○ 「出発・1日目」（2014.06.02.<月>） 海外旅行は、一昨年秋にﾌﾗﾝｽに行って以来中断している。昨今の円安・燃油ｻｰﾁｬｰｼﾞの高騰で、ﾂｧｰ料金も大幅に高くなっている。そこで、 以前から貯まっている航空会社のﾏｲﾙを使っての旅行が出来ないかと検討した。 航空会社ｸﾞﾙｰﾌﾟによって、ﾏｲﾙの有効期間は差があり、2-3年以内に利用しないと無効になるが、以前、ﾊﾜｲ旅行時に利用したﾃﾞﾙﾀ航空のﾏｲﾙは 無期限に利用できるので、それを活用することにした。 ﾊﾜｲまでは難しいが、ｸﾞｧﾑは可能なので、検討する。利用必要ﾏｲﾙは日によって異なり、 効率的に使える日程を考慮した結果、往復ともﾋﾞｼﾞﾈｽｸﾗｽ搭乗は無理だが、復路をﾋﾞｼﾞﾈｽｸﾗｽにできる日程を探しだし、予約する。 現役時代に一度ｸﾞｧﾑには訪れたが、当時も工事中のﾎﾃﾙもあり、大きく変貌しているらしいが、ゆっくりと過ごすことを目的とする。そのため、 繁華街のﾀﾓﾝ近辺のﾎﾃﾙを探し、海岸に近く、景観も良さそうなｱｳﾄﾘｶﾞｰﾎﾃﾙのｵｰｼｬﾝﾌﾛﾝﾄの部屋を予約する。 今まではﾂｧｰでの旅行だったので航空券・ﾎﾃﾙと自分で予約するのが不安だったが、特に問題なく、全てﾈｯﾄで対応できた。
8時過ぎに到着し、搭乗手続きも問題なく出来、ﾄﾞﾙのﾚｰﾄを確認すると、104円なので、100円より少し高いと考えることにする。 出国手続きを終え、ﾗｳﾝｼﾞに行くが、随分簡素化されていて、落ち着かない。適当に時間を潰し、搭乗口に向かうと、ｸﾞｧﾑへ行く若者や 小さな子供連れの家族が多い。前回は、夜行便だったが、昼便なので、何となくゆったりとしているのは嬉しい。 10時発のDL294機は定刻通り離陸する。B757-200は、3-3列で、3席を2人で占有できたのは有難い。ｸﾞｧﾑとの時差に合わせ、1時間時計を進める。
飛行機は、紀伊半島から太平洋に出るが、雲の中で、何も見えなくなった。しばらくすると昼食時間となり、ｱｻﾋﾋﾞｰﾙで乾杯し、肉と魚の食事を 楽しむ。 ﾌﾞﾗｲﾝﾄﾞを降ろし、お昼寝ﾀｲﾑになり、ｳﾄｳﾄとする。 しばらくして、陽射しと反対の座席なので、ﾌﾞﾗｲﾝﾄﾞを開け、眼下を見ると青い太平洋が 広がり、白い雲が美しい。太平洋の真ん中を飛んでいるのだと眺めていると、珍しい光景に出合い、興奮する。 真下に虹が出ているのだ。丸あるく虹の全体が見えるのだ。飛行機から虹を見るのは初めてなので、感動しながら眺め、横の妻にも知らせ、 慌ててｼｬｯﾀｰを押すが、全体を捉えることは出来なかった。 やがて、ｸﾞｧﾑ島に近付き、青い海に囲まれた島影が見え、陸地・ｺﾞﾙﾌ場・民家が見えて来た。雨は降っていず、天気は大丈夫のようだ。 14時25分、定刻通り、ｸﾞｫﾑ空港に着陸する。
