「伊豆半島・箱根ぐるり周遊の旅」


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○ [第2日]、伊豆半島・河津桜観光(2013/03.04)

5時30分頃目覚め、朝の温泉に行く。まだ真っ暗だが、海面が光っているのは幻想的だ。露天風呂で冷たい風に当たりながら、のんびりと温泉を 楽しむ。6時になると伊豆半島は明るくなる。大阪より日の出は早い。散歩に出ようとジャンパーを着て外に出るとやはりひんやりとしている。
港の近くまで行こうと歩いているとポツポツと雨が降り出した。天気予報では雨の予報がなかったのに。慌ててホテルに戻る。後の行程が心配だ。 7時からバイキングの朝食も品数が多くgoodだ。
8時、定刻通り出発し、分宿したメンバーをピックアップして、最初の見物先「修善寺梅林」に向かう。雲が低く、今にも雨が降りそうな天候なので前途多難 だと思いながら、伊豆半島の山間部に入って行く。約1時間のドライブで「修善寺梅林」に到着し、途中まで添乗員が案内し、自由行動となる。
青空が見え始め、天気は大丈夫だ。山肌に沿って植えられた梅林は、何時も見ている梅の花より小粒で、華やかさはないが、ほぼ満開の状態で、 梅林の中を散策する。時間が早いのと平日なので、観光客はまだ居ず、貸切状態の梅林を楽しむ。梅の香も漂い、春の息吹を感じながら。
修善寺梅林の紅梅
白梅
青空と白梅

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

「修善寺梅林」を終え、バスは伊豆半島の中心を走る「天城峠」に向かう。山間の杉の木は花粉を一杯蓄えて、今にも飛び散ろうとしている光景だ。 30分程で、「浄蓮の滝」に到着し、自由見学となる。
石川さゆりの「天城越え」の歌詞にもある「浄蓮の滝」を見るため、「伊豆の踊子」の銅像のある駐車場から急な階段を下って行くと、滝の音が 聞こえ、雄大な「浄蓮の滝」が現れて来る。
浄蓮の滝
水量も多く、迫力があり、滝壺の近くは水しぶきが激しく飛んで来る。
夏であれば、もっと水しぶきを浴びるだろうが、早々に 滝壺から離れて、色々なアングルから雄大な「浄蓮の滝」をパチリと。 川の横には「ワサビ畑」が広がり、地元の方が収穫に励んでおられる。
急な階段を上っていると、外国人もたくさん見物に降りて来る。観光客も 多いようだ。添乗員が紹介していた「超激辛茎入りジェラード」に挑戦する。一口・二口までは大丈夫だが、茎を噛むと辛い。初めての経験だが、 妻はしっかりと食べるのには驚く。
伊豆の踊子の銅像
ワサビ畑













「天城峠」を進む。バスの中程に座っているので、「天城隧道」を抜けると云われても、写真を撮ることは出来なかったが、「天城越え」の歌詞の 道を進んでいるのだと。
ループ橋
伊豆半島の中央から東海岸に向かう途中に、大きなループ橋が架かっている。3重のループを下り、河津町に近付くと県道沿いには 車が溢れ、川沿いには「河津桜」のピンクの並木が続いている。
少し渋滞もあり、「河津桜の原木」を車窓から眺めて、駐車場に到着する。周りには露店がたくさん出て、年に一度の賑わいが河津町に訪れたようだ。 観光客が一度に訪れるので、大変だろうが、経済効果大と思っているだろう。
堤防の河津桜
「河津桜」は見頃で、2月末のツァーが満席で断られたことがラッキーだったと思われる。自由時間になり、川沿いの桜並木に向かう。
途中の露店を冷やかしたり、試食品をいただいたりして進むと、川沿いの人出は凄い。菜の花の黄色と桜の桃色がきれいだ。上流のほうに人混みに揉まれながら、 桜のトンネルを進む。写真を写す所もない程の人混みだ。昨夜の地元テレビで「河津桜」が見頃との報道があったそうで、平日なのにこの混雑なのに驚き、 休日だったら大渋滞だろうと。人出と周りの露店を楽しみながら、桜並木を散策する。
河原に降りると堤に沿って、ソメイヨシノに比べると紅色の「河津桜」の並木はピンクの帯が出来ているようだ。天気も良く、暖かくなり絶好のお花見日和を 満喫する。
下流の方にも進み、河原にも降りたりと見頃の「河津桜」を堪能する。集合時間に合わせて、駐車場に戻る途中、民家で「吊るし雛」が飾られている。 地方の風情を感じられるのも楽しみ、駐車場に戻る。(12:20)
見頃の河津桜 桜のトンネル
桜と菜の花 青空と花弁
満開!! 吊るし雛

