[周防花岡〜湯野温泉][湯野温泉〜長沢温泉][長沢温泉〜嘉川]


○「山陽道No20」見聞録(周防花岡〜嘉川)・(距離 60.9km(今回)/ 562.9km(累計))

  1.周防花岡〜湯野温泉・(22.9km) 2014.05.27. 9:35〜17:10 晴れ


西国・山陽道全行程.Map

「周防花岡〜湯野温泉・行程MAP」

地図の再生ボタン()を押すと
見聞ルートに沿って歩行出来ます。
クリックすると拡大します。(街道歩き旅.com HPより借用)

「山陽道」紀行も山口県に入り、前回と同様、2泊3日の日程で進むことになったが、日程調整が難しく、前回から3ケ月経った5月27日〜29日 に実施することになった。
N君は、前回所用で不参加だったが、その後、単独で徳山駅まで進み、O君と小生を待ち受けてもらう行程となった。
O君はジパング利用、小生は 深夜バス利用で、往復の交通機関が異なるが、調整し、徳山駅で集合し、前回の最終地点・周防花岡駅まで戻り、徳山駅まで進んで、ここで、 N君と待ち合わせる予定で、3日間で新山口まで、約55kmは進めたいと計画する。
深夜バスのルートは、徳山経由のバスと以前「薩摩街道」紀行時に利用した下関経由のバスがあり、検討した結果、帰路も考えると下関経由で 徳山に戻っても時間的に問題ないと結論付け、安価な下関経由で、徳山に戻るルート採用する。

5/26(月)、21時30分発の深夜バス発車時間に合わせ、8時過ぎに家を出る。何時ものように、梅田で睡眠導入剤を飲み、停留所に向かう。 4人席のバスは空席も多く、隣は空席でゆっくりと過ごすことが出来、直ぐに眠ってしまう。

下関駅

平家踊りの群像

途中3回のトイレ休憩を経て、5時30分に下関に到着 する。到着直前には、「山陽道」終着地点も確認でき、早くここまで到達したいと心新たに決意する。
前回の「薩摩街道」紀行時、下関駅は改装中だったが、完成し、歩道橋が縦横に巡り、便利になっている。駅前の歩道橋の広場には 「平家踊りの群像」のモニュメントも飾られ、壇ノ浦の戦いを思い起こさせる。コンビニで、朝食を調達し、6時発の列車で徳山に向かう。
ガラガラの車内で、朝食のサンドウィッチを食べ、これから進む行程を眺めながらウトウトと。列車は通勤・通学客で満員になり、徳山駅に到着する。 (7:59)
前回の最終地点・周防花岡駅への岩徳線の適当な列車がなく、バスで向かうことにし、停留所を確認しているとO君が到着し、久しぶりの 再会を喜び、9時発のバスで花岡に向かう。
9時35分、周防花岡駅から20回目の「山陽道」紀行をスタートする。旧街道に戻り、西へ向かって歩き出す。晴天だが暑さは夏日になる予報で 厳しくなりそうだ。
道なりに進むと街並みは田圃に変わり、水が張られているが、田植えはまだのようだ。新幹線のガードをくぐり、右に末武川を見ながら 進む。川沿いに国道2号線の高架下も抜けて進むと前方の岩徳線の鉄橋を徳山発の列車が渡って来る。2時間に1本の列車に出会ったのだ。
鉄橋の手前の和田橋を渡り、西に進むと祠が祀られ、「閼伽井坊」と記されている。

周防花岡駅

岩徳線の鉄橋

閼伽井坊の祠


画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

少し進むと道路工事をしており、作業者に「山陽道」を確認すると上に上って行くと教えられる。この緩やかな坂が「久米坂」のようだ。 坂を上り、突き当りを左折すると左に「順正寺」が建っている。下り坂になり、二股を左に進むと小さな祠が祀られ、その先右に祭礼の 「神輿を置く台石」が残っている。
共楽保育園の前を過ぎ、川を渡って進むと立派な「山縣酒造本店」の建物が建ち、そこを右折すると酒屋の店があり、入って話すと 「毛利公」と云う銘柄のお酒を売っている。魅力的な銘柄だが、まだスタートしたばかりなので、買うのは諦め、先に進む。

