○ 「2日目」(2014.06.03.<火>) 夜中に目覚めて、テレビを点けると米国のゴルフ中継がリアルに報じられており、松山英樹が健闘している。優勝争いにも加わっているので、 テレビ観戦で応援するが、その中に眠ってしまう。目覚めて、確認するも結果が分からなかった。後程、ニュースで優勝と知り、眠ったのを残念 に思うも仕方がない。アメリカツァー優勝おめでとう!! バルコニーに出ると静かな海が広がり、昨日の夕方とは違った趣がある。朝のタモン湾の光景を楽しむ。ビーチには椅子が並べられ、海面にはボートが 浮いている。のどかなビーチだ。 しばらく、刻々と変わって行く海辺の色を眺め、身支度を整えて朝食のレストランに向かう。 今回はホテルの食事付で申し込んでいたので、昨日貰った食事チケットを持ち、まずは、ビーチの散策を楽しもうとビーチへ。 レストランに向かい、バイキングの朝食を食べる。和洋中の料理が揃い、品数も多く、今朝は洋食を中心にいただく。パンはヨーロッパで食べるのに比べると 今一だが、それなりに美味しい。 ゆっくりと食事を楽しみ、部屋に戻ろうとすると、朝食の席待ちの行列ができている。少し早くて良かったと思いながら、明日も、時間を 考えねばと。 NHKの「花子とアン」の放送が始まり、グォムで見られると思っていなかったので、楽しむ。異国で日本の連続ドラマをリアルタイムに見られるのは嬉しい。 こちらでは、時差の関係で、9時の放映だ。 。ホテルに隣接したビルに入っている旅行社で、2日間のフリー切符を購入する。1回が 4$、1日券が12$、2日券が17$なので、2日間のフリー切符で、自由に乗りこなす方針だ。 今日の行程は、Kマート→プレミアムアウトレット→チャモロビレッジ→ホテルと廻った。自由に乗り降りができるので、時刻表を入手し、時間と 相談しながら楽しむことにする。 まず、ショツピングしようとKマートへ。大きなスーパーマーケットは現地の人が、大きなキャリーにたくさんの品物を買っている。何事もビッグだ。プレミアムアウトレットも 色々な店が入っていて、歩き廻るだけでも疲れてしまう。途中、バーガーキングで、一番小さいサイズのハンバーガーを二人で分ける。本当にビッグだ。 グァムの全ての路線を廻ろうと、チャモロビレッジ方面に行くシャトルバスに乗って、車窓から見物する。下車して、次のバスを待つには、間隔が長いので、 マリア大聖堂等、島内観光を楽しむ。途中、他のホテルにも立ち寄り、シャトルバスは満席となり、ホテルの前のDFSで降り、見物してホテルに戻る。半日の島内 見物を満喫する。 部屋で一休みし、水着に着替えてビーチに向かう。 バスタオルを受け取り、ビーチに向かい、木陰の下に、ビニールを敷き、腰を降ろして、青々と広がる静かな海を眺める。 波もなく、遥か沖の方で、人が立っているのが見える。100m先まで遠浅が続いているようだ。ボートや浮輪で、その辺りまで行き、遠浅の 海を楽しんでいるようだ。途中、深い所もあるようだが、このビーチの遠浅は広い。 ビーチを歩いて水辺に向かうが砂が、熱くて歩くのが辛く、急いで水辺へ。 砂は真っ白で細かく美しい。時々、珊瑚礁の欠片と思われる貝殻の破片があるが、小さくて丸くなっている。遠くに珊瑚礁が望まれ、その外側には 白波が見える。南の島の海、そのものだ。 8年前の「宮古島」以来の久し振りの海水浴だと、 意気揚々と海に入る。水温は温かく、足の裏に接する砂も気持ち良く、少し泳いで沖に出て、立ちあがるとまだ腰の 辺りと遠浅が続く。更に、沖に出ても深くはならず、50m余り沖でも、お腹までだ。 少し海で泳ぎ、ビーチに上がって、プールに向かう。四角いプールではなく、池のようになっており、滝もあり、温水のジャグジーも備わっている。 プールの周りは、緑の木々が茂り、白いプルメリアが咲いている。南国そのものだ。 バスタオル引換所で、バスタオルを返し、引換券を貰う。少ししか泳いでいないが、心地良い疲労感を感じながら、部屋に戻る。 シャワーで海水を流し、一息入れる。 外に出るのも面倒なのと、「ハワイ旅行」の経験から、 夕食は絶景のバルコニーからの眺めを楽しむことにする。太平洋に沈む夕日を見ながら。 まず、ABCマートでビールとワインとおつまみを買い、4ホテルのロビーの店で、軽食やサラダを買い求める。部屋に置いてあるアイスペールに、各階のアイスボックスから 氷を仕込み、ワインを冷やす。バルコニーまで届く長い夕陽の帯を浴びながら乾杯!! ビールで乾杯し、冷たい白ワインを楽しむ。潮風がかすかに吹き、湿度も少なく、蒸し暑さはない。気持ち良い夕暮れの太平洋の景観を堪能しながら ゆっくりと食事をする。光の帯が少しづつ弱まり、太平洋の水平線に沈む所を見ようと期待したが、雲があり、その手前で雲に隠れてしまった。 残念だ!! やがて、天空が茜色に輝き出し、色合いが少しづつ変わって行く様子を楽しむ。のんびりとした時間が過ぎて行く。ベンチに深く腰を降ろして、 バルコニーの柵に足を伸ばして、大リラックスしながら、光の帯・日没・夕焼け・夜の海を堪能する。 真っ暗になると、夜空に星が輝き出し、あれが金星だろうかと話していると、やがて、上の方に北斗七星が見え出した。驚いたが、グァムは 北半球なので、見えるのは当然だが、新鮮に感じた。三日月も顔を出し、2時間余り、バルコニーからの太平洋の景観の変化を堪能する。 部屋にはいり、日本のテレビを見たり、本を読んだりとした後、ぐっすりと眠る。 ◎「グァム2日目」の「紀行スライドショー」
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