「青春18切符」「京都・奈良・和歌山周遊」


○ 2006.04.05.(高槻→京都→奈良→三輪→和歌山→大阪)

鹿児島・出水の昔の同僚からお誘いがあり、桜の季節に訪問することにし計画を立てていた。 夜行快速でスタートすることにしたので、当日の「青春18きっぷ」を上手く活用しようと考え、花見でも と思ったが、生憎の雨模様なので諦め、夜の出発まで近郊の周遊と洒落込む。

@、高槻(11:31)→京都(11:43・11:50)→奈良(12:38・13:36)→三輪(14:03)

雨が降っているので、ゆっくりと九州旅行の準備も整えリュックを背負って一人で出発する。本来、湖北の梅津 大崎の桜を見に行こうと思っていたが、ノンビリと夜行快速出発の22時まで潰すことにしようと京都から 奈良に向かう。
この列車は「吉野道」歩行時活用し、先日の「宇治スタンプラリー」でも利用した路線で歩いた所を思い出し ながら、7分咲きの桜を車窓から楽しむ。車内は外国人の観光客が多く、英語圏・ヨーロッパ・中国と 半数近くが外人なのに驚く。古都を結ぶ路線は観光ルートなのだ。
奈良で降りて歩こうかと思ったが、雨足が強いので駅前で昼食を食べ、前から一度行こうと思っていた 「三輪神社」に行くことにする。

奈良からの桜井線に乗るのは初めてだ。雨の車窓を眺めながら、「中つ道」はこの路線と平行に歩いた と思いながら、曇って見えない山々を思い出す。
三輪駅は無人駅で2-3人の人が降りるさびしい駅だ。矢印に従って神社に向かう。大きな鳥居が見ら れるが、途中から曲がって「一の鳥居」に行き、戻って「大鳥居」を見上げる。

大神協会神殿

一の鳥居

大鳥居


ここからが参道のようで山の方向に進み、JRの踏切を渡ると「二の鳥居」が迎えてくれる。「三輪神社」 は「大神(おおみわ)神社」が正式の名前で三輪山を御神体として、大物主神(おおものぬしのかみ) を祀る神社で、商売をする方の信仰が厚い。

「二の鳥居」をくぐり、静かな参道を進むと石段の上に注連縄と拝殿の屋根が見えてくる。石段を上り 「拝殿」に参拝し、社務所で朱印帳に記帳していただく。参拝者は雨のためまばらだが、熱心にお参り されている姿には驚く。境内には「巳の神杉(みのかみすぎ)」の大きな杉が神木として祀られている。
和歌山行きの列車は1時間に1本なので境内を後に駅に向かう。この辺りは三輪素麺の産地で工場や食堂で 販売されている。

二の鳥居

参道

石段と注連縄


大神神社・拝殿

巳の神杉

JR三輪駅



A、三輪(15:03)→和歌山(17:32・19:38)→大阪(21:00)

無人駅の改札を通り、誰も居ないホームで待つと和歌山行の列車が来る。ガラ空きの車内で濡れた服を拭い 香具山・畝傍の飛鳥の真ん中を進み高田に到着する。桜井線はここから王寺に向かうが、和歌山線で 和歌山に向かう。
この線は「小辺路」の帰りに五条から王寺に出る時に乗車した路線だ。桜はここでも見事に咲いている。 車窓から「高野街道」歩行時よく利用した橋本駅や紀ノ川を眺めながら和歌山へ。途中から雨も止んだ ようで夕日が見られるようになった。

和歌山に到着し、和歌山城の夜桜見物に行こうと地図を見ると割合近い。20分位歩くと和歌山城に 到着する。お堀に映る桜は見事満開だ。夜桜宴会のシートや食事を持つ人達が三々五々集まり、宴会の 準備に励んでいる。城内の桜も見事だ。初めての訪問だが、ここ和歌山城の桜は何時件の一見の価値が ある。
天守閣がライトアップされ、桜のほのかな明かりとの調和が美しい。しだれ桜や堀端の桜を楽しみ歩いて 和歌山駅に向かう。駅の地下でビールで今日の桜見物と今夜からの九州行きの無事を祈って乾杯する。
紀州路快速で大阪にウトウトしながら行き、夜行快速の時間まで時間を潰す。
「青春18きっぷ」の有効活用のため、近郊の神社・桜を楽しめたのは有意義だった。

和歌山城・堀の桜

和歌山城の桜

和歌山城のしだれ桜


和歌山城・天守閣と桜

和歌山城を望む

和歌山城の満開桜






(工事中)





    
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