久米坂

神輿を置く台石

山縣酒造本店 毛利公


趣のある造り酒屋の通りを進み、左折すると右に小さな祠が祀られている。右側の丘の緑が輝き美しいが、陽射しが強く感じられるようになった。 広い道を横切り、川を渡ると新幹線の高架にぶつかり、高架下を抜けると広い県道の桜木交叉点に合流する。
直ぐ右の坂道を上って行く。緩やかな坂道も暑さで歩みが遅くなる。右の丘の上には、周南市の野球場があるらしいが、林の奥で見られない。 坂の頂上付近に「早乙女之碑」の案内板が立ち、下り坂となる。
案内板によれば、「この地方には、早苗打ちと云う田植え時に、傍を通る人に 稲の苗を投げ付け、ご祝儀を貰う風習があった。九州からの飛脚に、早乙女の一人が早苗を投げた所、飛脚は無礼と激怒し、早乙女を 切り殺したので、村人が、ここに塚を建て、葬ったと。」そのため、この坂を「早乙女坂」と呼ばれるのだろう。
坂を下り切ると再び県道に合流する手前右に「遠石の宮水」の案内板が立ち、横には、有料自動給水施設が設けられている。ペットボトルに 入れる量以上なので、宮水を飲むのは諦める。

小さな祠

早乙女坂

遠石の宮水


広い県道の反対側に小さな案内板が見えるが、交通量が多く、確認に渡ることが出来ない。先達の紀行記によると「舊藩舟方跡」の石碑と 案内板だそうだ。
旧街道は直ぐ右の細い道に入って行く。静かな街並みが続き、旧街道の風情が残っているのは嬉しい。その先右に「遠石(といし)八幡宮」の立派な 鳥居が建ち、参道が続いているが、N君との待ち合わせ時間も迫っているので、参拝は諦め、徳山方向に向かう。
ここからの「遠石の街並み」は古い醤油屋や酒屋が立ち並び、趣きがある。街並みを楽しみながら進むと右に大きな石があり、その前で、 スケッチをしておられる方がいる。挨拶をすると石の周りを廻れますよとのことなので、大きな石の周りを一周する。案内板によると遠石の 名前の由来になった「影向石(えいこういわ)」だと。推古天皇の頃(622年)、宇佐八幡大神が新馬にまたがり、 降り立ったときの神馬の蹄跡を残す岩として祀られていると。周りに岩もない所に大きな石が存在するのは不思議だと思い、スケッチする方に 挨拶して、次に進む。(11:00)

遠石八幡宮

遠石の街並み

影向石


少し先には、白壁の立派な家も建ち、広い道を渡り、右に「宝性寺」を確認する。その先ろ、左に曲がって行くが、直進する細い道が通じている。 細い道の入口には、読み難い石碑が立ち、民家の間を通る細い道は「念仏坂」と呼ばれると。細い道を下ると広い県道に合流する。
県道を渡って、しばらく県道沿いに進むと青山町の交叉点から左に入る道が、旧街道で、その曲がる付け根部分に「さすり仏」が 祀られている。交通量が激しいので、見付けても傍に行けず、急いで写真をパチリと。仏様のようでもない石だが・・・・・。 左の道に入り「徳山宿」に向かう。

白壁の立派な家

念仏坂の入口

さすり仏


徳山駅方向の商店街に向かう。そろそろN君の到着時間なので、急ぎ足で進む。右に「孝女阿米の碑」が立っている。年老いた父親を背負った 阿米の像が建ち、前には大きなお地蔵様も祀られている。
東川を渡り、賑やかな商店街に入って行く。この辺りが「徳山宿」の中心街だそうだが、その面影は全く残っていない。N君から電話が入り、 徳山駅に到着したと。駅前のバス停で待ち合わすことにし、史跡の残っていない商店街を進む。前回、あの店で反省会をしたと話しながら、 駅の近くまで行くとN君が迎えに来てくれていた。久し振りの再会に握手。
徳山駅でトイレ休憩をし、これからの行程を確認する。(11:20)

