「南国の大自然に癒されるミステリーツァー」


[一日目・二日目][三日目][四日目]




○「南国の大自然に癒されるミステリーツァー」 (2021.11.17-11.20.)

昨年はコロナ騒動で自粛生活をせざるを得ない最悪の年だった。緊急事態宣言の発出で、予約していた旅行も二回キャンセルした次第だ。 アベノマスクに象徴されるコロナ禍は政府の後手後手の施策に翻弄され、飲食業界・観光業界の痛手は計り知れない位だ。
オリンピックも一年延期したが、今年になってもコロナ禍は終息せず、無理やりのオリンピック開催となり、無観客での寂しい開催だったが、 選手たちの活躍は見事で、熱心に応援した次第だ。明るい話題のない中、NBLの大谷選手の二刀流には感動するとともに、人間の限界が 底知れないことを教えてくれた。
そんな中、緊急事態宣言の合間を狙って、7月に「旧街道・日本縦断」 紀行を青森市まで到達でき、次回には津軽半島・竜飛岬まで到達し、薩摩〜津軽までの旧街道を踏破したいものだ。
秋口からコロナ感染が下降気味になり、やっと旅行のパンフレットも再開したようで、阪急トラピックスの案内検討の結果、昨年キャンセルしたと同じような ミステリーツァーを選び、ワクチン2回接種済の条件もOKなので申し込むことができたのは嬉しい限りだ。

今回のミステリーツアーは、パンフレットの写真や行程から推察すると昨年キャンセルしたツアーと同じく沖縄本島縦断の旅のようで 、楽しみながら正式な行程表の到着を待つ。
出発一週間前に日程表が到着して、改めて久し振りの旅行が近くなったと胸を躍らせる。

1. 一日目 2021.11.17

  ◎一日目の日程表案内内容
【集合場所・時間/伊丹空港北ターミナル 13:55】
伊丹空港 ⇒ とある空港 ⇒ とあるホテル(18:00-18:30着)


案内状にある集合時間から1時間後のJAL那覇行だと推察する。ホテルは、パンフレットの写真から推理して、 那覇市内のヒューイットリゾート那覇と予想する。
伊丹空港がリニューアルした以降に訪れていないので、少し早めに家を出て、空港見学をする。空港全体のレイアウトが変わり、 土産物屋・食堂が充実し、コロナ禍の一段落でビジネス・観光客でにぎわっている。屋上の展望台も広く、飛行機の離着を眺めながら 一息入れる。
昼食は以前からあった蓬莱の海鮮焼きそばを食べ、昔と変わっていないことを確認し、時間前だが指定の阪急トラピックス受付に向かう。
展望台からの眺め
展望台から大阪方面
受付の係員に、ワクチン接種証明書を提示し、搭乗券をもらう。今回の旅行参加条件は、ワクチン二度接種が義務となっており、 旅行会社もその確認が必須なのだ。
スーツケース預けも機械で操作するシステムになっており、係員の指導の下、無事終えることができ、時代の変化を感じる。 手荷物検査は適当に混雑しており、観光客が増加していることが分かる。
14時55分発JAL2087便は、A350-900機種で3-3-3列の最後尾の中央席に座る。ファーストクラスは満席とのアナウンスもあり、航空業界も明るさを 見せてきた様子だが、エコノミークラスは7割程の乗客で、今一歩の感がある。
機内で寛ぎ、コンソメスープを味わいながら、画面操作を楽しむ。エアバス機に乗るのは初めてだと思い、機能をチェックする。飛行経路 表示は知っているが、前方画面の表示は初めてで、着陸時には車輪とその先の滑走路も望まれ、楽しいものだ。
17時05分定刻に那覇空港に到着し、スーツケースを受け取り出口で待つ添乗員の下に向かう。今回のツァー人数は、伊丹発20名、関空発津 12名の32名で、ほとんどシニアの夫婦だ。熱帯魚やチンアナゴが展示されている水槽の前で待つ先着していた関空発の方と合流して、 ホテルに向かう。
飛行経路
前方画面・車輪と滑走路
南国の水槽

