「ハワイの休日」

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○ 第5日目・帰国 (6/8-9)

夜中に雨が降ったのようで、目覚めて外をのぞくと路面が濡れている。
6時30分頃から散歩に出かける。雨上がりで少し蒸っとするが、潮風を感じるとさわやかだ。
椰子の木と満月
青海原と白波と満月
いつもの様に、ワイキキビーチの砂を 踏みしめながらブラブラと歩く。
満月の名残が海上に薄っすらと輝いている。
椰子の木の間から見る満月、青い海と白波と早くも波乗りに興じるサーファーの上に光る満月を眺めながら進む。
早朝のワイキキビーチは静かで、波の音が聞こえるだけだ。静寂と潮風と大海原を楽しむ。砂浜に腰を下ろして、満月と白波を堪能する。
海の中に伸びた石造りの堤防に同じように、ぼんやりと大海原を眺めておられる方や肩を寄せ合うカップルが腰を下ろしている。 静かに時間が流れる空間だ。
一昨日のこの時間には頂上に登っていたダイヤモンドヘッドも青空の下、はっきりと眺められる。今回、朝のビーチ散策ばかりだったので、 夕日に輝くダイヤモンドヘッドは美しいだろうと思いながら、いつもの様に、ワイキキビーチの砂を 踏みしめながらブラブラと歩く。
夕日に輝くダイヤモンドヘットを見られなかったのは、計画不足だった。今日の午後、帰国するので、 次への課題としよう。
 
大海原を眺める人
椰子とダイヤモンドヘッド
朝のダイヤモンドヘッド

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

高級ホテルの中を抜けて、メインストリートを戻る。路面がしっとりと濡れているので、木々や草花が生き生きしている。
4日間宿泊したハイアット・リージェンシー・ホテルの2つの棟が青空にそびえている。後ろ側の34階に泊まっていたのだ。
先日の散策帰りに買ったコーヒーが美味しかったので、再び立ち寄ってラージサイズを買って、ホテルに戻る。
ハイアット・リージェンシー・ホテル
ラナイのテーブルに座って、残っているブドウ・ライチ・パンを食べる。
ビールも残っていたので、ゆっくりしたホテルライフを過ごせたことにで乾杯する。 ラナイからのワイキキビーチと山側の景観をもう一度写しておく。
ラナイからのワイキキビーチ
ラナイからの山側景観















帰国に備えて、11時までに部屋の内部にスーツケースを置いて置くこと、13時50分に送迎バスが来るとのことで、荷造に励む。 スーツケースは1個しか持って来ていないので、満杯になるが、制限重量は二人分なので問題ない。
アメリカではスーツケースの鍵を掛けてはいけないが、空港で開けることにしてロックしておく。 11時前に整理を終え、最後の観光に出発する。
青空とブーゲンビリア

最後のワイキキビーチ散策を楽しむ。何度歩いても、心躍る楽しいビーチだ。遠浅の沖合で白波と戯れている姿はこの間の自分と同じで、 足底の砂の感覚を楽しみ、白波が来るとジャンプしている。童心に帰った気持だ。
ダイヤモンドヘッドもはっきりと青い海・青い空の中にそびえている。ハワイの雄姿を目に焼き付けておく。
DFSから「オリオリトロリー」に乗り、アラモアナ・ショッピングプラザに向かい、ハワイの空気を開け放たれた窓から味わう。
昨日のお祭りの痕跡は 何処にもなく、平穏な生活が営まれている。
アラモアナのフードコートで簡単な食事をしようと、軽食を探すが、帯に短し・襷に長しで適当なものがない。
ワンタン麺と餃子・シューマイを頼み 二人で分けて食べる。余り美味しくはなく、日本に比べても高い。 物価はハワイの方が高いのを実感する。
トロリーを待つ停留所の前の壁から、赤いブーゲンビリアが白い壁に垂れ下がり、青空との対比が美しい。ハワイでは色々な美しい花を見る ことが出来た。ハワイの光景だ。
 
白波と戯れている人
ダイヤモンドヘッドの雄姿
ワンタン麺と餃子・シューマイ

時間が迫って来たので、ホテルに戻る。帰りのトロリーから景色を眺めていると何と、昨日探していたスウィーツの「エッグスン・シングス」の看板が 掛かっている。ここに移転していたのだ。降りて食べたいところだが、時間がないので残念ながら次の機会に・・・と諦める。
ホテルの部屋に戻るとスーツケースはすでに運ばれていた。手荷物を持ち、チェックアウトするが、支払は何もなくあっさりと終わる。 ホテルの吹き抜けのロビーにある滝を眺めながら、シャトルバスを待つ。13時50分バスが迎えに来て、ほぼ満席で出発する。