孝女阿米の碑

何も残っていない徳山宿跡

徳山駅


「山陽道・周防花岡〜湯野温泉@」の「紀行スライドショー」

11時35分、徳山駅から三人での「山陽道」紀行をスタートする。
旧街道は、戦災のため、史跡も残っていず、前回泊まったホテルの前を通って、西に向かう。真っ直ぐに進むと新幹線にぶつかり、高架下は 駐車場になっているが、進めそうなので高架下を進む。
広い県道に当たり、新幹線高架下を抜け、道路を渡り、直ぐ右側の道に入るのが旧街道だ。静かな道に入り、色々と話しながら、笑いながら 久し振りの三人での紀行を楽しむ。
この辺りに「往還松」の並木があったそうなので、右の石垣を注意して進むと、枯れた根らしきものを見付け、これがが「往還松」跡だと 確認する。並木らしきものが、残っていないのは残念だ。
道なりに進むと左に「地蔵尊」が祀られ、小さな「常夜燈」が立っている。街道の面影を発見し満足する。段々と暑くなり、史跡を発見すると 気力が充実するのが分かる。

旧街道

往還松跡

地蔵尊と常夜燈


旧街道には、立派な家が立ち並び、気持ち良く進むと、右に石段が続くが、大分高そうなのでパスする。
少し進み、富田川の手前には「當国十八番景清護身観音」と刻まれた道標が立っている。右上に通る国道2号線のガードを抜けると「川崎観音」が 祀られているらしいが、ここもパスして、富田川を渡る。富田川は水質がきれいで、大きな鯉が泳いでいるのを見て、しばし、川風で涼をとる。
そろそろ昼食場所を探そうと、左に通る県道の看板を探していると「○○ハット」の文字が見えたので、皿うどんで有名な「リンガーハット」と思い込み、 街道を離れて行くと「イエローハツト」でがっかり。国道沿いの「ゆめタウン」の食堂で、皿うどんを食べる。お腹がへると看板も食べ物関連に見える のだと笑いながら、食事楽しむ。(12:25-13:20)

立派な家が立ち並ぶ旧街道

道標

富田川


再び、旧街道に戻り、西に進む。陽射しも強くなり、汗が噴き出してくる。
前方右の山の上に風車が見えてくる。遊園地かレストランかと話しながら進むと広い通りを渡る。この道を「風車通り」と云うらしい。通りを 横切り進むと右奥に「善宗寺」が建ち、街道脇に「中山三屋尼の墓」の碑が立っている。
その先右には「華厳寺」が建ち、更に進むと広い四つ角の手前に「道標」と「山陽道」の案内板が立っている。久し振りに見る「山陽道」 の標識には、道標が「左上かたみち 右下のせきみち」と書かれていると。下関・上方と初めて見る標識に、ゴールが近付いていることを 実感する。広い道を右に上ると「永源山公園」に行き、先程見た風車があるらしい。

山上の風車 中山三屋尼の墓の碑

道標と山陽道の案内板

永源山公園


その先、突き当たりを左折し、県道を右折して進み、次の信号のある十字路の角には「山陽道」道標が立ち、右折して進むと正面に 「山崎八幡宮」が鎮座する。

山崎八幡宮

「山崎八幡宮」の正面に向かうと、高台の上に立派な鳥居が建ち、それも2つもあり、その横には、大きな常夜燈が立っている。
本殿への石段は、急勾配で、高いのに驚く。この神社の神事では、この坂を山車を引き落とすそうだ、。
奈良時代の和銅2年(709年)に神が降臨されたことが起原で、また一説には、豊前国宇佐八幡宮の御分霊を祀ったとも言う。
本山神事は、元禄15年(1702)に、徳山藩主・毛利元次が、五穀豊穣を祈願して山崎八幡宮に馬場を新設するとともに、その秋祭から 祈願神事として本山・爺婆山を奉納したことにより始まったものとされます。
本山などの山車は、釘を使わずカズラで結ぶなど、古来のしきたりがよく残っています。山車の上では、乗組員による 囃子や舞人による神事が行われ、本山は境内の坂を引き上げられた後に突き落とされ、その傾きによって豊凶を占います。 (周南市HPより)

長い石段を上り、本殿に参拝する。上るのも大変な石段だ。参拝して、境内で一息入れる。(13:55)
石段の上から見下ろすと、その勾配のきついのに改めて驚く。慎重に降りて、右に鎮座する「恵比須社」の屋根には、豊穣を願う鼠や大黒様・ 米俵の彫刻が施されているのは面白い。

