「青春18きっぷ・倉敷散策」





○ 2022.09.02. 倉敷散策 (高槻⇒姫路⇒播州赤穂⇒岡山⇒倉敷⇒(散策)⇒倉敷⇒岡山⇒姫路⇒高槻)

9月になり「青春18きっぷ」の期限も近付いてきた。2枚残っている切符を使う方法を検討した結果、久し振りに「倉敷散策」をすることにした。スイッチバック する台風の速度が遅く、雨模様の日が多かったが、翌日の天気を観て9/2に実施する。
倉敷への相生乗換は、「相生ラッシュ」と云われる1分間の乗換を陸橋を渡ってしなければならないのを避け、赤穂線で、のんびりと進むことにする。

@高槻(9:14)⇒姫路10:33・11:06)⇒播州赤穂(11:37・11:38)⇒岡山(13:01・13:11)⇒倉敷(13:28)

高槻発9時14分の列車に合わせ、8時30分頃家を出て、曇り空の中、バスで高槻駅に向かう。姫路行の新快速は、まだ通勤客も多く、大阪駅までは座れなかったが、 大阪駅からはゆっくりと座り、瀬戸内海・淡路島を観ながら姫路へ。
姫路駅で30分弱の乗換時間があるので、「えきそば」を食べることも考えたが、まだ空腹ではないので、姫路駅の改札を出て、構内を散策する。 内部は美しく拡張されており、ショッピングセンターも充実しているのに驚く。

姫路城

西大寺駅の看板

駅の正面から「姫路城」を記念にパチリと。曇り空なので、真っ白には見えないのは残念だ。
空席が残る播州赤穂行きに乗り、問題視した相生駅に到着すると岡山行の乗客が一斉に乗換える「相生ラッシュ」を眺める。以前は、ホームが違うので、陸橋を 渡って乗換えねばならなかったのが、反対側のホームに列車が停まっている。楽に安全に改善されていたのだ。
播州赤穂駅ての乗換は1分間だが、反対のホームの列車なので問題なく乗換できた。これなら相生でも早く乗換えれば座れると。
この時間の赤穂線にはあまり乗ったことがないので、景観を楽しみながら進むと西大寺駅の看板に「裸祭り」の絵が掲げられている。有名な祭りを観たことがないので 機会があればと思ったところだ。
岡山駅での乗換もスムースで、13時28分に倉敷駅に到着する。
まずは、観光案内所に行きマップをもらい、駅近くの昼食のお薦め処を尋ねると倉敷名物の「ぶっかけうどん」の店を紹介される。 「ぶっかけうどん」は食べるが、倉敷名物とは全く知らなかった。

温きざみぶっかけうどん

冷天婦羅ぶっかけうどん 食べ方

駅前のロータリーから商店街に入った所にある「ぶっかけふるいち仲店」に向かう。 こじんまりした店だ。
メニューを見て「温きざみぶっかけ」と「冷天婦羅ぶっかけ」を注文する。倉敷名物とは・・・・と思いながら待っていると、壁に大きく「ぶっかけうどん」の 食べ方が記されている。やはり名物なのだ。
温かい「きざみぶっかけ」は大きなアゲがのっているが、出汁は多くない。冷たい「天婦羅ぶっかけ」も同じように、冷たい麺に冷たい出汁がかかっている。
食べ方の掲示に従い、麺と具・出汁をかき混ぜて食べると麺は少し柔らかく、出汁は少し甘めだが美味しい。「かけうどん」は出汁が多いが、ここでは少ない 出汁をかき混ぜて食べるのだ。美味しく、名物の「ぶっかけうどん」を知ったことはラッキーだった。
商店街を進むが、観光客は少なく寂しい。洋装店に入り品定めをするが、気に入ったものがなく退散したりしながら、倉敷美観地区に向かう。
古い街並みには観光客も少し見られるが、以前に比べると半減以上の少なさだ。地方の観光都市は大変だと痛感しながら石倉の間の道を縫って倉敷川畔に立つ 「大原本邸」に至る。