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

添乗員は現地のTさんで、楽しく話してくれるので安心だ。渋滞に巻き込まれて、30分の予定が50分かかり、国際通り近くの2021年開業の 「ヒューイットリゾート沖縄」に到着する。
最近できたホテルなので、機能的でコンパクトだ。広さは大きくはないが、十分で余裕があるのは嬉しい。
19時からの夕食は、食事処でコロナ防止の衛生面が充実しており、個々のテーブルには透明の仕切り板があり、ビュッフェにはビニール手袋 着用と少し面倒だが仕方がない。勿論、マスク着用はバス・食事等行動時厳守だ。
地元の食材をふんだんに用いた料理をビニールの手袋を付けてチョイスし、地元のオリオンビールを頼む。久し振りのオリオンビールの 味を楽しみ美味しくいただく。
メイン料理は肉と魚で、それぞれを頼むとステーキとサワラの塩焼だ。泡盛を注文し、沖縄の食事を堪能する。個々の席で、仕切り板が あるので、仲間との交流ができないのは残念だ。
食事を終え、屋上にあるプールを見学に行く。プール向こう側には、那覇の中心地が望まれ、シンガポールの有名なホテルのような イメージになっているが、暗くて写真でははっきりしないのは仕方がない。
夕食・オリオンビール
メインのステーキ
屋上のプールと那覇市街

国際通りは近いが、面倒なのでホテルの前のスーパーに行き、地元の黒糖や菓子を買い求め、ホテルに戻り、シャワーを浴びて ぐっすりと眠る。温度は25℃と夏日だ。

2. 二日目 2021.11.18

◎二日目の日程表案内内容
ホテル出発(9時頃) ⇒ 〇〇の石畳 ⇒ 巨木のパワースポット ⇒ 世界遺産の〇〇門 ⇒ 〇〇城 ⇒ 海の絶景パワースポット  ⇒ 海を臨むリゾートホテルで昼食 ⇒ 〇〇パーク ⇒ とあるホテル(15:30着)
希望者は徒歩圏内の木々に囲まれた人気観光地へ


5時過ぎに目覚め、外を見るが真っ暗だ。南国の夜明けが遅いことは知っているので、6時まではゆっくりとし、少し明るくなってきたので、 国際通り方向に散策する。
まだ薄暗い国際通りは車も少なく、半袖姿の人が行き来している南国だ。椰子の木の街路樹に沿って国際通りを進むと琉球時代を 思わせる素朴な船が飾られ、その先にはモノレール「ゆいレール」の安里駅があり、通勤客も行き来している。
早朝で商店も開いていないので、「ゆいレール」安里駅を観て、その上からパチリと。朝食の時間も近づいてきたので、元来た道を戻る。
国際通り
船の展示
ゆいレール・安里駅付近 高架から

「ヒューイットリゾート沖縄」まで戻り、明るくなったのでホテルの写真を写す。市街地にあるが、立派なホテルなのは有難い。 屋上のプールからの景観を写そうと思っていたが失念したのは残念だ。
ヒューイットリゾート沖縄
朝食 豚足と海ブドウ
7時からの朝食は、バイキング方式で地元の食材が多いのは嬉しい。
お粥もあり、海ブドウ・モズクの地元産の料理を楽しみ、もう一度 廻ってみると豚足が並べてあるのに驚き、賞味する。朝食に豚骨とは・・・・
今日の行程を推測するとまずは首里城周辺を巡り、バスで北上するが、途中の立ち寄り先は定かではなく、ホテルは本部町のリゾートホテルだと確信している。 分からないところは身を任せ、推理が当たった所は満足すれば良いと思うのがミステリーツァーだと。
9時出発なので、NHKの朝ドラもゆっくりと観られ、全員定刻通り集合し、小雨降る中、出発する。
少し混雑する那覇市の道路を進む間に、次に行く観光地の説明が添乗員からあると云う徹底振りも楽しい。行程を少し変更して、「首里城」→「金城町の石畳」に 向かって進む。
首里城の駐車場から添乗員の先導で緩やかな坂を上り「首里城」に向かう。
正殿に通じる奉神門
以前観た正殿付近は、一昨年の火災により焼失し、復興中なのは残念だが、残存する史跡を巡る。
首里城は琉球王朝の王城で、沖縄県内最大規模の城(グスク)です。戦前は正殿などが国宝として存在していましたが、1945年(昭和20年)の沖縄戦と 戦後の琉球大学建設により現存していません。現在ある正殿は1992年(平成4年)に復元されたものです。
なお、2000年(平成12年)に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として今帰仁城などとともに世界遺産に登録されましたが、登録は「首里城跡」と してであり、復元された建物や城壁は世界遺産ではありません。
2019年(令和元年)10月31日に起きた大規模な火災により正殿・北殿・南殿など7棟が焼失しました。(沖縄県首里城HPより)