山崎八幡宮への道標

山崎八幡宮の正面

山崎八幡宮の鳥居と石段 恵比須社


「山崎八幡宮」から西に向かうと「富田(とんだ)宿」の落ち着いた街並みが続く。所々に立派な家も建ち、宿場の趣を残しているのは嬉しい。 その先右に「浄眞寺」が建っている。寺の中には、幕末に読み書きそろばん等の教育を行った方の碑も立っているそうだが、入ることが 出来なかった。
西に進むと旧街道は突き当たり、左折し県道を横切り次の辻を右折すると平野の集落に入る。ここにも立派な家が立ち並び、雰囲気もあるのは 昔の駅に当たるそうだ。
更に進むと二股の道に当たり、左に進むと山陽本線沿いの道に当たり、線路に沿って進む。

富田宿の街並み

浄眞寺

平野の街並み 二股を左へ


「山陽道・周防花岡〜湯野温泉A」の「紀行スライドショー」

鉄道沿いの道は広い県道に合流する。右に坂道があり、その鉄柵に「旧山陽道・温田峠」の道標が掲げられている。少し上り、下ると元の 県道に合流し、その先右の細い道に入って行く。 福川の集落も立派な家が立ち並び、富田宿から近いが、宿場だったようだ。

福川本陣跡 本陣門

JR福川駅に通じる広い道を横切り、右の「西光寺」を確認して進むと、枡形になっており、右に「辰尾神社」の鳥居の先を右に曲がると 右に「真福寺」が建っている。ここは脇本陣としても使用されたと。
本陣川を渡ると、右に「福川本陣跡」が建っている。
福川本陣は、初めは藩主の領内巡視や参勤交代などの休憩所であったが、享保6年(1721)幕府の参勤交代における随行員制限令が 発せられ、山陽道においても海路から陸路による通行が激増し、幕府の要人や西国大名などの宿泊や休憩の場所を提供する重要な宿駅 としての役割を担うようになった。
現在の本陣門は,天保9年(1838)に建て替えられたものである。昭和48年に市指定文化財に 指定されている。(おいでませ山口へHPより)

「山陽道」を歩いていても、今まで何軒の本陣跡を見ただろうと話す。
「中山道」に比べると本陣跡は全く残っていないと云っても過言ではない位なのでゆっくりと「本陣門」眺め、充実した気分に浸る。 よくぞ、残っていたと。
少し先に、和菓子屋「いよや」さんがあったので、柏餅を買って、一息入れる。(14:45-14:55)

旧山陽道・温田峠の道標

福川の街並み

福川の枡形 辰尾神社の鳥居


道なりに進み、県道を横切り、山陽本線の踏切を渡る手前の右高台に、祠が祀られている。踏切を渡り、進むと右にも祠が祀られ、旧街道の 趣きを感じる。
旧街道は直ぐに夜市川の御姫橋に当たるが、渡らずに川沿いを西に進む。広い夜市川は改修され、堤防が整備されているので、その堤防の道を 進む。川風が涼しく気持ち良い。
山陽自動車道の高架下を抜けると道幅は狭くなり、山と田植え前の田園を眺めながら自然を楽しむ。しかし、この川沿いの道は長く、単調だ。 やっとのことで、ナフコの先から堤防から下り、山陽本線の踏切を渡り、国道2号線を横切って、「赤坂峠」に向かう。

旧街道の祠

夜市川の堤防道 狭くなった道

田植え前の田圃


赤坂峠手前の立派な家

田園の中の道を進み、突き当たりの立派な家を左折する。(15:45)
今回の紀行の宿舎を決めるのは、旧街道がJRの駅から離れるので、難しく、旧街道筋に何処かないかと探し、今夜は「湯野温泉」に決めた。
ここは、旧街道から約2.3km離れていて、最寄りのバス停から行く予定だが、エスケープ策として、手前のJR戸田(へた)駅からバスに乗車する ことも可能だ。
エスケープするなら「赤坂峠」の手前から、戸田駅に向かわなければならないので、ここで相談する。後3km余り歩き、17時08分発 のバスに湯野温泉口バス停から乗るか否かと協議し、計画通りこのまま進むことにする。
緩やかな舗装道路の坂が「赤坂峠」だ。勾配はきつくはないが、長い坂が続き、少し疲れが見えてきた足には、ダメージが蓄積してくる。 せめて、地道であれば良いのにと話しながら、山沿いのウネウネした道を上る。
峠の頂上には、グランドがあり、そこからは下り坂となる。下り坂の方が緑が多くなるが、西日がきつくなり眩しい。「赤坂峠」は期待したが、 舗装道路で、少し物足りなく感じた。

