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○ 「中山道No2」見聞録(草津宿〜五箇荘)・(距離 25.6km(今回)/ 51.8km(累計)/ 481.2km(残距離)

2−3.武佐宿〜五箇荘・(6.0km) 2008.05.07 14:40〜16:35 晴れ


中山道全行程.Map
「武佐宿〜五箇荘・行程MAP」

地図の左下の再生ボタン()を押すと
見聞ルートに沿って歩行出来ます。
クリックすると拡大します。(夢街道HPより)

疲労の度合いが濃くなったため、ペースは落ちたが「武佐宿」の子供達の案内板に元気付けられ、「愛知川(えちがわ)宿」に向け 出発する。果たして辿り着くかは分らないが・・・。
真っ直ぐな道を東に進むと「泡子地蔵堂」が建ち、少し進んだ小川の横に「泡子地蔵碑」が立っている。旅の僧と村娘の恋物語が 悲しい結末になる由来が説明板に記されている。

老蘇の集落の街道を進む。滋賀県は麦を作っている所も多く、麦畑と田植えの水田が入り混じって麦の緑と水田が美しい。 人通りのない旧家や田園の中を進む街道のマンホールの蓋は「寛永通宝」の模様になっている。
「奥石神社」の鳥居の前を進むと新幹線に並行する国道8号線に出会い、国道歩行となる。トラックの風圧で帽子が飛ばされる。 慌てて拾うが、国道歩行はこれが怖いし、最近の時々発生しているタイヤが外れて暴走する事故に巻き込まれると大変だ。 注意して進み、新幹線の高架下を抜けて細い道に入りホッとする。

泡子地蔵碑 説明

麦畑と田植えの水田

新幹線の高架下を抜け


画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

細い旧街道を進むと茅葺屋根の旧家が建ち、歩き易くなると共に心が落ち着く。やはり「中山道」はこうでなければ。
左手の山裾に小さな公園があり、「清水鼻立場」の清水が湧く井戸に出会う。一息入れようとリュックを置き、水をいただく。 思ったより冷たくはないが、まろやかで美味しい。
細い旧道から国道に出て、交差点を渡り再び旧道に進む。その角に「てんびんの里」の碑の上に「天秤棒を担いだ近江商人」の 像が建てられている。
ここからが「五箇荘」の集落になり、近江商人をたくさん輩出した土地だそうだ。「近江商人博物館」もあるらしいが、少し 離れているのでパスするが、博物館まであるのは凄い。

茅葺屋根の旧家

清水鼻立場

てんびんの里の碑


「五箇荘」の「中山道」は人通りもなく静かでノンビリとしている。余り史跡はなく、所々に建つ滋賀県に多いと云われる 「伊香型民家」の茅葺屋根の旧家を眺めながら、疲れた足を進める。
「いせみち」の古い道標を見つける位で、史跡が少ないのは寂しい。町役場の先の道を右折して「中山道」は続いてる。

ここから次の宿「愛知川」まで、約4kmあるので1時間以上かかる。歩数も5万歩を越えているので少々無理と考え、 近江鉄道の五箇荘駅で今日の行程を終えることにする。(16:35')

伊香型民家

いせみちの古い道標

五箇荘駅


宿場から宿場までを進もうと考えていたが、「愛知川宿」まで行くことが出来なかった。しかし、 「武佐宿」で終えても良かったのを五箇荘まで進めたことを良しとしよう。

「武佐宿〜五箇荘」の「紀行スライドショー」


五箇荘の駅前には何もなく、人もいない。銭湯もなさそうなので、 趣のある五箇荘駅で列車を待ち、初めてのワンマンカーの近江鉄道で八日市で乗換え、近江八幡に進む。
近江八幡駅でも銭湯を尋ねるが無いようなので、諦めて駅から見下ろして居酒屋を探し、晩酌セットで乾杯する。 足がパンパンで疲れたが、この達成感と共に飲む芋焼酎は美味い。
JRでウトウトしながら高槻に着くが、後3000歩歩くのは辛いのでバスで帰宅する。(21:00')
出発から帰宅までの歩行は54232歩(しっかり歩行、42,336歩)だった。次はもう少し余裕を持って歩こう。


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