緩やかな坂を上ると見慣れた「守礼門」が迎えてくれる。雨が降っているので、観光用の写真撮影場も閑散としており、 三度目の門をくぐり進むと世界遺産の「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」の荘厳な門構えがある。
「園比屋武御嶽石門」は、門の形をしているが、出入り口として人が通る門ではなく、琉球国王が各地で巡礼に行く際に安全祈願をした拝所で、 奥には琉球の信仰における聖域である「御嶽」と呼ばれる森が広がっている。
立派な石垣を眺めながら上ると王室や賓客の飲料水が湧き出る「龍樋(りゅうひ)」が石段の横下にあり、石段を上ると「瑞泉門」が迎えてくれる。
守礼門
園比屋武御嶽石門
瑞泉門 龍樋

「瑞泉門」を抜けると独特の朱色が映える「広福門」が建ち「首里城」への入口となる。日本様式と違った琉球の城の雰囲気がいっぱいだ。門を抜けて 城内の広場に入ると正面に立派な朱色の「奉神門」が建ち、内部は「正殿」となっているが、焼失し入場はしなかった。
「首里城」焼失の映像は記憶に新しく、歴史的な建造物を失った影響は大きいと実感し、しばし、城内で感慨に耽る。
帰路は自由に駐車場まで戻ることになり、広い城壁を眺め、展示室に正殿前に向き合っていた「大龍柱」の修復された柱も飾られている。少しでも焼失を 免れたものがあるのは有難い。まだまだ復興まで時間がかかるだろうが、昔の姿に蘇ることを期待し帰路に就く。
広福門
首里城の城壁
修復中の大龍柱

バスは次の目的地に向かう。ここも、予想していた通り「首里城」近くの「金城町の石畳」だ。
金城町の石畳
雨は上がったが、石畳を下から上るのはきついので、坂の上から「金城町の石畳」を下って行く。
「金城町石畳道」は長さ300mあり、琉球石灰岩が敷かれた石畳道で首里城から続いています。
尚真王の時代(1477〜1526)に首里城から南部へ行く道として造られたそうです。戦争で一部なくなり300mしか残っていませんが、両脇に沖縄の古民家があり 、風情ある場所です。
道幅やく4m。敷石は大小の琉球石灰岩を組み合わせた「乱れ敷き」で、石の表面には適度な加工が施されていたが、長い年月で摩耗している。 急な勾配のところでは石の表面に滑り止めの横線の刻みを入れたり、階段をつけたりしている。
沿道の石垣は、琉球石灰岩を用い、主に沖縄独持の石積みの手法である「あいかた積み」で積まれており、石畳と調和して城下町の風情を残している。
この石畳道は沖縄県指定文化財です。 また、日本の道100選にも選ばれました。(沖縄県首里城HP・他より)

雨上がりで滑り易い石畳を注意深く下って行く。民家に沿った狭い道の石畳は見事に整備され、亀甲模様の石畳を味わいながら下って行く。
道角には魔除けの「石敢當」碑も立ち、琉球でも日本と同じ「石敢當」があることを知る。
古風な家並みの庭には、南国のパパイヤやブーゲンビリア・ハイビスカスが植えられおり異国情緒たっぷりだ。小道を入った所に樹齢200年以上の「大アカギ」が 聳えており、パワースポットとして地元の人気の場所だと。
石畳の道
民家のパパイヤの木
大アカギの木(横向き?)

