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「7つの世界遺産を巡る ベトナム縦断ハイライト7日間」旅行記




○ 「ダナン」(2014.12.04.<木>)

ぐっすり眠り、5時過ぎに目覚め、外を見るとまだ暗いが、天気は大丈夫そうだ。
6時30分起床、朝食6時より、集合8時15分なので、NHK海外放送を見るが、海外特別番組で新鮮だ。
朝食までの時間に、ホテル周辺を散策する。まだ交通量も少なく、近くのコンビニを確認し、朝食場所をチェックして部屋に戻る。
ラマナサイゴンホテル
朝食
6時から朝食可能とのことなので、早目にレストランに行く。
まだガラガラで、席を確保して、バイキング料理を選択する。品数も多く、野菜が豊富なのは 嬉しい。フランス領でもあったので、パンが美味しいかと思ったが、少し期待外れだったのは残念だ。しかし、ホーもあり、ベトナム名物のホーを味わう。 食べ易くあっさりしていてgoodだ。
フルーツも西瓜・マンゴー・バッションフルーツ等、豊富で、ベトナムコーヒーも美味しく、初めての朝食に満足する。
今日は、国内線でホーチミンからダナンに向かい、ダナン観光の後、バスでフエに行くことになっている。
出発までの間に、道路に出るとバイクの群れが凄く、道路を渡るのに躊躇する。ゆっくりと歩いて渡るとバイクが減速して避けてくれるのだ。
ホテルにミネラルウォーターが2本付いているが、今後の状態が分からないので、コンビニで2Lの水を買うことにする。ビールも売っているので、2種類の地元ビールを 買い求める。昨日飲んだサイゴンビールもあり、値段は日本円で80円程度と安いのには驚く。 ホテルの中庭には、ベトナム戦争当時のジープが飾られている。当時を忘れてはいけないとのメッセージなのか。
バイクの群れ
地元ビール
ベトナム戦争当時のジープ

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

8時15分、全員定刻通り集合して空港に向かう。ホーチミン空港の国内線も大混雑で、チェックイに手間取るが、無事搭乗口まで進む。待合室から外を見ると 山も間近に見え、自然豊かな中の空港だ。
ベトナム航空の国内線VN112は、A731の3-3列で、定刻の10時25分に出発する。窓側に座るが、その席は窓がなく外は見られない。上空から、ベトナムの 自然を眺めようと思っていたのに残念だ。
ダナン空港に少し遅れ、11時45分に到着し、ホーチミン空港に比べると閑散としている。途中、雨が降ったようだが、ダナンは晴れているので一安心だ。
ホーチミン空港
ベトナム航空の国内線VN112
ダナン空港

バスに乗ると男性のガイドが案内してくれるが、日本語がたどたどしくて熱意は伝わってくるが、理解できないことが多い。
バスは昼食を食べるため、川沿いの小洒落たレストランに向かう。
タイガービールとホー
昼食の数々
昼食は、ミークアン(ダナン名物麺料理)で、一品づつ運ばれてくる。地元ダナンのビールはタイガービールで これもgoodだ。レストランでの代金は3US$(360円)と日本より安いが、コンビニと比べるとやはり高いのを実感する。ホーの麺は、朝食の麺より太く、地方に よって変わるようだ。スープやイカやエビのフライや焼き飯もあり、味付けも美味しく食べやすいので満足する。特に焼き飯が美味しかった。
美味しかった昼食を終え、レストランの前の川岸に出ると黄色い川に漁船がたくさん繋がれている。川の水は澄んでいないが、ゴミもなくきれいだ。 タイの川に比べると色は同じだが、清潔度は高いことが分かる。
前方に珍しい形状をした橋が架かっている。黄金の竜の形だ。ベトナムでは、中国の影響もあり、金色・竜が縁起が良いとされているのだと。 なかなか立派な橋なので、ダナンの名所の一つになっているそうだ。
バスに乗り、「チャム彫刻博物館」に向かう途中、先程見た竜の橋を渡る。正面から写すことができ、その大きさを理解する。
昼食のレストラン
黄色い川と漁船
竜の橋 正面から

「チャム彫刻博物館」は、4日目に行く「ミーソン遺跡」を始め、17世紀頃まで栄えたチャンバ王国の遺産を展示する物館で、建物・レリーフ・石像は ヒンズー教独特の姿をしているのだと。
展示品-1
展示品-2
館内を現地ガイドの説明を聞きながら進むが、言葉が理解できない上に、東南アジアの遺跡については余り知らないので、遺跡の像を鑑賞しながら 巡る。ヒンズー教の遺跡は初めて見るので、仏教とは違った形態を楽しみながら進む。
展示品-3
展示品-4
展示品-5 展示品-6

