「40年振りの白浜旅行」




○「40年振りの白浜旅行」(2019.06.29-06.30)

5月に「金婚式」を迎えることを知った息子達から、記念の旅行をしようとの提案があり、喜んで日程調整・行先の選定を行った。仕事の忙しい 息子達の日程を優先し、場所は、彼らが小学校低学年の時、家族四人で行った「白浜・三段壁」で写した写真を部屋に飾っていたので、もう一度 その三段壁で、記念撮影をしようと白浜に行くことになった。
約40年前の記念写真
息子達の日程調整の結果、6月末の土・日曜日に決まり、神奈川県に住む長男が、ホテルの予約をしてくれ、二男が車の運転をすることに 決めたようだが、我々は何も知らない状態だ。
数日前に、6月29日、9時30分頃迎えに行くとの連絡があり、近くなので着替えの用意だけして待っているとレンタカーで息子達か来てくれた。
長男は、朝一の新幹線で高槻まで来て、二男がレンタカーを調達して、長男を乗せて迎えに来てくれた次第だ。感謝して車に乗る。
先日、「ミステリーツァー」に参加して、行先・観光地・宿舎を推理したが、今回は、行先は白浜と分かっているが、それ以外は全て息子達に 任せているので、楽しい旅になりそうだ。
レンタカーは、昨年の免許返納まで乗っていた「VITZE」にしてくれたようで、後部座席に乗り出発する。丁度、大阪でG20が開催されているので、 交通規制が厳しいが、近畿自動車道は大丈夫だろうと梅雨入りしたが曇り空の高速を快調に進む。
四人が揃って旅行するのは、母・義父を交えて志摩半島に行って以来なので、二男が大学生だった20年以上も前になると話しながら進む。
大阪方面への分岐は全て通行止めだが、和歌山へは問題なく進め、紀ノ川SAで一息入れる。曇り空の紀ノ川を眺め、昔歩いた「熊野古道」の ルートを説明したりと。
海南を抜け、二車線になった高速道路を進む。南部の梅林の間を進むが、梅の実は収穫されてしまったのだろうか分からない。 二男が調べた田辺の食事処に向かうべく高速を降り、地道を進む。
昼食は、天婦羅「よし平」と云う店で、「天婦羅のひつまぶし」を注文する。刺身・海老・太刀魚・地魚等があり、それぞれが好みを選び、 三度に分けて美味しくいただく。天婦羅もたくさんあり、最後のお茶漬けの出汁も美味しく、南高梅を入れるとより美味しくなり、大満足だ。
紀ノ川SAにて
天婦羅「よし平」
天婦羅のひつまぶし お茶漬け

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

再び、高速道路に乗り、一路白浜を目指す。
曇り空から陽の光が出て、少し青空も望めるようになる。雨も予想していたのに、素晴らしい幸運なのは有難い。
まずは、「千畳敷」に向かう。水平線は少し霞んでいるが、太平洋が望め、干潮の千畳敷の岩肌が海に大きく伸びている。これだけ広い 千畳敷は初めてだ。岩肌に打つ白波は美しい。
景観を眺め、「千畳敷」の看板の前で記念撮影をする。そこからは、広い千畳敷の岩を伝いながら、写真を写したり、水平線を眺めたり、 岩肌の美しさに驚いたりと自然に溶け込んで楽しむ。気持ちの良い時間だ。天気で良かったと。

千畳敷
記念撮影
母と息子

岩に打ち寄せる白波
水平線を望む
珍しい岩肌で

次にメインの想い出の地「三段壁」に向かう。駐車場から売店を抜けて進むと真っ青な太平洋が望まれ、右には見事な三段壁の断崖が連なっている。 展望台には、景観を望むように「三段壁」の案内板が立っている。
持参した40年前の記念写真とは、当然違っているが、場所は同じだと思う。当時の息子達は、阪急ブレーブスの帽子を被り、案内板の上に登って いたが、今はさすがに登れないので、後の柵の上に立ち、当時の写真を持ちながら記念撮影をする。
息子の孫達も、当時の写真より遥かに大きくなっているのだ。40年前の想い出は同じでも、その歳月で、姿かたちは大きく変化しているのは当然だ。 しかし、再び、この場所に四人で訪れるとは思わなかったので、感激する次第だ。
今回の記念撮影
約40年前の記念写真

展望台から、水平線が丸く見えるのを確認し、三段壁の雄大な景観を眺める。静かな時間だ。
前回は、訪れていなかった「三段壁の洞窟」に向かう。エレベーターで、60m下の水面まで降りると、平安時代、源平合戦で活躍した熊野水軍が船を 隠したという伝説が残る洞窟が続いている。奥には、牟婁大辯才天が鎮座し、パワースポットになっているのだと。牟婁大辯才天に参拝して奥に進む。
洞窟の一番奥は、太平洋から打ち寄せる波が行き止まりになり、岩礁と当たって大きな波しぶきが立ち昇っている勇壮な景観を体感する。 波しぶきが、身体に当たる迫力に、思わず悲鳴を上げる人もいる位だ。
三段壁洞窟の自然の驚異を堪能して、地上に昇る。
三段壁
三段壁洞窟 牟婁大辯才天
太平洋に続く洞窟 洞窟内の波しぶき

