「青春18切符」「桜を求めて琵琶湖一周」


○ 2006.04.09.(高槻→近江今津→マキノ→長浜→京都→嵯峨嵐山→京都→高槻)

春の九州散策から帰って「青春18きっぷ」の残りが2枚ある。4/10までの期限で活用するため、天気予報 では4/10は雨の予報なので、4/9に実施することにする。
九州に行く前に計画した「海津大崎」の桜を見て、時間があれば琵琶湖一周することでスタートする。 「海津大崎」は大阪からバスツアーも出ているコースで写真では見事な桜並木が続いている。夕刊の桜便りには 掲載されていず、パソコンもダウン中なので開花状況が分からないが・・・・。

@、高槻(10:31)→近江今津(11:34・11:44)→マキノ(11:52)

昨夜の帰宅が遅かったのでユックリ眠り、遅めの出発とする。最近は湖西線への直通列車も近江今津まで 行く列車が多くなり便利だ。2枚の「青春18きっぷ」で乗車するが、日曜日で桜が満開の季節、京都へ の行楽客で満員だ。京都で大半が降り座ることが出来、琵琶湖を見ながら湖西線を北上する。
京都までは桜も満開だったが、琵琶湖周辺の桜はチラホラ、北に行くに連れ蕾が多くなる。やはり湖北は 寒いのだ。
近江今津で乗り換えだが、少し待つと長浜行の列車が到着する。昔はなかったように思うが、琵琶湖 一周の列車が出来ているのだ。2つ目のマキノで下車。

10数人の方が下車し、駅前の地元の方が開いている物産展を物色している。案内所にあるマップをいただき 琵琶湖の方に向かう。マキノは子供達がまだ小さい時に雪滑りに訪れて以来の訪問だ。
琵琶湖湖畔にマキノサニービーチの浜が続き、「湖のテラス」が立っている。その廊下から湖が額縁のように望まれ かもめが飛び、ヨットを操る人が見られる。かもめが多いのには驚く。

JRマキノ駅

湖のテラスの額縁

琵琶湖のかもめ


湖畔の砂浜を歩いて「海津大崎」方面に歩く。湖水を渡る風はまだ冷たく、桜は蕾のままだ。桜並木 までは約2kmあるのでノンビリと進む。湖畔の道がなくなり、古い町並みの地道に出ると「白梅・紅梅」が 咲き誇っている。大阪より半月季節感が遅いのだ。「海津港跡」の立て看板を見つけ、湖畔に向かうと 石垣が残っている。街道沿いに古い酒屋が大きな樽を飾って店を開いていたので、立ち寄って地酒の 「竹生嶋」のカップ酒を売っていたので買い求める。

白梅・紅梅

海津港跡 ..説明→

古い酒屋


旧街道を進み、右側に湖畔沿いに進むと「海津大崎」の桜並木に到着する。見事な並木だが、残念ながら 全て蕾。きっと満開になれば見事な景観だと想像できる。湖畔にはカヌーをする人達も見られ、観光写真 では、カヌーから見る桜並木の美しさが売りとなっている。
本来もっと先まで進む予定だったが、桜を諦めて湖畔の風避けの場所を探してお弁当を開く。先程 買い求めた「竹生嶋」で乾杯。可愛いカップで、最近のカップ酒ブームに便乗しているのか。
湖の向こうに見えるマキノスキー場方面の山々にはまだ雪が残っている。湖北はまだ早春なのだ。寒いので 早々に食べて、元の街道に戻る。「海津浜の石積」の史跡もあり、歴史的には繁栄した所なのだ。

海津大崎の桜並木 ..説明→

雪山とカヌー

海津浜の石積 ..説明→


予定より早く引き上げたので1時間早い列車で長浜城の桜見物に向かうことにする。

A、マキノ(14:55)→長浜(15:34)

何時から長浜行の列車が出来のか分からないが便利になったものだ。ガラガラの列車に乗り、進行方向に 向かって座り景色を眺める。まだ春には遠い冬景色が続く。近江塩津駅で少し停車し、動き出すと 逆方向に進むのだ。スイッチバックと同じように湖西線から北陸本線にバックして進んで行く。余呉湖を眺めて いると何時の間にかウトウト。長浜に着いて慌てて降りる。

長浜の黒壁スクエア地区には何度か行ったことがあるが、長浜城には訪れたことがない。駅の陸橋を渡り 進むと人が多くなり、お花見の準備・宴会の方が忙しく動いている。花は3分から5分咲きで少し 物足りない。こじんまりした天守閣に向かい、周辺を散策する。
小高い丘に「豊臣秀吉の像」が立ち、大河ドラマ「山内一豊」のノボリがたなびいている。湖畔に出ると 夕日にキラキラと輝き、大きく深呼吸する。
梅林の方に向かうと紅梅・白梅が満開過ぎで桜より見頃である。梅林と天守閣の対比を見上げて一時を 過ごす。

長浜城と桜

豊臣秀吉の像 ..説明→

夕日に輝く湖面


長浜城と梅林

青空と長浜城

桜に包まれる城


やはり長浜の桜も早かった。琵琶湖周辺の桜は1週間遅れのようだ。彦根城の桜は・・・・と駅に向かう。

@、長浜(16:58)→京都(18:12・18:23)→嵯峨嵐山(18:44・19:37)→京都(20:01・20:10)→高槻(20:30)

長浜から新快速に乗る。春に登った伊吹山の頂には雪が残っている。米原で東海道本線の列車と接続し、 彦根に向かうが、車窓から見える桜はまだ咲き始めの状態だ。妻と彦根城の桜は無理だな・・と話して いると隣のご夫人がまだまだですよと教えていただいたので下車するのを止める。ご夫人は彦根の方で 下車されたが。
夕暮れが迫ってくる中、嵐山の夜桜を見に行くことにする。夜桜用の照明があるとは思えないが行って みることにする。京都で下車して山陰本線に乗り換える。嵐山へはいつも阪急で行くので、この路線に 乗るのは初めてだ。満員の列車は単線のため(?)か列車待ち合わせが多く、ユックリと進んで行く。

嵯峨嵐山駅から真っ暗になっている天竜寺方面に向かい、人通りのない竹林の道を少しビクビクしながら 野宮神社に進み、大河内山荘から亀山公園・保津川に向かう。薄暗くて桜は満開だが楽しむまでには 行かない。月の光が射し込み風情はある。所々の街灯の周りの桜は美しい。
保津川の川沿いを渡月橋に進み、駅に戻る。

月光と桜

淡い夜桜

嵐山の夜桜


嵯峨嵐山駅から京都に戻り、新快速で高槻へ。駅近くの居酒屋で琵琶湖周遊のお花見を振り返る。 まだ見頃ではなかったが、琵琶湖一周が割合簡単に行けることが分かった。来年は情報をgetして 満開の季節に周遊したいものだ。









    
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