「鎌倉大仏見物&湘南海岸ドライブ」




○鎌倉大仏見物&湘南海岸ドライブ(2016.04.18)

今日は横浜の妹夫婦と鎌倉近辺の散策をすることになり、9時に江ノ電・藤沢駅で待合せることになった。
「築地市場」見学を始め、楽しい時間を過ごした長男宅での滞在は、高校生の孫娘・中学生の孫息子を送り出し、車で最寄りの駅まで送ってもらう。 下の孫娘とバイバイして、小田急で藤沢に向かう。
妻が小学校低学年まで片瀬に住んでいたので、江ノ電は懐かしい電車で、駅の売店で、江ノ電のストラップを買い求める。妹と会いご挨拶。義弟は長谷駅に 車で迎えに来てくれると。ラッシュが終わった江ノ電でゆっくり話しながら進む。
鎌倉大仏
長谷駅で降りるとハイキング姿のシニアのグループがたくさん下車する。シニアの行動力の活発なのは、全国的な傾向だと実感する。義弟の車が迎えに来てくれ、お礼を 云ってご挨拶。昨日まで、ボランティアで活動している「森のフェスティバル(?)」の疲れもあるのに、有難いことだ。 渋滞する道を進んで、「鎌倉大仏」が祀られている「高徳院」に向かう。
駐車場は観光バスが連なり大盛況だ。バスのほとんどは外国人観光客で、東南アジア・ インドの方が目に付く。
高徳院
参拝料を払い、仁王門から入場すると向こうに「鎌倉大仏」が青空の下、新緑の木々に囲まれて、堂々と座っておられる。
像高約11.3m・重量約121tの大仏は、先日まで保存・修理作業を行っていたが、3月10日に終わったと。全容を拝見でき良かった。
大仏の前には、参拝の方がいっぱいで、東南アジア系の観光客は膝を付いて礼拝しておられる。やはり、仏教国から来られた方の礼拝の真摯さには さすがと思った次第だ。
改修が終わり、男前と云われるお顔もはっきりと拝顔でき、改めて美男子だと。
小学校の修学旅行以来の参拝で、改めてその大きさと鋳物で造られた技巧に感心する。顔の継ぎ目が見えるが、上手く接着されているのだ。奈良の大仏様と 違って自然の中に祀られているのは、今日のように青空・新緑に映えると見事だ。
大仏様と参拝客
青空に映える大仏様
男前の大仏様

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

大仏様の横から胎内に入られるので、真っ暗な胎内に降りて行く。
胎内の首の穴
胴体部分の鋳繰り
胎内に入ると広い空間があり、背中部分の窓からの光で明るい。上には頭に通じる首の穴があり、胴体部分を接着している造像技術が良く分かる。
30個以上の部位からなり、それらを強固に鋳継ぐための「鋳繰り」と云う技術がつかわれていると。750年前の造像技術は見事なものだ。
「鎌倉大仏」の外観も素晴らしいが、胎内に入っての見聞も知らないことが多く、知識を得ることができた。
大仏様の参拝を終え、裏側の庭園に向かう。新緑が美しく、紅葉の季節になれば彩りも見事だろうと話しながら進むと「与謝野晶子の歌碑」が立っている。
「かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は美男におわす夏木立かな」と記されている。「鎌倉大仏」=男前はこの歌から生まれたのだろうか。
その先に、15世紀中頃、漢陽(現在のソウル)の朝鮮王宮内に建築された「観月堂」が建っている。日本様式でないように思えたので、説明文を読むと韓国風の 建築だと理解する。
庭園を巡り、「鎌倉大仏」に別れを告げ、仁王門に戻ると東南アジア系のお坊さんが来られ、やはり東南アジア系の観光客が一緒に写真を撮ろうと列をなしている。 有名な僧侶なのか、僧侶と一緒に写真を写すのが幸運を招くのだろうか、珍しい光景だ。
与謝野晶子の歌碑
観月堂
僧侶と一緒