赤坂峠の上り坂

赤坂峠の頂

赤坂峠の下り坂


西日が厳しい旧街道を西に向かう。眩しくて、写真も上手く写せない。
左の「船山神社」を確認して進むと右に立派な「光西寺」が建っている。更に、西日に向かって進むと戸田市(へたいち)の集落に入り、 右に「宮島様」の鳥居と祠が祀られている。案内板でも、「宮島様」の語源は分からないようで、水の中に柱が立てられているので、安芸の 宮島としたのかと。池の中の岩の上には、亀がたくさん甲羅干しをしていたのは癒してくれる。
その向かい側に、「戌辰戦争の凱旋記念碑」が建っている。奥州に出征した堅田領主の兵が無事凱旋した感謝の碑だと。戊辰戦争の史跡は 山口県に入ると散見される。

戸田市の街並み

宮島様

戌辰戦争の凱旋記念碑


その先右に「戸田市観音」を祀る「心光寺」が建っている。境内には入れなかったが案内板によると三十三観音が祀られ、多くの信仰を 受けていると。
湯野温泉口バス停の発車時刻が17時08分なので、余裕がある。バス停で、乾杯したく酒屋を探していると街道筋に存在するではないか。 店内に入り。ビールを買おうとすると飲んでいたお客さんが、何処から来たかと。大阪から「山陽道」を歩き、今夜は湯野温泉に泊まると話すと 驚き、湯野温泉までは歩いても20分だと。バスを待っている間に着くとのアドバイスをいただく。安心して、ここで、皆さんと話しながら 乾杯し、今日の紀行を称える。(16:15-16:25)
挨拶をし、少し進むと川の手前に「辻地蔵」が祀られている。案内板には、享保年間ここに安置され、天明5年(1785)、ご尊体が震えて、 大量の汗を出して火災の難を知らせたので、町は難を逃れたと。信仰の厚い観音様やお地蔵様が存在する集落だと思いながら川を渡る。

戸田市観音を祀る心光寺

静かな街並み

辻地蔵


「山陽道」は、このまま西に向かうが、今夜の宿である湯野温泉国民宿舎・湯野荘は、ここから県道を北に上った所にある。酒屋の主人の 言葉に従い、バスを待たずに県道の緩やかな坂を上り、新幹線の高架下を抜けて進むと湯野温泉に到着する。静かな所だ。
山あいに温泉宿が点在していて、立派な旅館もある。国民宿舎を探してチェックインする。本来、3部屋欲しい所だが、グループは一室でと同部屋に 通される。直ぐに温泉に行き、疲れた足腰をマッサージしてのんびりと浸かる。ラドン泉に硫黄の臭いがして、なかなか良い泉質だ。 二食付きなので、食堂でビールで乾杯して、美味しい料理を楽しむ。国民宿舎の宿泊料は安く、二食付で7000円余りで、温泉もあり、大満足の 宿だった。

湯野温泉への県道

野温泉国民宿舎・湯野荘

夕食


夕食後、部屋に戻り、酒屋で買い求めた清酒を飲みながら、本日の反省と明日の進め方を話し合う。一部屋で一緒に寝るのは初めてだが、 疲れと酔いですぐに眠ってしまう。
今日の歩行歩数は43000歩だった。

「山陽道・周防花岡〜湯野温泉B」の「紀行スライドショー」


今朝から「2014・ブラジルWCUP」が始まった。開幕戦は3-1でブラジルが勝利した。6/15に日本はコートジボワールと対戦する。初戦勝利して、 決勝リーグ進出を期待したいものだ。前回のベスト16からベスト8へ。ガンバレ日本!!


[周防花岡〜湯野温泉][湯野温泉〜長沢温泉][長沢温泉〜嘉川]







    
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