◎ 「2023年・京都桜巡り」(2023.03.29.) 今年の3月の気温は高めで、桜の開花が早まるのではと想像していた。前日(3/28)のテレビで京都二条城の標準木が満開になったとの報を知り、 明日は京都の桜見物に行こうと決断した。 駅構内は、平日でもあるが、観光客が一杯で混雑している。河原町駅から地上に上ると高瀬川沿いの桜が満開で、カメラを構えている人で いっぱいだ。人混みの間から、見事な桜をパチリと。 鴨川の方向に歩くのも一苦労する位の人出には驚き、四条大橋から鴨川を写すと川筋の桜もきれいだ。 鴨川を渡り、四条通を八坂神社に向かう道は歩道からはみ出す位の人出だ。白川に向かうので左に曲がり進むと白河の手前の広場の桜は満開で カメラを構える人が多い。アジア系の外国人も多く、観光都市京都だ。 「白川」に向かうと外国人と共に結婚式の前撮りをする晴れ着姿の花嫁が5-6組いるのには驚く。青空の下、満開の桜と新緑の柳の木をバックに 記念撮影をしているのだ。 ラテン系の女性が太い体躯を着物でカバーしている姿も微笑ましい。 白川の桜を堪能して、撮影で混雑している巽橋を渡り、四条通に向かう。 四条通は混雑しており、「八坂神社」に入ると久し振りに露店が連なり、昔の雰囲気なのは懐かしい。やはり、こうでなければお花見の雰囲気が味わえない。 「八坂神社」に参拝して「円山公園」に向かう参道にも露店がでており、公園内の広場の桜も満開なのが望める。 「円山公園」に入ると広場の満開の桜の下、敷物を敷き、たくさんのグループが宴会をしているのを見るとコロナ以前の賑やかさだ。 ここでは西欧人もたくさん見かけられ、中国人はいないが、アジア系の外国人も多く、日本の春を満喫している様子を見ると桜の威力の 大きさを実感する。 公園内の桜を観ながら、何時もの昼食場所に行く。奥の「坂本龍馬・中岡慎太郎像」前にも立派な枝垂れ桜があり、その横のスペースは穴場で、 ビニールシートを敷き、ビールで乾杯し、お弁当を食べる。枝垂れ桜を愛でながらの昼食は最高だ。 この辺りは、観光客も少なくゆっくりと青空と満開の桜を鑑賞でき、穴場なのは嬉しい。 昼食を終え、観光客が多くなってきた円山公園の桜を観ながら知恩院に向かう。 円山公園を出ると観光客も少なくなり、「知恩院の三門」の雄姿と桜の対比を眺め、東山沿いに神宮通りを「平安神宮」に向かう。 東山沿いには桜並木はないが、緑の松に所々に白い桜の花が咲いているのは風情があり、日差しが厳しくなった中を進み「青蓮院」の境内にある 枝垂れ桜を観るために立ち寄り、ゆっくりと鑑賞する。 やがて「平安神宮」の大鳥居が見えてきた。そのまま「平安神宮」の堀の桜を観るか「インクライン」まで行くかを思案した結果、「インクライン」で 昼食を食べるのは良いが、昼食を済ませているので、観光客が多いと予想して「平安神宮」に向かうことにする。選択をしながら進むのも京都見物の醍醐味だ。 「平安神宮」の堀近辺も観光客が多く、堀沿いに咲き誇る満開の桜を橋の両側からパチリと。ここに十石船でも写っていればもっと素敵なのだが、 今回は諦めざるを得ない。 「平安神宮」の本殿参拝はパスして「哲学の路」方面に行くかも考えたが、今の京都は観光きゃぐ混雑していると予想して、今回の「京都桜巡り」は ここまでとして、四条河原町までバスに乗り、「錦市場」見学に向かう。 久し振りの「錦市場」の変貌に驚きながら烏丸方向に進む。 昔からの食料品店・日常品店が少なくなり、海鮮や干物・天婦羅等のイートインの店が多くなっている。その店には外国人観光客が寿司や海鮮・天婦羅等々で 満席の状況で、待つ人の行列もある位だ。 賑わっているのは嬉しいが、昔の雰囲気が無くなっているのは寂しい限りだ。 この時期、京都観光をした外国人旅行者は、満開の桜を満喫し、寿司や海鮮を堪能でき幸せだなぁと思う次第だ。 短時間であったが、満開の京都の桜に満足し、観光客が戻ってきたことを喜びながら、15時前に帰宅する。 5時間余りで、京都観光ができる立地に満足し、本日の歩行歩数は、11800歩と運動にもなったことに大満足だ。
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