古い街並み

石倉の間の道

大原本邸


画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

「大原美術館」前の今橋付近の観光客は多く、人気のスポットは変わらない。美術館・倉敷川・柳をバックに写真を撮る人の行列となっている。 川沿いの柳は大きく茂り。何時もより長いような気がする。
河面には川船が浮かび、観光客が川面からの景観を楽しんでいる光景は、何時もながら美しい。川船の乗場は順番を待つ人が並んでいる盛況だ。 やはり観光地は観光客が多いのが絵になるのだ。
倉敷川沿いの柳並木を楽しみながら「倉敷館(近郊案内所)」まで進み、貫禄のある洋館をパチリと。

大原美術館

川船と柳並木

大原本邸


更に川を下って進むと以前と街の様子が変わっている。

柳並木

地元の名品店

以前立ち寄ったことのある藍染めの店や「星野仙一ミュージアム」が見当たらない。いろいろと変化しているのだと感じながら県道の手前の高砂橋を 渡り、対岸を戻る。
食堂・喫茶店も多くの人が楽しんでいるようで、初めの印象に比べると盛況なのが分かり、嬉しく思う。
川沿いの柳並木の下には、椅子が設けられており、ゆっくりと柳と川面を楽しんでいる方もおり、静かな光景だ。
藍染め・備前焼等、地元の名品を土産として売る店もあり、楽しみ方が多様なのも倉敷の特徴かと。
もう一つの名所である「アイビースクエア」に向かって、細い路地は入って行く。 かっての倉敷紡績発祥工場跡で、レンガ造りの外観に蔦が絡まる美しい建物群だ。
入口を入ると石畳が続き、当時の雰囲気のあるレンガ造りの建物が続くが、そのレンガ色が隠れる位の蔦の緑に覆われている。各建物ごとに展示会・ 展覧会が開かれているようで、奥の広間ではビヤガーデンが開催されているようだ。まだ時間が早いので、味わうことができないのは残念だった。

アイビースクエア入口

展覧会開催の建物

レンガが見えない位の蔦


「アイビースクエア」のレンガ塀に沿って、古い街並みに出る。
先程よりは観光客が増えているが、美観地区の比ではなく、最盛期の倉敷には程遠いのは残念だ。古い店をのぞきながら、商店街に戻り、 倉敷駅に進む。
倉敷駅の売店で少しの間ショッピングをし、帰宅することにする。

レンガの塀

古い街並み

倉敷駅


A倉敷(16:02)⇒岡山(16:19・16:44)⇒姫路(18:09・18:10)⇒高槻(19:31)

倉敷から岡山に向かう。まだ通勤時間でないのでガラガラだ。

岡山駅・桃太郎像

ポストの上の桃太郎

岡山駅での乗換時間が20分余りあるので、駅前の「桃太郎像」の見学に向かう。
この周辺は、待ち合わせ場所になっているようで、学生のカップルが多い。写真を写そうとすると、自主的にカメラから離れてくれるやさしさに、 お礼を云ってパチリと。
駅前のポストにも「可愛い桃太郎像」があるので、これも記念に写し、ホームに戻る。
姫路行の列車の行列は長く、失敗した思ったが、優先座席方向に向かうと学生のグループが席を譲ってくれたのだ。
80歳近くもなると歳相応の対応をしてくれるのに感謝し、優先座席に着席する。有難いことだ。
姫路まではゆっくりと座り、往路とは違う山陽本線の車窓を楽しむ。「旧山陽道」紀行時に通った駅に着くと仲間と歩いた当時を想い出しながら。
姫路駅で乗換え、高槻の居酒屋で食事をしようと考えていたが、神戸を過ぎると雨模様になり、大阪近辺は激しい雨が降っているようだ。スマホの 雨雲レーダーを観ても雨は続くようだ。
高槻での食事は諦め、初めてコンビニで総菜を買い、丁度雨の止み間になったバスで帰宅する。帰宅した直後、雨音が激しくなり安堵した次第だ。 家でコンビニの総菜を肴にビールと芋焼酎で、久し振りの「倉敷散策」達成を乾杯する。
本日の歩行歩数は、10200歩だった。





    
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