○ [第1日]、大阪〜温根湯温泉(2013/11.06) 今年の夏は、50年振りとかの猛暑続きで、真夏日が半月近く続く異常さだった。 涼しくなったら何処かに行きたいと考えていたが、スケジュール的にも上手く行かず、紅葉が過ぎた初冬の北海道旅行の中に、まだ訪れてない 温泉地・観光地が含まれ、安価で行けるツァーを見付けて申し込む。 伊丹空港発着の人気のツァーで、催行日は満席が多く、臨時設定の日に申し込む。この日も希望者が多く、2班に分かれて行動するそうだ。 少し混雑しそうだが、止むを得ないと。 7時40分集合に合わせ、6時過ぎ家を出て、伊丹空港に向かう。JALの団体カウンターで受付をし、荷物を預けて、搭乗手続きを済ませ、待合室で のんびりと過ごす。 機種はB767-300、後方座席は2-4-2列で、団体客が多く占めている。航路は糸魚川に向け進み、 右窓側の席から富士山が雲の上に頭を出しているのを発見し、北・中央アルプスの山並みも望まれ、幸先が良いと。 機体は日本海を進み、秋田付近から内陸に入り、下北半島から津軽海峡へと進む。室蘭付近から北海道に上陸し、定刻通り10時20分に新千歳 空港に到着する。 北海道の外気は、それほど寒くはなく、出口で添乗員が待ち、全員そろってバスに乗り込む。我々は1号車で44名の大グループで、2号車も 同じ位の乗客がいるのだ。 11時05分、添乗員M上さんの挨拶から旅行が始まり、バスガイドの名調子を聞きながら、高速道路を砂川に向かう。配られた「カニ弁当」を 食べながら、高速道路沿いの木々を眺めるが、落葉後の枯れ枝が多く、オレンジ色に黄葉したカラ松が見られる位で、初冬の光景が広がる。 砂川ハイウエイオアシスでトイレ休憩をした後、層雲峡に向かって進む。 高速道路を降りて、層雲峡の珍しい岩山を眺めながら「銀河・流星の滝」に向かう。道中の日陰場所には、先日の台風時に降った雪が 残っている。 「流星の滝」の駐車場で降車すると冷たい外気に思わず身震いする。「流星の滝」を見上げて、川沿いの道を「銀河の滝」に向かう。 川沿い歩いているとやはり冷たい。「銀河の滝」は厳冬期は凍るそうで、凍結した滝登りをするクライマーも多くいるとのことだ。 売店の裏山に、両方の滝・双瀑の滝を見られる所があるそうなので、「ヒグマに注意」の看板を確認し、上り始めるが、双瀑の滝を眺める のはもっと上に上らねばならないので、途中で諦め、そこからの「銀河の滝」をパチリと。 層雲峡のトンネルを抜け、石北峠を越えて北見地区に入ると草原が広がり、景観が変わる。北海道は地区によって、自然風土が変わって行くのだと 認識しながら、今夜の宿泊場所である温根湯温泉「四季平安の館」に向かう。 まだ時間が早いので、ガラガラの浴場で、のんびりと温泉を楽しむ。 露天風呂も入り、温まり、気分は最高だ。自販機のビルで乾杯し、のんびりと地元のテレビを見ながら過ごす。 夕食は宴会会場で「海鮮ちゃんこ鍋」をメインに刺身等、美味しくいただく。宴会場が満杯となる団体客で、部屋も満室だと。この時期の北海道 観光客は盛況のようだ。 部屋に戻り、くつろいでいるとそのまま眠ってしまい、夜の入浴をパスしてしまったのは残念だった。 明日の天気は、好天で、暖かいようなのは嬉しい。そのまま、ぐっすりと眠ってしまう。
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