「青春18切符」...「勝山市へ孫娘バスケ応援の旅」




○ 2016.08.23. (高槻→京都→近江今津→福井→(えちぜん鉄道)→勝山(バスケット応援)→福井→敦賀→米原→高槻)

二男の二人の孫娘は、小学生の時からバスケットボールに励んでいた。姉の高校3年の孫娘は、先日京都代表の国体選手となったが、近畿大会で大阪に敗れ、 国体出場は夢となった。妹の中学3年の孫娘も京都代表校の一員として、近畿2位となり、福井県勝山市で開催される「全国中学バスケット大会」に出場することに なった。
今まで、この孫娘の応援に行ったことがなかったので、その応援のため、「青春18きっぷ」を活用し、勝山市まで行くことにした。 勝山市は福井駅から「えちぜん鉄道」に乗り、永平寺を過ぎた所にあることが分かり、ローカル私鉄にも乗れることも楽しみに出発する。

○行程(8/23)
高槻6:36→6:51京都7:00→8:07近江今津8:13→9:47福井→福井9:55→(えちぜん鉄道)→10:50勝山 (バスケ応援) 勝山16:49→(えちぜん鉄道)→17:43福井→ 福井18:45→19:45敦賀19:52→20:44米原20:54→22:02高槻 ===> 358.9km・6040円 + 770円X2

始発のバスで高槻駅に向かい、京都まで進む。湖西線に乗換え、琵琶湖と逆側の座席に座り、比叡山を眺めながら景色を楽しむ。

湖北の田圃

福井駅の恐竜

近江今津駅で福井行に乗換え、ほぼ満席の乗客は、「青春18きっぷ」利用の学生・シニアグループが多く乗っている。
湖北に近付くに連れ、田圃の稲穂が黄色く色付いているのに地域差と季節感の違いが分かるのは面白い。大阪の連日の猛暑日・熱帯夜を克服している身には、 列車の冷房は有難く、汗をかくこともなく車窓を眺めながら季節の移り変わりを楽しむ。
福井駅に到着し、「えちぜん鉄道」に乗換える時、構内のベンチに怪獣が座っているのに驚く。各ベンチに座っているのだ。さすが、恐竜王国福井として売り出している 姿勢は評価できる。恐竜と並んで写真撮影をしている観光客も居られ、そのPR効果は大きい。
改札口を出て「えちぜん鉄道」に行く。切符は紙は薄いが鋏を入れる懐かしい切符なのに驚き、長い階段を上り、1両編成の新しい列車に乗り込む。ほぼ満員だが、 座ることができ、ホッとする。
地方のローカル列車の旅はのんびりとして気持ち良い。勝山の「恐竜博物館」に行く家族連れも多く、車掌兼ガイドの女性が周辺の案内をしてくれる。 「永平寺」への行き方の案内を聞き、学生時代仙台に下宿する友人を訪ね、二人で青森→津軽半島→秋田→新潟→福井と今の「青春18きっぷ」と同様の 急行列車にも乗れる 周遊旅行をし、福井駅で寝て、残りのお金ないので、「東尋坊」には行けず「永平寺」のみ行ったことを想い出す。その時、この「えちぜん鉄道」に 乗ったかは覚えていないが、多分バスではなくこの電車に乗ったのだろうと。
、 車窓から山並みと広がる色付いた田圃をのんびりと眺める。所々の田圃は、刈り入れも終わっているのに、北国の農業を感じる。

えちぜん鉄道 車内風景

鋏の入った切符

越前の山と田圃


画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

女性ガイドから、左前方に銀色に輝くドームが「恐竜博物館」だとの案内があり、勝山に近付いたことが分かる。恐竜の卵をイメージした博物館だそうだ。 「恐竜の町・勝山」のシンボルなのだろう。
やがて、勝山駅に到着する。古風な駅舎が建ち、その前の広場には大きな恐竜が睨みを利かしている。「恐竜の町・勝山」のお出向かいは、この恐竜なのだ。 子供たちは喜んで写真撮影をしている。大成功の企画だと。

銀色の恐竜博物館

勝山駅

駅前の恐竜


駅前にコミュニティーバスが停まっているので、勝山体育館ジオアリーナに行くかと尋ねると停まりますとの返事に喜んで乗車する。20分余り歩かねばと思っていたので ラッキーと思い、車の少ない道を進み、ジオアリーナの前で下車する。100円と安いのに感謝だ。
昨年春に竣工したジオアリーナは立派な体育館で、2階の観客席に向かうと、会場は予選リーグの前の試合の応援で、熱気が溢れている。心躍る雰囲気に大満足だ。 廊下の席で休んでいると、偶然にも孫娘が通りかかり、声をかけて激励する。涼しげに微笑んでいたのは頼もしい。
予選リーグの第1試合は関東3位との対戦で、危なげなく 61-38 と勝利する。孫娘の守備力はなかなかのものだったのに満足する。後は、もう少し攻撃力が あればと思うが、大したものだ。
周りに食堂がないので、応援に来ていた息子の車で、コンビニに昼食を調達に行き、ロビーで昼食を取る。
第2試合は中部1位との対戦だ。春の名古屋遠征で負けたそうなので、心配していたが、見事 57-43 と後半に差をつけての勝利し、決勝トーナメントに進出した。 接戦の時に、3ポイントシュートを決めたのに、思わず大拍手だ。良くやった。
帰りに孫娘と出会い「明日からの決勝トーナメントでは、まずベスト4を目指し、金メダルを獲る気持ちで頑張れ」とハイタッチし、「応援ありがとうございました」の 言葉に送られて別れる。明日もベストを尽くしてもらいたいものだ。
息子に駅まで送ってもらい、明日も頑張れと列車に向かう。

全国中学バスケット大会 大会案内

予選リーグ・対関東

予選リーグ・対中部


16時49分発の「えちぜん鉄道」は「恐竜博物館」帰りの乗客も多いが、窓側の座席でゆっくりと田園風意を見ながら進む。福井駅で20分余りで接続可能であるが、 夕食を食べるため、一列車遅らせることにし、駅構内の居酒屋で、地元の豆腐と刺身で、孫娘の勝利と明日からの健闘を祈念して乾杯する。
売店で土産を買い求め、改札口横の立ち食い蕎麦屋で冷やし越前蕎麦を食べて、腹ごしらえもしておく。なかなか美味しい蕎麦だった。
帰路は、往路と違ったルートにしようと、敦賀から米原経由を選択し、真っ暗闇の中、ウトウトとしながら22時30分に帰宅する。孫娘の応援・勝利と 充実した旅だった。このような「青春18きっぷ」の活用もgoodだ。

勝山駅のホーム

勝利に乾杯

越前蕎麦


孫娘の戦績は、翌日からの決勝トーナメントで関東3位との対戦し 64-43 で勝利し、準々決勝戦では東北1位と対戦し 52-45 とベスト4を獲得した。良くやった!!  第一番目の目標を達成したのだ。
その翌日の準決勝戦は、春の広島遠征で敗れていた九州1位と対戦し 53-48 と接戦を制してリベンジし、決勝戦に進むことになった。さすが全国大会で、 YouTubeで実況もあり、パソコンの前で応援していたのでリアルタイムで喜びを分かち合えた。
決勝戦は、関東1位との対戦で、長身の選手が二人おり、心配していたが、やはり身長差は厳しく 55-75 と敗れ、準優勝となった。金メダル獲得はなら なかったが、見事銀メダルを勝ち取ったことは素晴らしい!!






    
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送