石畳沿いの民家の屋根には「シーサー」が魔除けとして飾られ、沖縄色がいっぱいの小道を進むと大きなガジュマロの木もあり、嬉しくなる。 約30分余りの「金城町の石畳」の散策は、一般のツァーでは行けない史跡で、沖縄の風情がいっぱい詰まっていたのは有難く、下り切って県道で 散策を終える。初めから有意義な行程だったと満足する。
シーサー
ガジュマロの木
石畳の出口

バスは那覇ICから高速道路に乗り、北上する。雨が降ったり止んだりと安定しないが、車窓から沖縄の景観を眺めながら進む。
添乗員から、次の目的地は、「幸せ」を意味する美しい海の絶景の広がる場パワースポットだと。この場所の予想はできていなかったので、地図を観ながら 考えているとバスは沖縄北ICを降りて東海岸の「海中道路」に向かって行く。
添乗員から「海中道路」の生い立ちの説明を受ける。沖縄本島と浅瀬で渡れる離島を結ぶ道路建設を地元で実施したが、台風で頓挫していた所、 アメリカの石油会社の基地・パイプライン建設の一環で浅瀬の上に堤防方式で建設され、その後、潮流改善・船舶運航のため一部架橋されて 今日に至っていると。
パスに乗っていると左右の海しか分らないので、うるま市のHPから全体写真を借用して、その規模に驚く。
沖縄本島から浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島に通じる約5kmの海中道路はドライブ・サイクリングに大人気だと。また、遠浅の海は海水浴・潮干狩りに 最適だと。
海中道路 (借用)
バスからの海
浜比嘉島への架橋

「海中道路」で宮城島まで進み下車するが、雨がきつく降っている。
果報バンタ
製塩工場「ぬちまーす」の駐車場から「果報バンタ」に向かうのだが、風がきつくて大変だ。「バンタ」は沖縄語では崖で、ここは「幸せの岬」と呼ばれている。
遊歩道を展望台に向かう途中には「龍神風道」の碑が立ち、エネルギーの通り道としてのパワースポットとだと。
生憎の天候で、展望台からコバルトブルーの海は観られないが、崖と白波の海が美しい。
この景観も含めて「幸せ」を意味する美しい海がパワースポットして 人気があるのだろう。もう少し、ゆっくりと眺めていたいが、風がきつくて傘も差せない状態なので、製塩工場に戻る。
製塩工場「ぬちまーす」の土産物売場で買い物をする。工場は階下にあり見学はできないが、一般の製塩方法と違った製法で製塩しているのだ。
商品名の「ぬちまーす」は、「ぬち」は沖縄の言葉で「命」、「まーす」は「塩」のことで、製法は、濃縮ろ過した海水を細かい霧として室内に散布し、 それに温風を当てることで水分を蒸発させると、海水に含まれるすべての海洋ミネラル成分が、空中で瞬間的に結晶化し、雪状になって降り積もっていくと。
売店でお土産として買い求めた時に試食すると本当に細かい粒子で、頼りない位の辛さだが、旨味が感じられる経験のない塩味だった。
天気が悪く、絶景のコバルトブルーの海を眺められなかったが、パワーをもらった気がする「果報バンタ」だった。
龍神風道の碑
荒れる海
ぬちまーす

バスに乗り、離島の最東端にある伊計島の「AJアイランドホテル」に昼食に向かう。
海岸に面したリゾートホテルで、温泉が湧くようで玄関には足湯もある。夏場には、家族連れで賑わうようで、遊戯施設やきれいな砂浜もあるホテルだ。
ホテルのレストランで、海の幸等の昼食をいただく。沖縄の刺身はどうかと疑問を持っていたが、白身の魚はコリコリと新鮮だった。今回のツァーメンバーは お酒を飲む人がいないのか、添乗員がアナウンスしないのか、誰もビールを注文しないので合わせることにする。
AJアイランドホテル
足湯
昼食

午前中の観光を終え、バスは「海中道路」を戻って行く。両側の海には、現在社会問題になっている、伊豆半島沖の海底火山噴火による軽石の漂着は観られない。 添乗員の話では、沖縄本島の東側は太平洋、西側は東シナ海となっており、先日来の軽石の漂着は東シナ海側に多いそうだ。
バスは高速道路を快調に進み、予想通り「ナゴパイナップルパーク」に向かう。
以前訪れた記憶があるが、定かでなかったが、HPを見返すと訪れていたことが確認できた。駐車場から入場するとテーマパークのように、パイナップル人形が 迎えてくれて、売店で色々と味見をして、園内を散策する。br> 園内には、パイナップルやバナナ・??の実ハイビスカス等の花垣乱れ、南国の雰囲気を満喫する。売店で朝食時に飲み、美味しかったシークワーサーの 濃縮ジュースを買い求めバスに戻る。
ナゴパイナップルパーク
バナナ
パイナップル

