「ハワイの休日」

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○ 第4日目 (6/7)

昨日は早朝ダイヤモンドヘッド登山のため、早く起きたが、今朝は7時30分までベットで日本のテレビ・ニュースを見たりとゆっくりと過ごす。
やはり、日本語放送は良く分かるし、ニュースが最新なのは嬉しい。日本郵政のゴタゴタは解決しなくて、泥沼模様だ。鳩山総務大臣と 西川社長のバトルにはトップの決断が必要だろう。(帰国後、鳩山総務大臣が解任となる)
ラナイからの眺め
青海原と白波
洗面をして、日が昇ったワイキキビーチをラナイから眺める。
ホテルの影が青々とした海原まで伸び、水平線もはっきりと見える。今日も天気は良い。
白波が岸に打ち寄せ、サーファーが白波と格闘したり、戯れたり、征服したりと楽しげに興じている声が聞こえそうな雰囲気だ。
青い海を眺めながら、ブドウとライチを食べる。今日は小鳥の訪問はない。きっと何処かで美味しい餌にありついているのだろう。
今日は日曜日、サンデー・モーニング・ブランチをすることが流行っているらしい。クチコミでは有名ホテルの予約は何か月前からしなければ、 席が取れないと。日本出発前に予約しなければならないと云われている。
そんな有名ホテルはパスすることにしても、今朝はラナイの朝食ではなく、ホテルで朝食を食べようと考えていた。

9時30分頃から、ハイヤット・リージェンシー・ホテルのレストランに向かう。
ワイキキビーチから道路一筋隔てたホテルの2階のレストランは賑わっている。屋外のテーブルに案内され、バイキング形式の朝食だ。
サンデー・モーニング・ブランチ
レストランからの眺め
テラス越しにワイキキビーチが望まれ、リゾート気分を満喫しながらの食事になる。
嬉しいことに白粥もあり、美味しそうな食材を皿に載せて、潮風が心地よい屋外のテーブルでゆっくりと食べ始める。
パンも美味しいし、目の前で焼いてくれるオムレツも美味だ。オレンジ・パイン・マンゴー等ジュースも豊富で、地元産のフルーツも堪能する。
ワイキキビーチの中に位置するホテルに人気が集まるのは良く分かるが、ここもビーチの様子を眺められながらのサンデー・モーニング・ブランチは 良い経験となった。

折角、ワイキキビーチに来たのだから、ワイキキの海を味わわなくてはと水着に着替えてビーチに出向く。
椰子の木陰にビニールを敷くが、風にあおられて敷き難い。しかし、砂は飛んで来ないのは不思議だ。妻が日傘を差して見学する中を 初めてのワイキキの海に入る。
砂は細かくて気持ち良い。遠浅で少し沖に泳いでも足が立つ。途中、磯の様な岩場には注意して沖に向かうと再び砂の海底で 足が立つ。遠浅が続いているのだ。
白波が立ち上がる付近まで遠浅が続き、サーフボードを持った若者が立ったまま波の来るのを待っている。泳ぎながら乗らなくても 良いので、ボードに乗り易いのだろうか?経験したことがないので分からないが。
ビーチの片隅には貸サーフボード屋があり、ここでボードを借りて、サーフィンを楽しむ人も多いようだ。サーフボードが林の様に立ち並んでいる 光景は日本では見られないのでは。
 
ワイキキビーチ
ワイキキの海で遊泳
サーフボードの林

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

ビーチで甲羅干しをしたり、再び海に入ったりと、泳ぐと云うよりはワイキキの海水に浸かると云うパターンでワイキキビーチを楽しむ。 子供達と戯れたり、日本では考えられない体型の女性が、ビキニ姿で闊歩しているのに驚いたりと異国のビーチの雰囲気を味わう。
横に荷物を置いていた白人がサーフボードを持って戻って来たので、身振りでボードを持たせて欲しいと頼むと、直ぐに理解され ボードを持たせてくれる。初めてサーフボードを持ち、記念撮影をする。
ソフトバンクのCMでは「渚のシンドバッド」と云っているが、小生が持つと「浪速のシンドバッド」だ。お礼を云ってお返しする。
2時間弱の海水浴でも、帰国してしばらくすると腕・足の皮がむけ始め、鼻もボロボロになる。ワイキキの紫外線は強いのだ。 ホテルに戻り、シャワーを浴び一息入れる。

