「沖縄大総力祭・4日間」


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○ [第3日]、沖縄・恩納村〜那覇(2014/04.18)

ぐっすり眠り、5時過ぎに目覚めるが、まだ夜明けまでは時間がある。テレビを見ながら、明るくなるのを待ち、6時頃散歩に出掛ける。 ホテルの裏庭はプライベートビーチで真っ白な砂浜が続いている。ビーチの端を見上げると十六夜位の月が、まだ輝き、静かな太平洋が広がる。
砂浜を海に向かうと、干潮なのだろうか、波打ち際には、珊瑚の破片がたくさん打ち上げられており、南国の海の様相だ。振り返ると ホテルの裏側が望まれ、リゾートホテルだと実感する。ビーチバレーのコートも設けられ、海水浴場の安全ロープも張られ、早くも海開きが行われたことが 分かる。
室内のプールをチェックして、正面玄関から道路に出て、コンビニでお茶を購入して部屋に戻る。
月と砂浜
ホテル・パームビーチの海岸側
海水浴場のロープ

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

6時30分から、昨夜と同じレストランで、朝食となる。
朝のビーチ
珊瑚を探す
昨日と同じ窓際の見晴らしの良い席に案内され、バイキングの朝食をいただく。お粥もあり、地元の食材を使った美味しい朝食をいただく。
朝の清々しい景色を見ながらの優雅な朝食だ。近くの木に、名も知らない鳥が止まり、ピーピーと可愛い鳴き声が、リゾート地を強調してくれる。
しっかりと朝食を食べ、浜辺に降りて、波打ち際で、形の良い珊瑚を探す。波もなく、静かな海を味わいながら、数個見つけ出し、記念として 持ち帰る。
部屋に戻り、NHKの連続小説「花子とアン」を見て過ごす。
8時30分、三日目の観光をスタートする。まずは、「沖縄の駅ちゃんぷる」に向かい、希望者は「琉球村」見学となる。以前に入場していたので、 建物や売を見物する。赤瓦の屋根の上には、色々な種類のシーサーが祀られ(?)ている。ここでも10種類以上のシーサーがあるのには驚く。
売店には、琉球衣装に着替えての写真撮影もあり、若い女性が着飾っていた。泡盛の大きな瓶もあり、土産に泡盛を買わねばと思い起こさせ られる。見学が終わった方と合流して、次に進む。(9:30)
琉球村
屋根の上のシーサー
大きな泡盛

バスは次の見学地「黒糖工場」に向かう。
黒糖工場前のサトウキビ
圧搾行程
内陸部に進むと山々は緑に覆われ、海だけではなく、沖縄の内陸部の豊かさも感じる。
ハム工場に接続した「黒糖工場」の前には、サトウキビが植えられている。観光バスも多く集まり、順番に工事用見学をする。
最初の圧搾行程では、サトウキビを機械で圧搾し、果汁を絞っている。70%程、絞れると聞き、多いのに驚く。
順番に行程を見学し、最後は黒糖の販売場に自然と誘導される。試食コーナーも充実していて、色々な黒糖を試食し、味定めする。塩や辛子入りと バラエテイーに富んでいるのに驚きながら、味を楽しむ。約20分余りの見学を終え、土産物を買った人は、大きな包みを持って、次に進む。 (10:10)
高速道路に乗り、一路、「首里城」に向かう。
添乗員は北海道の阪急トラピックスに所属し、冬場は沖縄観光の応援に来ており、このツァーを最後に、北海道に戻り、夏の北海道観光の 添乗員として活動するそうだ。前職はバスガイドだったそうで、話し方や気配りは培ったキャリアから来ているのだろうと感心する。
「首里城」見学は自由なので、以前、訪れているため入場はパスして、周辺を散策する。
有名な「守禮門」の周りは、観光客がいっぱいで、人の少ない時に写真を写そうとするが、難しい。その先には、国宝「園比屋武御嶽石門」 が、琉球石灰岩で頑丈に作られている。
守禮門
園比屋武御嶽石門

右側のスロープ道路から上って行く。木々の木陰は気持ち良く、上り切ると「首里城」の広場に出て、目の前には、朱色(レンガ色)に彩られた 「奉神門」が堂々と迎えてくれる。琉球独特の色調は、落ち着いた癒しを与えてくれる。
入場する方と別れて、広場の片隅で催されている「琉球舞踊」のイベントを見学する。琉球音楽の音色に合わせて、民族衣装の女性が 踊っているのを、ゆっくりと鑑賞する。良い企画に巡り合えたと満足し、「広福門」から外に出ると、展望台となり、那覇市内が望まれる。 「首里城」の内部も望まれ、城壁に囲まれ、強固な石門が設けられているのも眺められる。
奉神門
琉球舞踊
城壁と石門

