「串本温泉湯治の旅」


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○ [第3日]、串本〜自宅(2010/12.16)

今朝も5時を待って直ぐに温泉に行く。無人の温泉でゆっくりと足腰を伸ばし、露天風呂に出ると寒い。今日は寒波が串本まで伸びている ようで、寒気が襲っている。曇り空で、星は全く見ることが出来ない。
今日は15時20分発の「スーパーくろしお26号」乗車まで自由行動で、チェックアウトは11時と決まっている。しかし、外は風が強くて寒く 「橋杭岩」等、周辺の散策も面倒臭いので、チェックアウトまで室内でゆっくりし、送迎バスの時刻に合わせて串本駅に向かうことにする。
8時前に朝食会場に行き、昨日とは惣菜が異なる朝食バイキングを楽しむ。昨日は日が燦々と降り注いでいたが、今日は曇り空で 寒風が吹いている寒々しい光景を眺めながらゆっくりと朝食をいただく。昨日とは違った干物が焼かれており美味しい。
朝食後、部屋でくつろぎ、もう一度温泉に向かう。数人の方が入浴されていたが、広々とした浴槽でゆっくりと浸かる。さすが、 露天風呂は寒く、「橋杭岩」を眺めては室内へと繰り返す。
部屋に戻り、テレビを眺めたり、本を読んだりと。11時のチェックアウトになったので、フロントで精算し、ロビーで新聞を読んだりして時間を 潰す。少し退屈するが、外の寒さはパスする方が良い。ホテルの前には鯨の形をした風力発電機が強風を受けて激しく発電している。
まだ少し早いが、バスの時間に来たので串本駅に向かい、近くのスーパーをブラブラとして、名物の「サンマ寿司」を昼食用に買い求める。 駅の寒い待合室で待ち、列車に乗るとホッとする。やはり暖かいことは素晴らしい。
串本ロイヤルホテル
鯨の形をした風力発電機
串本駅

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早速、ビールで乾杯し、「サンマ寿司」を食べる。さっぱりとした寿司は美味しく、のんびりと車窓を楽しむ。段々と日が暮れて行き、 太平洋の暮れて行く光景を見ながらウトウトと。
「熊野古道」紀行時は「青春18きっぷ」ばかり利用していたので、特急の速さは有難い。あっと云う間(?)に新大阪に到着し、 20時頃に無事帰宅する。
今回は腰痛の湯治旅行になったが、久し振りに「熊野古道」の史跡を訪ねられ満足した旅だった。






    
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