15時30分頃、バスは本部町に入り、海を眺めながら「美ら海水族館」に並ぶように建つ本日の宿泊ホテル「ホテル・オリオンモトブ・リゾート&スパ」に到着する。 立派なホテルで、フロントのロビーからは恩納村の美しい海と伊江島の島影が望まれる絶好のロケーションだ。
このホテルは、オリオンビールの系列ホテルとのことで、ウェルカムドリンクにオリオンビールがあるのには驚き、喜んだ次第だ。部屋にスーツケースを 置き、希望者は予想した通り近くの「備瀬のフクギ並木」の見学に向かうことになっている。
ホテル・オリオンモトブ・リゾート&スパ
ロビーからの眺め
ウェルカムドリンク

16時にホテルロビー集合で「備瀬のフクギ並木」の見学に向かう。部屋にスーツケースを置いた20数名の参加者が集まり、添乗員先導で進む。
備瀬のフクギ並木
「フクギ並木」の入り口付近には、並木道を牛車で巡る牛小屋があるが、牛の姿は見えない。
備瀬地区の「フクギ並木」は防風林として家を取り囲むように植えられたフクギが連なり、備瀬崎までのおよそ1kmの並木道になっています。
差し込む日差しとフクギの葉擦れ、落ち着いた静けさは、かつての沖縄の集落の様子と、ゆったりとした時間の流れを感じさせてくれます。
遊覧車も出ており、懐かしい風景と琉球情緒漂う景色が多くの訪問者の心を癒してくれます。(本部町HPより)

少し進むと並木道が始まる。幸せを呼ぶ木「フクギ」は、福を呼ぶ「福木」から由来しており、癒しのスピリチュアルスポットとしても有名だと。
なかでも、並木道の入り口からすぐにパワースポットである「夫婦福木」が有名なスポットで 「夫婦福木」は2本のフクギが寄り添っているように見え、夫婦円満や幸せを呼ぶと云われている。
森の中を進むような茂った並木道を楽しむ。静かで、落ち着いた経験のないようなフクギ並木道を堪能する。
並木道には小さなカフェもあり、その前には可愛いシーサーが飾られている。
並木道の途中から海岸線に出る。天気が良くないので、海の色はさえないが、東シナ海と薄っすらと伊江島が望まれる。海岸の防波堤横を歩いていると、 砂浜に帯状に軽石が漂着しているのが 見え、この辺りも軽石の被害にあっていることを痛感する。
夫婦福木
可愛いシーサー
漂流した軽石 伊江島

ホテルに戻り、もう一度ウエルカムドリンクを味わい、今回のツァーの売りである最上級Sランクホテルのテラス付オーシャンビューフロントルームを堪能する。
目の前に海と白浜が広がり、遠くに伊江島が望まれる広々とした部屋は快適だ。テラスの椅子に座り、のんびりと景観を楽しめるのは最高だ。 天気が良ければ、海に沈むであろう日没が観られるのに残念だ。
しかし、良く入り江を見ると砂浜近くに軽石が漂着しており、入り江の入り口にはオイルフェンスが敷かれているのが分かり、軽石の被害の大きさを 改めて認識する。
17時30分からの夕食は、レストランでのバイキング方式だ。やはり、仕切り板・ナイロン手袋が設置されており、個々のテーブルでシェフと対面で料理して もらえるものもあり豪華だ。
ビールはウエルカムドリンクで飲んでいるので、初めから泡盛をいただく。少し甘い香りがし、地元の食材にも合い、ゆったりとした 時間を過ごす。
食事後、テラスの椅子に座り、暗闇の海を臨むと薄っすらと伊江島の島影と島の灯りが望めるのは幻想的だ。暖かいので、室外にいても快適なのは嬉しい。
テラスからの眺め
白い砂浜と軽石
夕食 夜の海

大浴場もあるが、有料で高額なのでパスし、部屋の広い浴室でシャワーを浴び、チャンネル数は少ないがテレビを観ながら休む。
天気が今一だったが、知らなかった沖縄の名所を観たり、優雅なホテルライフを楽しめた一日だった。  

[一日目・二日目][三日目][四日目]





    
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