指紋登録・顔写真撮影もあるので、一人当りの時間がかかり、窓口も開いていない所もあり、 もう少しｻｰﾋﾞｽの改善をして欲しいものだ。 約1時間かかって入国検査が終わり、出口でﾎﾃﾙの送迎係員を探すとすぐ見つかり、ﾍﾞﾝﾁで同乗者を待つが、来ないので、2人だけでﾎﾃﾙに 向かう。外に出ると、大阪とは違うが蒸し暑い。 ｱｳﾄﾘｶﾞｰﾎﾃﾙまでは、15分程で、ﾁｪｯｸｲﾝに向かう。日本語は全くできないﾌﾛﾝﾄ女性と手続きをするが、部屋等は問題ないが、食事券の受け渡しが 理解できない。彼女も困って、電話をし、代わると日本語のできるｽﾀｯﾌが出て、食事ﾁｹｯﾄは後で、部屋に持って行くとのことだった。 基本的なﾁｪｯｸｲﾝは問題ないが、ちょっと違ったことを話されると理解できないのは残念だ。 ｴﾚﾍﾞｰﾀｰで、1003号室に向かう。10階のｵｰｼｬﾝﾌﾛﾝﾄの部屋は、5室あるｵｰｼｬﾝﾌﾛﾝﾄの真ん中で、部屋も広く、ｶｰﾃﾝを開けると前面に太平洋が広がり、 最高の見晴らしだ。真ん中なので、左右の景観もﾊﾞｯﾁﾘ望める最高の部屋だ。真下には、白いﾋﾞｰﾁが小さく見えるが、人影は少ない。 光の帯が広いﾀﾓﾝ湾を横切り、その先には太平洋が広がっている。雄大な光景だ。
荷物の整理をし、着替えて、ﾎﾃﾙを探索する。ﾘｿﾞｰﾄﾎﾃﾙの雰囲気満点だが、東洋的な調度品が置かれており、落ち着いたﾎﾃﾙだ。ﾋﾞｰﾁへの途中には ﾌﾟｰﾙもあり、子供たちが楽しんでいる。夕陽が太平洋に沈む所を、ﾎﾃﾙの庭園越しに眺める。 ﾌﾛﾝﾄで食事ﾁｹｯﾄを貰い、ﾎﾃﾙに隣接しているｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞﾌﾟﾗｻﾞを探索し、向かいのDFSもﾁｪｯｸして、ｺﾝﾋﾞﾆに当たるABCﾏｰﾄで、ﾋﾞｰﾙを購入し、 部屋に帰って、広々とした海を眺めながら乾杯！！
NHKの海外放送が見られるので、ﾆﾕｰｽをﾁｪｯｸしたりし、夕食とする。部屋からの景観が良いので、明日はﾊﾞﾙｺﾆｰで夕食を食べることにし、 ﾎﾃﾙに隣接したﾚｽﾄﾗﾝに向かうことにする。 ｱﾒﾘｶの食事は、ﾎﾞﾘｭｰﾑがあるので、一人前でも十分と考え、店の前でﾒﾆﾕｰをﾁｪｯｸしてﾚｽﾄﾗﾝ・Avenueに入り、名物のSteak & Lobsterを注文する。 まずはﾋﾞｰﾙで乾杯し、ﾎﾞﾘｭｰﾑ満点のｽﾃｰｷ・ﾛﾌﾞｽﾀｰをｼｪｱｰしながら食べる。美味しい！！ ｽﾃｰｷも赤身の肉汁が溢れ出し、和牛のｽﾃｰｷとは違った歯ごたえもなかなかだ。ﾛﾌﾞｽﾀｰもﾌﾟﾘﾌﾟﾘでgood。ﾋﾞｰﾙ・ｻﾗﾀﾞ・ﾊﾟﾝと美味しくいただく。 静かな店内で、突然「ﾊｯﾋﾟｰﾊﾞｰｽﾃﾞｰ」の歌が聞こえ出した。家族連れのｱﾒﾘｶ人らしきﾃｰﾌﾞﾙで、誕生祝いをしているのだ。しかし、子供連れが 多いのは、夏休みになっているのかと。 食事に満足し、部屋に戻って、ﾊﾞﾙｺﾆｰに出ると、真下のﾋﾞｰﾁは、ﾗｲﾄｱｯﾌﾟされ、泳いでいる人も居る。右側の日航ﾎﾃﾙの部屋の灯が海に映り なかなかのものだ。
ｼｬﾜｰを浴び、広々としたﾍﾞｯﾄに横たわると、直ぐに眠ってしまう。 ◎「ｸﾞｧﾑ1日目」の「紀行スライドショー」
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