まつりインハワの団扇

朝食が遅かったので、お腹は余り空いていない。妻がガイドブックでチェックし、クチコミでも評判の良いスゥイートの美味しい「エッグスン・シングス」に 行こうとメインストリートをDFSに向かう。
今日は「まつりインハワイ」の最終日で、夕方にはパレードがあるそうだ。道脇の広場では日本人を中心に和太鼓や踊りが賑やかに 行われている。和太鼓演奏の周りは各国の観衆が、その迫力に魅了され何重もの輪が出来、聴き入っている。
日本の楽器を異国の地で聴くのは嬉しいし、その迫力を外国人に自分が打っているが如く、自慢したくなるのは何故だろう!?
踊りや演奏をのぞきながら、ブラブラとDFSまで行き、トイレ休憩と避暑のため館内を見物する。昨日は気付かなかったが、ハワイで 育ったオバマ大統領のTシャツが売られている。オバマ大統領の育った家や学んだ学校を巡るツァーもあるようで、ハワイではオバマ人気は凄い。
 
ヨサコイ・ソーラン節
和太鼓演奏
オバマ大統領のTシャツ

地図でチェックしていた「エッグスン・シングス」に近い「オリオリトロリー」の停留所で下車して、暑い街路を地図を片手にその方向に向かう。 地図上ではここで間違いないと思われる場所に「エッグスン・シングス」の店は見当たらない。周辺を探すが・・・・。
交叉点で信号待ちの2人連れの女性に尋ねる。地図を見せて聞いていると、何と1人が日本人で、間違いないが、移転したと。 移転先ははっきり知らないが、この道を行った所にあると思うと。
感謝し、日本人だった幸運に喜び、再び暑い街路を歩く。今日のパレードの集合場所に指定されているのか、公園には着飾った衣装の 人達が集まって来ている。
パレード参加者なので「エッグスン・シングス」の移転先はしらないだろうと諦め、トロリーの停留所があったので、ホテルに戻ることにする。
マリリンモンロー
プレスリー
妻はスィーツを食べる口になっていたのに・・・・と。

ホテルに着き、裏のキングス・ビレッジを見物する。入口にはマリリンモンローやプレスリーの等身大の人形が立ち、観光客が並んで記念撮影を している。
ここだけを見るとハワイではなく、アメリカ本土にいるようだ。
ショッピング街の中には「餃子の大将」の看板もあり、和洋折衷だ。
近くのマクドでビッグマックとシェイクを買って、部屋でビールと食べる。味は日本と変わらないようだが、少し大味だ。 「エッグスン・シングス」で食べられなかったのは、残念至極だ。

17時からメインストリートが通行止めとなり、「まつりインハワイ」のパレードが始まる。
海上を行くディナー・クルーズ船
道路脇はまだ日が当たり暑いので、朝食を食べたホテル2階のレストランのベランダから見物することにする。
地元の高校生のブラスバンドの先導で始まり、次々と各グループの行進が続く。街角やステージで披露していたグループが楽しげに 沿道の観衆に手を振りながら進んでいる。
和太鼓隊はトラックの荷台に太鼓を置き、演奏しながら行進する。迫力満点の演奏に 拍手が沸き、団扇を振って声援している。
名前は分からないが、日本の民謡を踊りながら進むグループもいる。
半分は日本人グループではなかろうか。 目をワイキキビーチに向けると、夕暮れの中でもサーフィンを楽しんでる若者もいる。
海上には、昨日乗ったディナー・クルーズ船がダイヤモンドヘッド方向に 進んでいる。昨日は船上からこのワイキキビーチを見ていたのだ。
夕暮れが迫り、街灯も灯り、パレードは段々と賑やかになって来た。沿道からは大きな声援・拍手が沸き、お祭り好きの民族だと 改めて認識する。
 
地元高校生のブラバン
和太鼓演奏
日本の踊り

パレードの中に、見慣れたキャラクターが車に乗って手を振っている。彦根市の名物キャラクターである「ひこにゃん」だ。ホノルルと彦根市が どんな関係があるのか知らないが、日本の癒しのキャラクターをワイキキで見るとは思わなかった。
一昨夜出会った、台湾の民族衣装を着たグループも華やかな衣装で踊りながら歩いている。日本を中心にアジア圏の国からの参加も 多いことを考えると、ハワイへの移民が多いのであろう。
列が疎らになって来たので、部屋に戻りラナイから、ビールを飲みながら観覧することにする。少し間延びした感じがあるが、参加者・ 観覧車共に楽しんでいる。
最後に日本の「赤べこ」の大きな姿が現れ、一段と声援が起こっているのが、高層階でも分かる位だ。
 
ひこにゃん
台湾の民族衣装を着たグループ
赤べこ

20時過ぎにパレードが終わり、静かなワイキキビーチとなった。山側の光は美しく輝いているが、ピンボケの写真しか写せていなかったのは 残念だ。まだまだ修行しなければと。
いよいよ明日はハワイ最後の日となる。シャワーを浴び、早目に眠る。


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