◎「ダナン観光①」の「紀行スライドショー」

次に「ダナン大聖堂」に向かう。ベトナムは仏教徒がが大多数だが、ダナンは中世貿易の中継点だったので、キリスト教の影響も多かったのだろう、主要都市 には立派な教会が建っているのだ。
薄いピンク色の「ダナン大聖堂」は美しく、天気が良くなった青空に映えている。熱帯の赤い花と教会の十字が、青空に映え美しい。 教会の内部に入ると荘厳な造りで、ステンドグラスが美しい。
ダナン大聖堂 十字架と青空
色々な宗教画をイメージしたステンドグラスが明るい光に輝いている。ミサにも参加できるそうだが、外国人も礼拝している。(15:05)
美しい天井
ステンドグラス
ステンドグラス

再びバスに乗り、ダナンの台所である「コン市場」に向かう。海外の市場巡りは楽しみの一つなので、楽しみにしていた。市場の前は、バイクの駐車で 満杯の状態で、人が溢れている。バイタリティーの塊だ。
コン市場
現地ガイドの案内で、狭い通路の間を縫って進む。すれ違うのも難しい狭い通路の両側には、日用品・衣料品・食料品等々が山積みの状態で、 値札はなく全て値段交渉で決まると。
エジプト等のアラブの市場では、日本語での呼び込みが多いが、ここは現地人対象なのか、観光客が少ないからなのか、ベトナム人気質なのか、 呼び込みはなく、興味深く我々を眺めている。少し広い場所では、ホーを食べさせる店が開かれ、ベトナム特有の小さな椅子に座り、食べている 光景も見られる。
肉屋はそのまま肉の切り身を売り、バナナは房毎売っているダイナミックさだ。子供がサングラス・マスク姿で立っていたのでパチリ。バイクで移動する時の姿で、 特に、マスクは必需品で、カラフルなものがたくさん売られていたのは印象的だった。
現地市場の活気・バイタリティーを全身に感じ、「コン市場」を後にする。市場の見学は、現地の雰囲気を感じられる楽しい場所だ。(15:50)
市場の前のバイク
狭い市場の通路
靴屋さん
市場の屋台食堂
肉屋さん
バイクに乗る姿の子供

ダナンの観光を終え、バスは次の観光地・フエに向かう。
南シナ海
強風の湖
中部ベトナムの観光地・遺跡等は、ダナン近辺に点在しているが、そこまでの距離が長く、バスで3時間程かかるとのことだ。
バスは余裕があるので、2人席を独占し座り、南シナ海の荒波や二期作ができる田園風景が広がる景色を楽しみながら進む。
途中から、激しく雨が降り出す。ホーチミンは 乾季となっていたが、中部ベトナムはまだ雨季だそうで、南北に長いベトナムは日本に似た気候差があるのだ。
途中、トイレ休憩に立ち寄った土産物店の横の湖は、強風で波も高く、寒い位だ。バスは国道を進むが、峠越えの坂道では前のトラックが遅く、 自然渋滞になる。トンネルが開通した峠もできていて、道路事情も改善されているようだ。
19時過ぎにフエの街中に入り、夕食のレストランに向かう。夕食は宮廷料理と云うことで、どのようなものが出て来るのか楽しみにしていると、カボチャ・ ニンジン・キュウリ等を使って装飾された皿に、コース料理が次々と運ばれてくる。地元の名前が読めないビールで乾杯し、きれいに飾られた皿の上の 料理をいただく。
昨日から同じような料理だが、装飾があるので宮廷料理と云うのだろう。
日本人に合った味付けは変わらず、装飾を愛でながら、美味しい料理を堪能する。(20:00)
宮廷料理の装飾 地元ビール
料理の数々
見事な彫刻

◎「ダナン観光②」の「紀行スライドショー」

夕食後、ホテルに直行し、部屋に入るとベットの上には、花弁が飾られており、WELCOMEの心使いが嬉しい。 長距離のバスで少し疲れたので、バスに浸かりぐっすりと眠る。
「コン市場」の活気ある風景は、ベトナムが発展途上だと思いながら、眠ってしまう。


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