空港に着き、自分達でチェックインすることになっている。先に到着しているスーツケースを探していると、名前を呼ばれて行くとスーツケースが あり、JTBの係員がチェックイン窓口まで案内してくれる。やはりビジネスクラスのサービスなのだろう。
往路は1階席で予約していたが、事前座席予約で復路は2階席に変更予約した。チェックインで確認すると2階席となっていたので一安心。 出国審査に向かうと、裸足にされる。今まで靴を脱がされたことはあったが、裸足で歩かされたのは初めてだ。
ノースウェスト航空の専用ラウンジ
ホノルル空港
専用ラウンジの入場券をもらって、ノースウェスト航空の専用ラウンジで休憩する。広々としたラウンジは人も少なく、生ビールはなかったが、 ビールで乾杯して、楽しかったハワイの休日を回顧する。
ワイン・スコッチ等酒類や各種飲料とスナックがあり、ゆっくりと過ごす。
欧米人の夫婦が可愛い子供を連れておられ、その女の子がハイハイで我々の所までやって来る。にこにこと笑い可愛い。 両手を覆って「いない・いない・ばー」とやると大声で笑い、真似をする。 お母さんが来られ、同じように「いない・いない・ばー」とされる。言葉は違うが、赤ちゃんへのあやし方は変わらない。どう云って いるのかは分からなかったが。親子連れは先にバイバイしてお別れする。
出発時間も近付いたので、ホノルル空港のDFS等を散策する。思ったより小さく、薄暗い空港だ。出発ロビーで待ち、搭乗の案内で 一足早く搭乗する。
NW15
コックピット
ノースウェスト航空は、直近デルタ航空と統合されたようで、機体はデルタ航空のものだ。
2階席にラセン階段を上ると二人づつの席が並んでいる。 前の方は2-2で後の方は2-2-2と。
コックピットの扉が開いていたので、のぞきに行くと操縦士が笑顔で迎えてくれて、写真を写しても 良いかと尋ねるとOKと。妻と副操縦士をアップで写すことが出来た。
ウエルカム・シャンペンで改めてハワイの休日を楽しめたことに乾杯する。2階席は数人しか搭乗していず、広い座席でくつろぎながら出発を待つ。
現役時代、出張でロスアンゼルスから関空まで2階席に乗り、窓からの景色が違うのを経験していたが、今回、妻も翼の前で一段と高い視界を 望むことが出来、満足している。

上空からのダイヤモンドヘッド

NW15は定刻17:05'にホノルル空港を出発する。翼に邪魔をされない2階席からは5日間過ごしたホノルルの街が眼下に広がる。
窓に釘付けになって、上空からワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッドを眺める。確かにダイヤモンドヘッドは大きな火口を持つ火山であることが 良く分かる。青い海には白波が立ち、きれいなコントラストを描いている。
やがて飛行機は雲の中に突っ込み、視界が利かなくなる。
 
滑走路から見たホノルル
ホノルルの中心部
ダイヤモンドヘッドを見下ろす

6/8、17時過ぎに出発し、日付変更線を越えて、6/9、20時半頃到着予定だ。往路の6/4は長かったが、帰路の6/8-9の6/9は 非常に短くなる。損したのか得したのか・・・!?
安定飛行に移り夕食となる。ビールで乾杯し、白ワインを楽しむ。日本食があるので注文し、もう一つは肉料理を注文する。陶器の 皿に盛られた日本食は美味しく、久し振りの味を噛みしめる。肉もgoodだ。ワインをお代わりして食事を堪能する。
機内が暗くなり、お休みタイムになり、妻はシートを倒してゆっくりと休んでいる。眠れないので映画を見ようと検索する。 日本でも好評だった「旭山動物園物語」があったので、観賞する。
旭山動物園にも行き、その復活の苦労は聞いていたが、そのプロセスを描いている映画で、最後まで感動しながら観賞する。 見終わって、2階席を歩き、下まで降りる。下のビジネス席は結構混んでいる。上で良かった。エコノミーも80%近く埋まっている。お祭り に参加された方も帰国されているのだろう。
席に戻って少しウトウトしていると、明るくなり軽食の時間となる。本来なら朝食であろうが、日付は進んでも、時間が逆になって いるからだ。パン・オムレツ・ウインナー等にフルーツ・アイスクリーと軽食だが、余りお腹も減っていないので、果物を食べる。
 
日本食
ビーフ
軽食
フルーツ

日本に近付いて来たが、真っ暗で何も見えないのは残念だ。富士山でも見えれば最高なのだがと思いながら、いよいよ到着すると 準備する。
定刻の20時35分より前に無事、関西空港に到着し、CAの丁寧な見送りを受けなから降りる。入国検査で新型インフルエンザの申請のため 住所等記述した書類を提出するが、ハワイからの帰国には特に検査はない。ハワイでは全く忘れていた新型インフルエンザを再認識した次第だ。
スーツケースも一番に出て来て、宅配便の受付に持って行き、手続きを取る。遅いので明後日になると。宅配便の会社により異なるようだ。 JRで大阪で乗り継いで、23時前に帰宅する。


4泊6日の「ハワイの休日」を満喫した。今回は滞在型のリゾートの旅行で、本当にのんびりとした。ハワイのリピーターが多いことは聞くが、 なるほどと思うと共に、う〜んと思うのが半々の状態だ。まだ行っていない景観の良い海岸やハワイ島等の他の島巡りも楽しそうだ。 機会があれば、もっと年を取ってから訪れたいと思った次第だ。
さあ、次は何処へ!?


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