供たちが「阪急ブレーブス 子供会」に入会し、オリックスの前身である阪急ブレーブスを応援した拠点だった西宮球場跡に建った「西宮ガーデンズ」の 見学に向かうことにする。
妻や長男が初めて乗る山陽電鉄で新開地まで行き、阪急電車に乗り換えて西宮北口まで進む。西宮北口には来たことがあるが、 球場の跡地「西宮ガーデンズ」を訪れるのは初めてだ。大きなショッピングセンターに衣替えし、買物客の多さに驚く。 案内所で「阪急ブレーブス」の展示コーナーの場所を聞き、館内を眺めながら進む。
小生は叔父の影響で、早くから阪急ブレーブスのファンだった。子供たちが小学生低学年の頃から「阪急ブレーブス子供会」に 入会させ、一緒に西宮球場に応援に行ったものだった。それ以降、長男はブレーブス・ファンで、京セラドームへも応援に行っている 熱心さだ。 今年25年振りの優勝で、イチローが居る時以来の優勝で歓喜した次第だ。
館内の一角に「阪急ブレーブス」のメモリアルコーナーがあり、西宮球場の模型やパリーグ優勝・日本一になった時のフラッグや トロフィーが展示されている。
西宮球場の模型
優勝フラッグ・トロフィー
西宮球場の模型を観ながら、当時の応援風景や二階席の観戦ベンチの話をしたり、息子が応援した時代の山田・福本・加藤たちの写真を 眺め、阪急ブレーブス最後の試合観戦での上田監督の挨拶等を想い出しながら語り合う。
球団の歴史年表があり、その中には昔の懐かしい名前が並んでいる。天保さんから始まり、梶本・米田・足立投手やレインズ・ブリッツトン・ スペンサー・バルボン等の外国選手、それに全盛期の山田・福本・加藤・長池等々の懐かしい名前が並ぶ。あの頃を思い出しながら、 阪急からオリックスになり、ブレーブスの名前が無くなったのは残念なかぎりだ。 ロッテとのCSに勝ち、パリーグ代表で日本一になることを願いたいものだ。
会食の時間が迫り、急いで高槻の二男が予約してくれた焼鳥屋に向かう。 一昨年、金婚式の祝いをしてくれた「白浜旅行」 以来の四人での会食だ。久し振りの生ビールで乾杯し、美味しい鶏料理や焼鳥を肴に、楽しいひと時を過ごす。二人共、良き親父となり 元気にしているのは何よりだ。楽しい時間を過ごすことができ、感謝だ。
楽しい一日を過ごし、帰宅してゆっくりと休む。





    
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