「世界的ブランドホテルに泊まり癒されるミステリーツァー」


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○「世界的ブランドホテルに泊まり癒されるミステリーツァー」 (2022.7.10.-7.12.)

3.三日目 2022.7.12.

  ◎三日目の日程表案内内容
ホテル(8時30分頃出発) ⇒ 〇〇神社(日本三大〇〇のひとつ) ⇒ 〇〇峡(そびえ立つ渓谷とスリル満点の吊り橋) ⇒ ウニ・イクラ入りの海鮮尽くし丼の昼食   ⇒ 〇〇名産品のお買い物 ⇒ とある駅 ⇒ 新神戸・新大阪(21時20分着)


5時過ぎに目覚め、外を見ると天気は良さそうなので一安心だ。戻り梅雨の様相で、心配したが、今回の旅は天候に恵まれそうだ。
6時からの温泉オープンに合わせ、1階の奥まった温泉場に向かう。二つあるが、手前の小振りな温泉に行くとまだ誰も入っていなくて独占だ。少ししょっぱい塩泉で 足腰を伸ばしてゆっくりと入浴する。寝巻ではなく、服を着替えての温泉入浴は、高級ホテルなので仕方がないが、普通の温泉宿の方が嬉しい。
部屋に戻り、太平洋と松林を眺め、ゆっくりとくつろぐ。太平洋上の日の出は雲に隠れて見えないが、少し朝焼けが望まれる。
7時からの朝食に合わせ、広いロビーを通って食事処に行く。行列ができていて、順番に係りの人が席に案内してくれるので、席の心配はない。 ナイロンの手袋をはめ、たくさんある食材を取って行く。お粥もあり、卵焼きや焼き魚の調理もあり、優雅に朝食を楽しむ。
朝の太平洋と松林
広いロビー
朝食

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

6時40分発で三日目のミステリーツァーが始まるが、本日の観光地の予想は全くできていない。ミステリーそのものだ。 最終の出発駅が博多と分っているだけで、後はどのルートを進むのかも分からない。
バスはホテルを出発して、元に戻るのではなく南下し、宮崎道を西に向かう。九州を一周するのか・・・・???
生駒高原・霧島神宮の話も出て来たので、鹿児島県に向かうのかと考えたりしていると「えびのPA」でトイレ休憩となる。単身赴任時代、訪れたことがあると 思うが、鹿児島の田圃によく祀られている「田の神さあ」の石仏があり、横には国道のループ橋もみえるPAだ。さて、何処へ行くのか??
えびのPA
田の神さあ
ループ橋

鹿児島ではないことが分かり、九州道を進み、長いトンネルを抜けて八代ICから地道に降りる。 ガイドから目的地は「八代神社」と伝えられ「日本三大妙見」だと。
八代神社
「三大妙見」とは、八代妙見と福島県の相馬妙見、大阪府の能勢妙見を云うのだと。能勢妙見は地元なので、お参りしたこともあり、三大妙見の言葉も初めて知り レアな神社に参拝する。
八代神社は八代で最も大きな神社として人々の崇拝を集めてきました。その歴史は古く、今から1300年以上前の飛鳥時代(680年)に竹原の津に 鎮座したのが始まりとされています。
祀られている神は、北極星と北斗七星を神格化した「天御中主神(あめのみなかぬしのみこと)」「国常立尊(くにとこたちのみこと)」です。
また、その昔、妙見神が亀と蛇が合体した想像上の動物「亀蛇(きだ)」の背に乗って海を渡ってきたという言い伝えがあり、交易が盛んな港町として繁栄した 八代の歴史がうかがえます。
八代妙見祭は、八代神社の秋の例大祭であり、九州三大祭の一つで「八代妙見祭の御幸行事」として、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 (八代市観光サイトHPより)

石の大鳥居をくぐり、広い境内に入り本殿に参拝する。
境内には、亀と蛇が合体した想像上の動物「亀蛇」も祀られており、初めて見る動物に驚く。展示場には、八代妙見祭の祭事に用いる小道具が展示されており、 そのお祭りの賑やかさが想像できる。
石の大鳥居
亀蛇(きだ) 後ろから
八代妙見祭の祭事品

