「香住ジオパーク遊覧と魚介食べ放題のバスツァー」




○「香住ジオパーク遊覧と魚介食べ放題のバスツァー」 2012.09.05 晴れ時々曇り

今年の夏は猛暑続きで、節電要請もあり、関西では耐えがたい日々だった。何処か涼しい所に脱出したいと思いながらも、決断が出来ず、 悶々としている所に、近場のバスツァーを見つけた。
高槻出発で、最近有名になりつつある「ジオパーク」の遊覧と甘エビ・アワビ・帆立貝の食べ放題の旅で、夏の終わりに丁度良いと思い、 申し込むと満席の手前で滑り込みセーフとなった。
7時40分の集合に合わせて徒歩で高槻駅前に向かう。枚方からのバスは到着しており、乗車すると最後部席と最後の申込みであったことが 良く分かる。この場所はゆっくりとしていてgoodだ。
満席のバスは茨木ICから高速に乗り、中国自動車道の赤松PAで休憩をした後、舞鶴若狭自動車道を北上する。
黄金色の田圃
穏やかな日本海
山間に入ると田圃が黄金色に 色付き、場所によっては刈り入れもしている。秋の息吹を間近に感じながら進む。
春日ICから、まだ走ったことがないと思われる北近畿豊岡自動車道で和田山へ。こんな高速道路は以前なかったのではと思いながら秋の 景色を楽しむ。
和田山ICを降りた所にある「海鮮せんべい但馬」でトイレ休憩を兼ね、買物タイムとなる。試食もたくさんあり、適当につまみながら時間を潰す。 早くも買物に精を出すお仲間も居られる。
地道を香住港を目指して進む。交通量も少なく、道も舗装され、快調に進んでいると日本海がチラチラと見えて来る。穏やかな海にはヨットも浮かび、 気持ち良い光景を楽しむ。
香住港に到着し、マスコミでも有名になっている三姉妹の遊覧船「かすみ丸」に乗船する。三姉妹が船長で、その娘も三姉妹で、6人が交互に 船長として観光案内しているのだ。 今回、遊覧するのは「山陰海岸ジオパーク」の「香住海岸」の30分コースだ。1時間、1.5時間コースもあり、珍しい島々の地形を見学するコースを 楽しむ。
香住海岸ジオパーク
「ジオ(geo)」は、地球や大地という意味の接頭語で、「ジオパーク」とは、科学的に見て特別に重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を 含む一種の自然公園です。
地質や地形は、地球の歴史を物語っているだけでなく、人の暮らしや文化に直接結びついています。この大地の営みをひとつの遺産として 学び、楽しむのがジオパークです。 ジオパークの活動は2004年にユネスコの支援により設立された、 世界ジオパークネットワーク(GGN)により取り組まれています。
「山陰海岸ジオパーク」は平成22年10月4日に加盟が認定された。(山陰海岸ジオパークHPより)

遊覧船は白波を立てて、青空と碧の海に向かって進む。船尾に出て眺めると、航跡が美しい。
海上保安庁の巡視船や地元高校の練習船も停泊する港を出ると陸地と島々が間近に迫って来る。「ジオパーク」の名前も良く聞かれるように なったが、地学に疎い者にとっては、知らないことが多すぎる。珍しい岩、洞窟等々は興味深いが、火山跡の岩石の違い等は、見ただけでは 分からない。白い三角の岩には松の木が1本立っている。
遊覧船・かすみ丸
航跡
白くなったマグマ 岩と松

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

遊覧船は洞窟の中に進む。後部に居たので、上を見て岩の中に居ることが分かり、洞窟を抜けるのではなく、戻る時に大きな洞窟を パチリと。そんなに大きな洞窟ではなかったが、他のコースではもっと大きな洞窟もあるようだ。
反対側の島に珍しい岩礁がある。岩の割れ目に1つの岩が挟まっている。珍しい光景だとの説明にこれもパチリ。
洞窟
岩の割れ目

初代三姉妹の二女の船長さんから珍しい岩の説明がある。岩の形がいろいろなものに似通っていて、その名前が付けられている。 「牛岩」「ワニ岩」「足の裏岩」と面白い。
牛岩
ワニ岩
足の裏岩

遊覧船は湾の西側を周り、珍しい岩や外洋を眺めて香住港に戻る。港には電球をたくさん掲げた「イカ釣り船」が係留されている。イカ釣りは 日本海の風物詩で、以前友人と釣りに出たことを思い出す。
港に到着すると三姉妹の二代目の娘さんがで迎え、お土産を売る。なかなか商売上手だ。
白色岩の島
島と外洋
イカ釣り船

再び、バスに乗り、昼食会場に向かう。
新しい餘部鉄橋
海沿いの道を進んでいると高い鉄橋の下を抜ける。もしかして「餘部鉄橋」ではと思って見上げていると、添乗員が新しく架けられた 「餘部鉄橋」なのだと。新しい橋になって初めて見たが、昔の鉄橋の趣はなく、安全運行のための頑強な鉄橋(コンクリート)になっていた。 「青春18きっぷ」を使って、最後の「餘部鉄橋・散策」を懐かしく思い出す。 写真を上手く写せなかったが、立派な鉄橋で、もう悲劇は起こらないだろうと。
バスは浜坂近くの食事処に到着する。他の観光バスもたくさん集まっている食堂で、早速2階の大広間に案内されると先着のツァー客も食事を 始めておられ、賑やかだ。
食事の説明がある。「甘エビ」「岩ガキ」「サザエ」「帆立貝」は45分間食べ放題で、「ウニ御飯」「白イカ刺身」「アワビ」「味噌汁」が付いている。 ビールで乾杯して、食事スタート!!
まず「甘エビ」と「白イカ」刺身を食べ、「アワビ」「岩ガキ」「サザエ」「帆立貝」が焼かれるのを待つ。まずは「甘エビ」のお代りに行き、 焼き物が出来上がるとパクつく。「アワビ」も柔らかくて美味しい。何度か貝類をお代りし、焼いて行く。
しっかりと食べ、大満足だ。貝殻を入れる鉢は山盛りとなり、良く食べたと自己満足する。お腹が一杯だ。
昼食全景
貝の焼き物
食べつくした貝の殻

満足した食事を終え、下の売店で魚介類を眺めるが、買うこともなく、再びバスに乗り、帰宅の途に就く。
途中、湯村温泉を眺めて、和田山のドライブインでトイレ休憩。帰りは同じ道を満腹感と酔いと快い疲れでウトウトと。高速の渋滞もなく、スムースに 高槻駅に18時過ぎに到着。こんなに早くバス旅行で到着するのは初めてだと話しながら、買物をし、19時頃には帰宅する。

「香住ジオパーク遊覧と魚介食べ放題のバスツァー」の「スライドショー」

夏の終わりに、久し振りのバスツァーを楽しんだ。車内は冷房が利き、快適で、香住港の遊覧もジオパークの珍しい岩石・島々を堪能した。そして、 そして、期待してはいたが、それ以上の満足感を得ることが出来た昼食は美味しかった!!
車窓からは秋の息吹も感じられ、夏の終わりの有意義な一日となった。






    
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