「三朝温泉・カニ三昧の旅」


[三朝温泉][倉吉観光]




○三朝温泉・カニ三昧の旅 (2018.03.06〜03.07)

2.倉吉観光 2018.03.07

5時前に目覚め、温泉に行くがまだ開いていない。5時30分からとのことで、待たざるを得なかった。
昨夜と男女の浴場が交代しているので、初めての一番風呂に入る。
朝食
寒い外気の中、露天風呂に進むと、長方形の木枠の温泉があり、これがバラ風呂に なっていた浴槽だと思いながら、身体を浸す。冷たい外気で、身体が温まり、気持ち良い。
まだ人の少ない早朝の温泉を満喫して、部屋に戻る。少し一息入れた後、ホテルの近辺を散策する。裏側には、三朝温泉の旅館・ホテルが立ち並び、温泉街の 趣きも残っているのを確認して、寒いのでホテルに戻る。
7時からのバイキング形式の朝食会場に向かう。山海の珍味が並べられた大皿から好きな食材を小皿に取って行くが、品数が多くて盆に載らない位だ。 焼き魚もあり、熱々の料理もお粥と一緒に楽しむ。料理に満足し、コーヒー・ジュースで一息入れ、朝食を終える。
9時40分、チェックアウトを済ませてホテルの送迎バスに乗って倉吉駅に向かう。
倉吉の白壁土蔵の街並みは、以前から一度訪れたい街だったので、帰阪途中に立ち寄ることにした次第だ。
駅前の観光案内所で「倉吉白壁土蔵群まち歩きマップ」を貰い、行き方を教わる。駅近くにあると思っていたが、バスで20分程かかるとのことで、 高速バスの予約をした後、荷物を預けて、バスで赤瓦・白壁土蔵に向かう。
赤瓦・白壁土蔵群
結構、観光客も多く、倉敷市内から郊外に出て、白壁土蔵停留所に到着する。バス停から少し入った所に、白壁土蔵群の美しい街並みが続く。
玉川沿いに並ぶ白壁土蔵群は江戸、明治期に建てられた建物が多く、今でも当時の面影を見ることができます。 国重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、玉川に架けられた石橋や、赤瓦に白い漆喰壁が見られる風情のある町並みです。
かつて、造り酒屋や醤油屋として使用されていた白壁の土蔵や建物が、物産館、喫茶店、ギャラリーなどさまざまなかたちで利用され、 レトロな魅力を感じることができ、また、穏やかな時間がゆっくり流れていくのが感じられます。(鳥取県観光案内HPより)

マップを観ながら、古い木造の建物を葺いている赤瓦の屋根と白壁が美しい街並みを探索する。
細く流れる玉川の水は澄んでいて、その川を白壁の土蔵に渡る橋が架かっている。絵心があれば、絵筆で描きたくなる光景だ。落ち着いた景観を しばし眺める。
木造の壁には、屋根瓦を表す「赤瓦」と彫った標識も掛けられ、 川沿いに白壁土蔵群の街並みを進むと、白壁に陶器の皿が飾られているのは、スペインのミハスの街並みのようだと話しながら進む。
白壁土蔵の内部は、色々な店になっているようで「ワイン蔵」と看板の掛った蔵に入って行くと各種ワインが陳列されていて、外観とは違った味わいがあり、 奥行きの長い蔵の中を進むと立派な布袋さんの彫刻や仏像が飾られたり、織物を織っていたりと面白いスペースが続く。
白壁蔵の街並み 陶器の皿
ワイン蔵 赤瓦の標識
布袋さん

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

奥行きの長い蔵は、反対側の道まで続いていて、驚くほどの長さだ。
反対側の出口から見ると古い木造の街並みが現われる。多分、こちらが正面だろうが表と裏の建物の表情の違いは面白い。この通りは、赤瓦の古い木造の 街並みが続いていて、白壁土蔵の街並みとは違った趣がある。
窓格子も美しく、古い建物には色々な店屋が入っていて、工芸品・飲食・土産物等々、街並みの雰囲気に合った商いが行われている。角には「酒屋」 さんがあり、店内で地元の銘酒が並べられているが、試飲がないのは残念だ。
酒屋の反対角に土産物屋があり、小さな鯛焼が2個とコーヒーを100円で売っている。面白そうなので入って、一息入れる。色々な地元の土産も売っており、 楽しい親父さんと話しながら、賞味期限が3月末の練り物詰め合わせを半額で購入する。(蒲鉾や竹輪は美味しかった)
赤瓦の街並み
古い木造建屋の街並み
酒屋さん 土産物屋

一息入れて、街並みを散策すると倉吉出身の53代横綱の「琴桜記念館」があったので立ち寄る。館内には、横綱の像・化粧まわし等が展示され、 地元の名士を称えているのだ。
近くに小さな公園があり、その前には懐かし赤いポストが立っている。まだ、現役で使われているようだ。公園の中には、流し雛をしている少女の 像も立ち、この季節にぴったりの光景に思わず微笑む。
琴桜記念館
懐かし赤いポスト
流し雛の少女像

再度、小さな範囲の街並みを探索する。屋根にブルーシートを張った家が多く、雪の災害なのかと尋ねようとするも人とは出会えない。地元の方の 往来は少ないのだ。
再び、玉川沿いの白壁土蔵群地区に戻ると観光客がボランティアガイドの案内で来ている。一緒に説明を聞いていると大きな鯉が二匹泳いでいるのを見て、 一匹は人面鯉だと説明している。良く観るとなるほど、人間の顔に見えるのは不思議だ。きれいな玉川の鯉の逸話を聞いて得した気分だ。
玉川と白壁土蔵
玉川の鯉
人面鯉

短時間であったが、倉吉の「白壁土蔵」の街並みを楽しんだので、バス停手前のお菓子屋さんに立ち寄り、土産を買って倉吉駅に戻る。落ち着いた 雰囲気のある街並みに満足し、駅の待合室で高速バスを待つ。
昼食処も適当な所がなく、朝食をしっかり食べたので、昼食はパスして、適当に菓子を食べて過ごす。
13時45分発の高速バスは10名程の乗客で出発し、往路と同じ行程を戻るが、人形峠の手前から眠ってしまい、加西SAの休憩で目覚める程熟睡した。 宝塚JCTには3/18から開通する「新名神高速道路」の準備も行われている。このルートができると、高槻までは随分短縮されるだろうと期待する。
新大阪駅まで、渋滞もなく進み、高槻のデパートで買物をして帰宅する。

今回は、新聞広告で見つけた「カニ三昧」の旅で、内容も含め大満足だった。三朝温泉は久し振りだったが、良き温泉・料理と充実したもので、 倉吉の「白壁土蔵群」の街並みも思った以上に魅力的だった。冬の最後に良き旅をしたと感謝だ。


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