「串本温泉湯治の旅」


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○ [第1日]、出発〜串本温泉(2010/12.14)

11月初旬だったか、関西の朝の情報番組で格安の旅行案内があった。串本ロイヤルホテルに泊まり、全て自由行動で「クエ料理」を賞味し、 2泊3日朝夕食付、JR運賃込みで2万円の旅だった。
2年前に同じような企画の串本ロイヤルホテル2泊3日の旅に行き、大島・「熊野古道」を回顧した思い出があり、これは良いと同じホテルだが 申し込んだ次第だ。
旅行日が近付き、自由時間の行程を検討していた。前回のようにレンタカーで巡るか、「青春18きっぷ」で目的地に向かうかと。前回は 妻が知らない「熊野古道・中辺路」を中心に「本宮大社・速玉大社」に参拝したが、今回は「那智大社」には以前参拝したが、 「大門坂」は知らないし、「伊勢路」も知らないので、三重県まで足を伸ばしても良いと考えていた。
しかし、1週間前にアクシデントが。ギックリ腰になり、前かがみのアシモ君スタイルでの歩行しか出来なくなったのだ。キャンセルする程ではないが、 自由に行動出来ないので、当日の天候と体調によって行程を決めることにする。
昼食の弁当@
昼食の弁当A
寒波が到来するとの予報の下、新大阪駅9時30分集合に合わせて早目に出発する。係の方から往復切符をもらい、自由にJR特急に乗り 、串本駅にはホテルの送迎バスが迎えてくれると。
天王寺乗車と合わせて60名位の方が参加しているとのことで、人気のツァーなのだ。
のんびりと外を眺めたり、本を読んだりとしながら、湯浅過ぎ辺りから、早めの昼食とする。
新大阪で買った弁当とビールで 乾杯して、美味しくいただく。
13時過ぎに串本駅に到着し、ホテルの送迎バスでホテルに直行する。高台のホテルまでは直ぐで、オーシャンビューの部屋に入ると、目の前には 大島が望まれ、横には「橋杭岩」が青い海に突っ立っている。本来なら高台から降りて、海岸に向かいたい所だが、 腰の痛みもあるので自重して、直ぐに温泉へ。
部屋から橋杭岩を
くしもと大橋
空・海・橋杭岩・ヨット

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

誰もいない大きな湯船で足腰を伸ばし、露天風呂からは「橋杭岩」を眺めてゆっくりとくつろぐ。本当に湯治に来た気分で、 室内・露天を行ったり来たりと楽しむ。気分的に腰の痛みも軽減したようだと。湯あがりには腰に湿布を貼ると、全く 湯治の老人だ。
クエ会席
串本は大阪と同じテレビ番組が放映されているので、ベットに横になりながら見たり、居眠りをしたのとのんびり過ごす。
18時から宴会場で夕食となる。同じツァー仲間と同席だが、席が離れているので、特に話すこともなく「クエ会席」を堪能する。 まずは生ビールで乾杯し、刺身・クエ等々を次々といただく。芋焼酎も追加して・・・。
夕食後、一服した後、もう一度温泉に行く。星は余り輝いてはいなかったが、冷たい風が頭を冷やし、体はポカポカで気持ち良い。 思い切り足腰を伸ばし、腰をマッサージしながら湯治気分で温泉を楽しむ。
ホテルから一歩も出ず、部屋と温泉との往復だけで終えた一日だった。腰の状態も良くなり温泉効果抜群だった。
湯治生活を満喫して、ゆっくりと眠る。



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