ツァースケジュールに従って、海岸線を南下して、太平洋を眺めながら伊豆半島先端の「奥石廊崎」に向かう。
波も穏やかで静かな海を眺めながら、奥石廊崎の展望台で、カメラ休憩。前面には太平洋の水平線が丸く望まれ、岩に当たる白波が美しい。しばらく 暖かい陽射しを浴びて、太平洋の空気を満喫する。
バスは遅くなった昼食処に急ぐ。14時に到着し、ツァーオリジナルの「夫婦郷土料理」を味わう。向かい合って座り、それぞれが別の料理が並んでいる。 ほとんどが地元の名物・金目鯛の刺身・煮付け・天婦羅・鍋・吸い物に加え、山海の珍味だ。ビールを頼むと地元の「伊豆の踊り子」を描いたラベルの サッポロ黒だ。乾杯して、美味しい料理を交換しながらいただく。美味しい!!
店の出口の水槽には「足高蟹」の大きな甲羅も見られ、伊豆半島の食材を目でも楽しめた。
奥石廊崎からの眺め
金目鯛料理@
金目鯛料理A 足高蟹

美味しい昼食を賞味し、少し離れた「南伊豆・みなみの桜」見物に向かう。

川沿いの桜並木
河津桜と菜の花

河津桜のトンネル
河津町と同じように「河津桜」が川沿いに見事に咲き誇っている。観光客も少なく、桜の木も河津町より勢いがあるように感じる。
駐車場で解散し、約1時間の自由行動となる。
暖かい陽射しを浴び、青空の下、堤防に上り「河津桜」の並木を散策する。人も少なく、満開度も高く、河津町より南伊豆の方が見事だ。
観光客は交通機関の関係で、河津町で止まってしまうが、車であれば、南伊豆まで足を伸ばす方が良いと思える位だ。ここは穴場だと。
堤防には地元のボランティアの方が丁寧に案内され、スタンプラリーも設けられ、川の両岸を巡るコースもあるようだ。見事な満開の桜並木を散策し、菜の花との 対比を楽しむ。堤の両側に桜並木がある場所は、「河津桜のトンネル」と云った見事さだ。
関西では余り知らなかった「河津桜」の趣きを十分に満喫出来たのは嬉しい。もっと散策したい気持ちだが、あっと云う間に1時間が経過し、 駐車場に急いで戻る。
堤防の桜並木
堤防の河津桜
満開の桜 青空と桜

ホテル伊東パウエル
夕食
「河津桜」を堪能して、一路、今夜の宿泊場所・伊東温泉に向かう。
伊豆半島の東岸を太平洋を見ながら北上するが、途中から渋滞が発生し、なかなか前に進まず、予定より大幅に遅れ、18時過ぎにホテル伊東パウエルに 到着する。
すぐ、温泉に入り、19時20分から夕食となる。生ビールで乾杯し、金目鯛の刺身・豚チャブ等をいただく。芋焼酎も飲み、今日一日の感動と疲れを 癒す。
部屋に戻り、テレビを見ていると眠ってしまい、夜の温泉入浴は出来なかった。
今日は伊豆半島の西岸から「天城峠」を越え、東岸の「河津桜」を満喫し、伊豆半島先端を訪れ、金目鯛の昼食を堪能した。見事な「みなみ桜」も 観賞し、伊豆半島の春を体感した一日だった。

「伊豆半島周遊」の「スライドショー」


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