「鎌倉大仏」に参拝し、湘南海岸を逗子方面にドライブすることになった。少し曇り空で風か強いので、湘南の海には白波が立っているが、サーフィンをする 若者が海の中で楽しんでいる。潮風・波しぶきで、海岸沿いの家は塩害になると聞きながら、気持ち良いドライブを楽しむ。
森戸神社
逗子の海岸沿いには「太陽の季節 文学碑」が立っている。石原新太郎が「太陽の季節」の舞台となった場所だそうだが、車で通り過ぎてしまう。 金色に輝く太陽のモニュメントが目に付いた。
森戸海岸に進み、源頼朝が再興を願った「森戸神社」の駐車場に停め、神社に参拝する。立派な神社だ。
神社の裏側の海岸に出ると帽子が飛ばされそうになる強風に驚くが、もっと驚いたことに、曇り空と思っていたのに、海の向こうに富士山が眺め られるのだ。肉眼では、はっきりと望めるが、カメラを通すと霞んで見える。海越しの富士山の雄姿は素晴らしい。
海岸に「石原裕次郎記念碑」が立っている。石碑には裕次郎のプロンズ像と石原慎太郎自筆の詩「夢はとおく 白い帆に のって 消えていく 消えていく 水のかなたに 太陽の季節に実る 狂った果実たちの 先達 石原裕次郎を 偲んで」と記されている。裕次郎ファンにとっては 神聖な場所なのだろう。
海の岩礁に、白波に現われる通称「裕次郎灯台」がそびえている。青い海・白波・白い灯台と絵心のある人には、絶好のスケッチ場所だと思う。
しばらくの間、強い潮風を浴びながら、富士山・海・白波・灯台を楽しみ満喫する。
富士山
石原裕次郎記念碑
裕次郎灯台

気持ち良い景観を楽しんだ後、鎌倉方面に戻る。トンネルを抜けると青空と半島・白波が美しく望められる。
妹夫婦の案内で「鎌倉パークホテル」に向かい昼食をご馳走になる。静かな海沿いの部屋で、寿司としらす丼を注文し、話題が盛り上がる。妻と妹は 毎朝メール交換しているが、話題は尽きそうにない。料理が運ばれ、ビール・ノンアルコールビール・ジンジャエールで乾杯し、美味しくいただく。
外の部屋には、外国人観光客が予約しているようだ。ブルガリアからの観光客だそうで、老若男女が楽しげに話している。湘南の海を 眺めながらの昼食を満喫されたようだ。
青空と半島・白波
寿司
しらす丼

美味しい昼食と談笑を楽しみ、大船駅まで送ってもらう。
富士山
そこで、妹夫婦と別れ、ゆつくりと根岸線で関内まで進み、乗換えて新横浜に向かう。 「ぷらっとこだま」の時間は指定されているので、駅ビルの本屋やショピングで時間をつぶす。
新幹線の発車前に飲み物引換券でビールに交換し、つまみとハイボールを買い求め、3泊4日の楽しかった旅に感謝して乾杯。
新幹線は進み、車窓から富士山が望まれた。午前中には海越しの富士山が間近に臨まれ、今回は何回も富士山を鑑賞できたことは嬉しい旅と なった。
京都で乗り換え、20時前に無事帰宅する。楽しく嬉しい旅だった。

孫達の高校・中学の入学を祝い、制服姿に成長振りを確認できた。大きく成長しているのは嬉しい。息子達か企画してくれた初めての 「築地市場」見学はその賑わいや外国人観光客の多さに驚き、スーパー「コストコ」の大きさと商品の量の多さにも驚いた。 初めての体験はリフレッシュさせてくれる。感謝だ。
これも初めての孫達との「誕生会」も記憶に残る嬉しい出来事だった。元気に過ごしたいものだ。
妹夫婦との「鎌倉大仏」見学・「湘南海岸ドライブ」も久し振りでリフレッシュできた。皆さんに感謝したい。







    
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