普段では訪れない神社を後にして、バスは次の観光地に向かうが、全く予想できていない。
渓谷と吊り橋がヒントなので、色々と検索していたが、熊本県の西側は全く検討の範囲から外れていた。地道を進み、バスが通れないので、 道の駅で小型のバスに乗り換えていったのが「立神峡」だ。
立神峡の吊り橋
狭い道をマイクロバスは縫うように進むと氷川沿いの駐車場に到着する。
立神峡公園は、昭和42年9月に五木五家荘県立自然公園特別地域に指定された立神峡を中心とした公園です。
立神峡は八代市泉町を源流とし、八代海に注ぐ氷川が龍峰山系に含まれる古生代の石灰岩層を侵食してできた石灰岩の岸壁と、その渓谷のことで、 岸壁は高さ75m、幅250mにもわたってそそり立ち、別名「肥後の空滝」や「肥後の赤壁」と呼ばれています。
夏季は避暑地として利用され、水遊びや魚釣りなど賑わいを見せています。また公園内には遊歩道が整備されており、天気の良い日にはハイキングコース として親しまれています。(ひかわ観光ナビHPより)

バスを降りると前には氷川が流れ、そびえるような大岩壁が壁のように立っている。この景観が「立神峡」なのだと納得する。
急坂を上って行くと上流の木々の間に吊り橋が見え、その高さに驚く。坂を上り切ると木製の吊り橋「火の国橋」が架かっており、皆さん恐々渡り始めている。
眼下には50m下の氷川の流れが望まれ、ユラユラと吊り橋が揺れるので、途中で戻ってしまう仲間もいる。
この揺れには、恐怖感も感じたが、対岸まで渡り、吊り橋の全景を確認する。この高さによく吊ったものだと。
揺れる吊り橋を戻り、地道を上流に向かうともう一本「龍神橋」が架かってる。ここは少し短いが、やはり揺れは激しい。時間がないので、 途中から引き返し、石段を下って駐車場に戻る。
道の駅に立ち寄り、新鮮なゴーヤ・万願寺とうがらしが安かったので買い求める。
立神峡の岸壁 案内図
頭上の吊り橋
火の国橋

眼下の氷川
龍神橋
下から観た吊り橋

バスは昼食会場に向かう。高速に乗り、菊水ICを下りた所にある「きくすいの里」で昼食となる。
「うに・イクラ海鮮尽くし丼」と銘打った海鮮丼だが、ごはん・海鮮・だし汁と別々に盛ってあり、まずは「ごまごはん」そして海鮮を載せての「海鮮丼」 更にはだし汁ををかけての「ひつまぶし」と珍しい食べ方で、ビールで乾杯し美味しくいただく。うなぎ以外の「ひつまぶし」を味わうのは 初めてだった。
食後、お土産売場を観ていると「くまもん」のグッズがたくさん並んでいる。さすが熊本だと。
きくすいの里
海鮮丼
くまもん

ここからは一路博多駅に向かう。博多駅近辺の土産物屋に立ち寄り、時間調整をした後、博多駅に到着し、三日間お世話になった添乗員・バスの運転手・ ガイドにお礼を云って解散となる。
出発時間まで、博多駅のショッピング街を散策する。賑やかな雰囲気に、元気な博多の姿を観て、コロナ禍も終わりかな・・・・と。
博多発18時59分の「のぞみ」のグリーン車に乗り、ゆっくりと新大阪まで行き、在来線で高槻と帰阪する。旅行の最中は、天気に恵まれたが、高槻では 小雨が降っていたので、タクシーで22時30分頃に自宅に戻る。
本日のバス走行距離は、約320km<、歩行歩数は7600歩だった。

三日間のミステリーツァーは、今まで訪れたことのない観光地がほとんどで、見聞を広めることができた。初めに予想していた所とは、初日はほとんど 正解だったが、二日目は半々、三日目は全く分からなかった次第で、ミステリーそのものだった。
バスの走行距離が、合計約900kmと長いのには、 多少うんざりし、腰も痛くなったのはコースとしては残念だった。山口県の南北往復、九州の高速道路一周と長すぎる。
この旅行記を書いている前からコロナの第7波が拡大し、昨日(7/27)には、全国で20万人超え、大阪府では65歳以上の不要な外出自粛の呼びかけがあり、 通天閣も赤く染まる危険水域になり、今後が危惧される状況となった。
早く終息して、自由に旅に出るようになることを祈るのみだ。


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