ホテルのチェックインまでに「円月島」を観ようと車を走らせ、発見するが駐車場が見付からないため、ホテルに進む。
15時のホテルのチェックインまで少し時間があるので、ロビーで過ごし、15時なって部屋に案内される。長男が予約してくれた部屋は、最上階の ロイヤルフロア和洋室で、ツインベッド+和室6畳+洋間の見晴らしの良い部屋に驚く。
白良荘グランドホテル
部屋から白良浜を望む
食事も洋間のテーブル席でし、1階のラウンジの飲み物は無料と素晴らしいサービスも付いているのだ。これも感謝だ。
荷物を置き、温泉に行く前にラウンジで生ビールで乾杯する。運転に集中してくれていた二男も美味しそうに飲んでいる。
一息付いた所で、温泉に行く。 白良浜を望みながらの露天風呂は気持ち良い。
浜辺では、泳いでる人もいる位の暑さでもあるのだ。
部屋に戻り、持参した息子達の幼少期の写真を眺め、当時の情景を想い出す時間となる。その時々のイベントを想い出しながら、しばし昔に戻る。
18時30分から夕食となる。部屋のテーブルにお料理が並べられ、まずは、竹筒に入った名物の紀州梅酒で乾杯し、ワインでも乾杯と楽しい時間が始まる。 海沿いなので、刺身からスタートと思っていたが、牛しゃぶからに驚く。次々にタイミング良く料理が運ばれてくるのは嬉しい。刺身には、「祝」の 文字が切り抜かれた昆布が飾られており、嬉しい限りだ。伊勢海老の塩焼き等、数え切れない料理が次々と運ばれ、持参した芋焼酎で楽しい 時間を過ごす。
更に「オトン・オカン 金婚式おめでとう!」と飾られたケーキも添えられ、入刀後、美味しくいただく。息子達の心づくしに感謝・感謝!!
食後、ラウンジに行き、ハイボールや水割りを飲みながら、至福の時間を過ごし、部屋に戻る。妻と息子達は、話していたが、小生はベツトでぐっすりと 眠る。良き一日だったと満足して。
部屋のテーブルでの夕食
夕食の数々 刺身
お祝いのケーキ 伊勢海老

6/30、5時過ぎに目覚めると二男は早くも温泉に行ったようでいない。空を観ると雨模様なので心配だ。
温泉に行くと昨日と入れ替わっての温泉になり、2階の露天風呂からは、白良浜を散策する方も見られるが、傘を差している人もいる。昨日、 観光しておいて良かったと思いながら、温泉を堪能する。
白良浜に出て、潮風を味わおうとするも風が強く、雨も降り出したので部屋に戻りくつろぐ。
7時30分からの朝食もテーブルに運ばれ、地元の食材を使った料理をいただく。梅粥もあり満足だ。息子達の食欲は旺盛で、お櫃は空っぽになった。 まだまだ頼もしいが、肥満にも注意だ。
白良浜では、ビーチラグビーの大会があるようで、練習を始めた。元ラガーマンの二男もビーチラグビーを経験したそうだが知らなかった。砂の上での プレーはそれなりに難しいそうだ。今では、国体優勝の面影は薄くなったのは本人も自覚している。
ラウンジでコーヒーを飲み、充実したホテルライフを終え、白良浜で写真を写し、チェックアウトする。
部屋での朝食
ビーチ・ラグビー
浜辺で

小雨の降る中、スタートする。「熊野古道」周辺のドライブも候補になったが、雨なので諦め、「とれとれ市場」に寄って、和歌山から奈良経由で 枚方の義父母の墓と高槻の父母の墓に参ることにする。四人でお参りするのは、葬式以来だろう。
まず「とれとれ市場」に立ち寄ると日曜日なのか車はいっぱいで、観光バスも数台停まる位の盛況ぶりだ。
場内で土産物の選択するが、試食がたくさんありgoodだ。鮪の解体ショーもあり、大賑わいの状況に驚く。適当に新鮮な土産を買い求め、 小雨降る中、和歌山を目指して湯浅御坊道路を進み、和歌山JCTから京奈和自動車道に入る。
対面通行の高速道路は、スムースには進まず、天理ICで高速が途切れているため、約1時間の大渋滞だ。天理で降りて、昼食のため二男が知っている お奨めのラーメン屋「彩華ラーメン」に行く。初めての名前だが、駐車場も満杯で、白菜たっぷりな彩華ラーメンを美味しくいただく。白菜がいっぱいで、 野菜をしっかりと食べた満足感がある。
とれとれ市場
まぐろの解体ショー
彩華ラーメン 白菜いっぱいのラーメン

美味しいラーメンを食べ、再び高速に乗り、枚方の義父母のお墓に参る。雨も止み、四人揃って墓前に手を合わせる。その後、高槻の父母の墓にも 参る。四人で参るのは葬式以来なので、喜んでいることだろうと。
自宅に荷物を降ろし、レンターカーを返した後、居酒屋に立ち寄り、豪華な金婚式旅行のお礼を兼ね、二日間の楽しい出来事を話しながら気持ち良く 酔っぱらう。二男は家に帰り、長男と共に自宅に戻り、有意義で充実した記念の旅行を終える。本当にありがとう。感謝・感謝だ!!





    
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