石段を下りて行くと、左の石段横に「井戸」があり、龍の口から水が流れ出している。水もしっかりと確保できている城なのだ。
「守禮門」に戻ると民族衣装に着飾った観光客が、モデルと一緒に記念撮影する所に出会う。前回、訪れた時、民族衣装を着たモデルを 写そうとするとさっと後ろ向きになり、写させない素振りをしたことを思い出した。良い印象ではなかったと。 売店でソフトクリームを買って、少し涼を取り、集合場所に戻る。(12:00)
首里城の石段
井戸
記念撮影をする観光客

全員集合し、国際通りに向かう。ここからは、オプショナルツアー(南部観光)と自由行動に分かれて行動する。
国際通り
市場中央通り
「ひめゆりの塔」等は訪れたので、 自由行動を選択し、17時15分に県庁前の広場集合まで、国際通り周辺を散策することにする。
陽射しが強く、暑さを感じる国際通りを進む。ブラブラとしながら、昼食場所として計画していた公設市場に向かう。
国際通りは、修学旅行の 生徒が多く、店を物色しながら、土産物を探している姿は微笑ましい。
市場中央通りに入ると、沖縄の台所的な店屋が多く、大いに賑わっている。
公設市場を見付けて、市場の中を散策する。沖縄の魚のカラフルなのに驚いたり、豚料理が多く、豚の顔にサングラスをかけさせた陳列は、沖縄の 風情を表す代表的な展示品だ。
魚屋では、お刺身セットを売っており、2階の食堂で食べられると。2階の食堂街は、アジアの市場の雰囲気で、どの店も飲食客で満席だ。 賑わっている店の客引きに誘われ、席に着き、ソーキソバと沖縄ヤキソバを注文し、オリオンビールで乾杯。ソーキソバもヤキソバも沖縄の味がいっぱいで、 美味しくいただく。
色彩豊かな魚
豚の顔
ソーキソバ 沖縄ヤキソバ

美味しい昼食を済ませ、市場周辺の商店街を散策する。露天の八百屋で沖縄産のニンニクを売っていたので、買い求めるが、国内で植えるのは 無理だと。商店街を楽しみながら、国際通りに戻る。
国際通り
ハブ酒
日が真上に昇り、暑さが厳しくなってくる。さすが、沖縄の陽射しは厳しい。
近くにある三越に休憩を兼ねて訪れると催し会場て銅版画家のグラハム・クラーク氏の展覧会が行われて いたので、鑑賞する。妻はこの作者が好きで、以前、大阪で鑑賞していたので、係員と話しながら楽しんでいる。こちらは、椅子に座り、 一息入れる。
国際通りには中国系の観光客も多く、大きな袋を抱えている。有難いことだ。
椰子の並木が続く国際通りに、ハブ酒を売っている店があり、瓶の中にハブがどくろを巻いている。さすが、沖縄だと思いながら進む。
塩を売っている店で、塩ソフトクリームを食べたり、土産物屋に立ち寄ったりと那覇の名所でもある国際通りを楽しむ。
集合時間まで、県庁のロビーでくつろいだりと時間を潰し、定刻前に集合場所に戻ると、三々五々、自由行動の方が集まる。その中で、女性 二人組が、間に合ったと慌てて戻って来られた。今朝出発したホテルの金庫に、財布を入れていたのに気付き、路線バスでホテルに戻って、何の 観光もせず、戻って来たとのことだ。気を付けねばと。
17時10分にバスが到着し、近くの沖縄ナハナホテルに向かう。国際通りから直ぐで、部屋に入り一息入れる。
ヤシガニと刺身盛り合わせ
ゴーヤチャンプル
今夜は、自由食なので、フロントでお奨めの沖縄料理店を聞き、近くの「郷土料理店めんそーれ」に向かう。
大きな店ではないが、沖縄の料理がたくさんありそうで、ヤシガニと刺身盛り合わせ、本場のゴーヤチャンプルを頼み、オリオンビールで乾杯。ホテルから聞いて来たと話すとモズクもサービスして くれる。
泡盛を注文するがお奨めは何かと尋ね、それに従って、泡盛も楽しむ。種類が多いので、確認するのが良いのだ。
店の人と話しながら楽しく食事をし、勘定の時になり、少しトラブル。
クレジットカードで支払うとタブレットにサインする初めての方式だ。サインをし、 クレジット会社の明細を待つが出て来ない。おかしいと抗議するが、この店はこの方式で、問題ないので安心して欲しいと。納得いかないので、 手書き領収書と名刺を貰い、帰宅後、確認すると金額は問題なかったが、このシステムは問題だ。
ホテルに戻り、バスに浸かって、心地良い酔いに任せて、ぐっすりと眠る。


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