「石切温泉での三二同窓会」



◎ 「石切温泉での三二同窓会」(2022.05.12-05.13. 5.0km.)

コロナ禍の規制が解除された時期を狙って、小学校からの同窓生OG君とA君とは、懇親会を行っていた。その宴会の盛り上がった頃、毎回、東京在住の OK君に電話をし、大阪勢の元気な様子を知らせ、羨ましがらせていた。そして、OK君が来阪した時は、一緒に懇親会を行おうと。
昨年、小学校からの同級生M君が闘病及ばず亡くなり、高校時代の卓球部の仲間であったOG君・OK君が弔問に行くことが決まり、そのOK君来阪の機会に 念願の懇親会をすることになった次第だ。OG君の幹事の下、14時環状線森ノ宮駅集合で、石切神社参拝の後「ホテル・セイリュウ」で懇親会を行う ことになった。全体の同窓会はできないが、三二同窓会を行う次第だ。
大阪駅
新装の阪神百貨店
14時集合に合わせ、11時前に家を出て、大阪駅周辺を探索する。
先日、改装していた阪神百貨店が前面オープンし、そのデパ地下が広くなったことを知り、探索しようと。確かに広くなり、菓子売り場の通路が100mある とのことを確認する。平日でも買物客は多く、盛況している。地下二階の食堂街も大変身していて、ちょい飲みの店が多いのは嬉しい。
地下の食堂で昼食をとり、2階の通路から大阪駅・阪急百貨店・阪神百貨店と新しくなった大阪駅周辺の変貌を確認し、 小雨の降る中を環状線で森ノ宮に向かう。
14時前に森ノ宮駅に着き、周辺の変貌を眺めているとOK君が到着し、久し振りの再会に握手。小学校の同窓会では、何時もカメラマンとして活動してくれ、 「日光街道」紀行の最終行程で一緒に「東照宮」に参拝し、 翌日「奥州街道」のスタートも共にし、「旧街道・日本縦断」のポイントを 共に踏破した仲間だ。
話している間にOG君も到着し、地下鉄乗り場に移動する。A君は地下鉄で来るのでホームでの待ち合わせだ。直ぐに彼も到着し、コロナ前の同窓会以来の 四人での再会にご挨拶。地下鉄で新石切駅まで、色々と話しながら進む。
雨が降る中を「石切神社」に向かって歩き出す。少し進むと「石切藤地蔵尊」が祀られている。ここは「熊野古道」紀行時、高野山に向かう 「東高野街道」紀行時に歩いた旧街道だ。あれから19年経つのだと 感慨深く思いながら、その時にも参拝した「石切神社」に向かう。
「石切神社」は大阪では「デンボ(腫物)の神様」として有名で、近年ではガン平癒の神様として、お参りの方も多いと。今日も数人の方が雨の中、 お百度参りをされている。本殿に参拝し、境内を巡ると小さな亀を祀る社が建っている。珍しいのでパチリと。
石切藤地蔵尊
石切神社・本殿
亀を祀る社

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

「石切神社」の参拝を終え、参道を近鉄・石切駅方向に進む。雨が降っているのか参道の商店街は店を閉めている所も多く、以前の賑わいが ないのは寂しい。この商店街はテレビのロケも多く、参拝者の素朴な声が聴かれるのは評判だ。 商店街は薬関係や食物関係の店が多く、占いの店も多いのが目に付き、普通の商店街と趣が違う。
参道を下って行くと「石切大仏」が祀られ、日本第三位の大きさと記されている。「日本三位」の表現は、他の建物・景観・寺院等々に多くあり、 一位・二位は明白だが三位は分からないケースを誇示しているようだ。知っているだけでも「高岡大仏」「兵庫大仏」の方が大きいように思える。 「石切大仏」の前で礼拝して下って行く。
商店街は続いているが、雨のためか参拝客はなく寂しい限りだ。以前は、もっと衣料関係の店があったように記憶しているが、見当たらない。 近鉄の線路に当たり、ガードをくぐって「ホテル・セイリュウ」に向かう。
参道の商店街尊
石切大仏
閑散とした商店街

雨の中を15時過ぎにホテルに到着し、部屋で着替えて、直ぐに温泉に向かう。まだ時間も早いので、貸し切り状態の広い湯船に浸かり、露天風呂で 久し振りの再会を期し、昔の話や健康について等々おしゃべりに熱中する様は、小学校時代に戻った三二同窓会だ。
18時からの夕食まで、部屋で缶ビールで乾杯し、眼下の大阪平野を見下ろしながら懇談する。夕食は食事処で、美味しそうな料理が並べられており、 「生駒の地酒・山鶴」で乾杯し、楽しい宴が始まる。地酒の別銘柄・芋焼酎のお湯割り・ワイン等、好みに合ったお酒を飲みながら、美味しい料理を 味わいながら、ワイワイと会話が続くのは不思議だ。
ご馳走と地酒に満足し、部屋に戻ってビールで話が弾み、23時過ぎまで懇談する。
美味しい料理
生駒の地酒
ホテルからの夜景

小学生の時のように、枕投げはしないで、ゆっくりと休み、5時過ぎに目覚める。
外を見ると雨は止み、大阪平野が朝日を浴びて輝いている。6時からの朝風呂に行き、昨日と同様、露天風呂でのんびりと語り合う。宿泊客も 少なく、修学旅行生は朝風呂に入らないので、貸し切りだ。
日が射しての大阪平野はビル群が立ち並び、大都市の様相がよく分かる。あべのハルカスの高いビルは目立ち、夜には分からなかった梅田のビル群も はっきりと判別できる。生駒山の中腹のホテるの景観は見事だ。
7時から最上階のスカイルームでバイキング形式の朝食を食べる。地方の修学旅行生が少しいたが、景観を眺めながらゆっくりと味わう。
朝日を浴びるビル群
あべのスカイビル
朝食

朝食後、スカイテラスでコーヒーを飲みながらのんびりと景観を眺める。景観の案内板があり、地域名・建物等が示されているので、改めて 大阪湾に沿っての景観を確認できる。通天閣・大阪城も示しているが、ビルに飲み込まれてはっきりと分からない位だ。和歌山に向かう泉南の山々に 雲海がたなびいているのは美しい。
部屋に戻り、身支度を整えている間に幹事役のOG君がチェックアウトの清算をしてくれる。一泊二日の三二同窓会は幹事さんのご努力で楽しいものと なったのは感謝だ。帰りにホテルのロビーで記念撮影をする。ホテルのチェックイン時間からチェックアウト時間まで滞在していたのは初めてだと思う。
梅田近辺のビル群
泉南の山々の雲海
記念撮影

10時過ぎ、ホテルを出ると雨が降っている。先程までの展望は霧の中に包まれてしまった。朝日を浴びる大阪平野を観ることができ幸運だったと 話しながら、近鉄石切駅に向かう。OK君はもう一泊親戚の家に宿泊するとのことなので、鶴橋駅で再会を期待してお別れする。
OK君の来阪を機に、久し振りの仲間との三二同窓会は充実して、楽しいものだった。80歳近くなっても子供の頃の思い出は鮮明なところやぼやけた場面も あり、謎解きのように解決していく仲間同士の会話は楽しいものだった。元気にまたお会いしましょう!!





    
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