「伊豆半島・箱根ぐるり周遊の旅」


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○ [第3日]、箱根観光(2013/03.05)

早く眠ったので、夜中に目覚めたが、再び眠り、5時過ぎに温泉に行く。
伊豆半島の日の出
露天風呂から真っ暗な東の海が見えるが、雲がかかっているようで、朝日の 観賞は微妙だと思いながら、足腰を伸ばして朝風呂を楽しむ。
6時頃から散歩に出掛ける。伊豆半島の夜明けは早く、海上も穏やかだが、水平線に雲がある。日の出は難しいかと思いながら、海岸線を散策する。
ヨットハーバー辺りまで行き、寒くなって来たのでホテルに引き返し、ロビーや食堂を見て部屋に戻ると妻が日の出だと。 急いでベランダに出ると先程の雲が切れて、海上から見事な日の出が望まれる。顔が出てしまっていたのは残念だが、小島と太陽の構図はなかなかの ものだ。写真を撮り、ご来光を楽しむ。
伊豆半島の東側は朝日が望まれ、昨日は曇っていてダメだったが、西側は夕日が望まれる周囲を海ら囲まれた伊豆半島だと改めて感じる。 太陽は段々と昇り、海上に光の帯が出来、やがて眩しくなって来る。ご来光を堪能し、朝から満足な気分に浸ることが出来た。
身支度を整え、朝食のバイキングに向かう。お粥もあり、干物を焼いてくれたりと品数も多く、しっかりと朝食を取る。
夜明け前
太陽と小島
光の帯

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

8時、ホテルを出発して、箱根に向かう。座席は最後部になり、2席を1人で占めることが出来、ゆったりと伊豆半島の海岸線を北上する。
朝が早いので、渋滞もなく、熱海・小田原を経て、箱根登山電車の箱根湯本駅に到着する。
登山電車を1台見送って、次の電車の最前席に陣取り、スイッチバックの状況も確認しようと試みる。この1台遅らせたことが、ラッキーな結果をもたらした。 出発して直ぐ、車掌のアナウンス・案内が始まったが、独特の口調で面白い。メンバーの方が、先日テレビに出ていた車掌だと話され、聞いていると 噺家のように軽妙で味がある。
最前列でトンネルや鉄橋、周辺を眺めながらスイッチバックの所まで来ると、車掌が目の前に現れ、案内が始まった。まだ若く、客席との窓を開けて、愛嬌 たっぷりに笑みをこぼしながら、独特の口調で案内する。その姿をパチリと。
カーブする場所からは前の車両も見え、アルプスの氷河特急のようだ。沿線横の箱根駅伝の道路の話、踏切の逸話等々、案内を楽しむ。途中停車駅の 待ち時間では、ホームで乗客と記念撮影にも応じる若き車掌・落合君だ。彼の案内に爆笑しながら、約40分間の箱根登山電車の乗車を終え、強羅駅に 到着する。
箱根登山電車
若き車掌・落合君
鉄橋 カーブの展望

富士山の頂上だけ展望
強羅からは回送されていたバスに乗り、「大湧谷」まで上って行く。標高が高くなるに連れ、雪が残り、植物の生態も変わって来る。
あの方向に富士山があるとの添乗員の説明に目を凝らすが、見えない。
残雪が残る「大涌谷」駐車場に到着すると富士山の頂上付近が望まれた。約40分余りの自由時間に、富士山が見えないかと何度も見上げるが 雲の往来が激しく、少し見えては、消えたりの繰り返しだ。
反対方向の「大涌谷」の山肌を見ると白煙が立ち昇っている。数年前に息子たち家族と「大涌谷」の噴煙の周辺を上り、黒たまごを食べた想い出を 話しながら眺める。噴煙と残雪が美しい。
外国人も結構たくさん訪れているのは、富士山人気もあるが、箱根の魅力が多いのであろう。
再び、富士山を眺めると雲の間から頂上が少し見えるだけで、中腹まで望むことは出来ないのは残念だ。
心残りではあるが、次の行程に進むべく、ロープウェイ乗場に向かう。
青空・頂上・雲
大涌谷
噴煙と残雪

箱根ロープウェイの強羅駅に向かい、10数人づつに分乗してロープウェイに乗る。富士山も望まれるが、雲間に頂上を見せるだけで、変わりなく、雪が残る ロープウェイの架線下を望みながら桃源台駅に向かって下って行く。
上りの車両は数人しか乗っていないが、手を振ってくれたりと交流を楽しむ。やがて、芦ノ湖が望まれ、遊覧船が巡っているのが見える。 桃源台駅からは再びバスに乗り、箱根観光を終え、昼食場所の沼津に向かう。(11:50)
箱根ロープウェイ
芦ノ湖を望む
芦ノ湖と遊覧船

芦ノ湖の周辺を走り、沼津に到着する。大きなショッピンク兼食事処で、観光バスがたくさん往来している。今日の昼食は「寿司」で、地元の魚介類が 盛られている。吸い物と一緒に、美味しくいただく。
「伊豆半島・箱根周遊の旅」の行程は全て終え、帰路に着く。最後部席なのでゆっくりと座っていると、富士山が大きく見え出した。窓から 写すが、なかなか上手く映らない。やがて、富士山が後部に消えて行く時、後ろの窓から写すと高速道路と海と富士山の構図が美しいので、慌てて シッターを押す。最後に、富士山の雄姿を眺めることが出来、満足してバスの揺れに身を任す。
昼食
高速道路からの富士山
高速・海・富士山


「箱根観光」の「スライドショー」

東名高速を西に進み、浜名湖SAで休息を取り、渋滞もなく、往路と同じ行程を進む。新名阪の土山SAで最後のトイレ休憩後、一路大阪に向かう。 吹田ICで降りた所から、少し渋滞に巻き込まれたが、19時過ぎに無事梅田に到着し、皆さんにお別れの挨拶をして、3日間の楽しい旅を終える。
阪急百貨店で惣菜を求め、帰宅して、ゆっくりと乾杯し、旅を締めくくる。

初めての伊豆半島の旅は、天候にも恵まれ「浄蓮の滝」「河津桜」「石廊崎」を満喫した。「河津桜」も満開に近い見頃で、一足先にお花見を体験 出来、大満足だった。温泉・食事も充実していたし、日の出も満喫出来たのは嬉しい。ただ、海上からの富士山が見られなかったのは残念だ。
箱根観光も登山電車の名物車掌と遭遇し、楽しい車内時間を過ごすことが出来た。「大涌谷」からの富士山は頂上だけだったが、見られないと 思っていたのが、望めてラッキーと。しかし、バスの中から雄姿が見られたことは幸運だった。充実した3日間に感謝!!


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