○ 第4日目 (5/21) 何時ものように早目に目覚め、窓の外を見ると雨が降っている。ウィーン市内の観光があるので心配だが、降りは激しくないので 大丈夫だろうと身支度を整える。 外を見ると雨もやんだ様子なので、何時ものように散歩に出掛ける。このホテルは時代物のようで、昨夜も驚いたが、エレベーターが 今まで経験したことのない様式だ。 エレベーターの扉は手動で前に引いて開け、乗るのだが、中の扉がないのだ。乗って目的の階の ボタンを押すと動くのだが、中の扉がないので、壁面のコンクリートを見ながら降りる。停まると手動で外の扉を押して出るのだ。 何となく恐ろしいエレベーターに一人で乗るのは気持ち良いものではないが、無事1階に到着する。珍しい!! 外に出ると空気はそんなに冷たくない。雨上がりの街路は濡れ、前の道にはトラムの線路がある。誰も歩いていない道を地下鉄の駅を 目指して進む。 今日も午後は自由行動なので、1日乗車券を買おうと。広い街路の周りの建物は石造りで重厚感があり、トラムがマッチして走っている。 朝の散策で眼に付いたのは自転車の市民権が強いことだ。駅前には駐輪場が整備され、自転車専用道路がトラム・車道・自転車専用道路・ 駐車レイン(?)・歩道と区別されている。ヨーロッパは自転車利用者が多いのだ。 街角の空ビルの外壁は広告がいっぱい貼られているのは日本も同じだ。マクドナルドはまだ開店していないが、"easy morning"が1EUROとある。 マクドのモーニングセットを食べたことがないので、安いのか高いのか? ホテルの真前にスーパーマーケットがあるが、まだ開店していない。後で来ようと部屋に戻る。 朝食に行く前に、ホテルの前にあるスーパーマーケットに立ち寄る。開店早々でまだ人は少ない店内を散策する。食料品、特にパン類・ハム・ソーセージの 売場が充実している。 値段の記録を忘れたが、500mlで300円程度だったと記憶する。 ペットボトルのジュースを飲むと美味しい!! 生ジュースそのままの風味を堪能する。 ホテルに戻り、朝食レストランに行き、パン・ハム・ソーセージとスーパーにあった食材に加え、玉子と少しの野菜を美味しくいただく。ジュースも飲むが、 やはり先程の生ジュースとは雲泥の差だ。 食事を終え、部屋に戻り、連泊なので簡単に荷物の整理をして一息入れる。昼食地点、解散場所、集合場所を確認して、午後の自由行動の 行程をある程度整理しておく。 7時45分、全員集合してバスでウィーン市内観光に向かう。 今日の行程は、「シェーンブル宮殿」見学後、ウィーン市内を見渡せる「カーレンベルクの丘」に向かい、「ベルベーレ宮殿」を見学し、土産物屋に 立ち寄った後、中華料理の昼食後解散となる。午後は自由行動だ。
出発の時は止んでいた雨が降り出した。霧雨の中、バスは「シェーンブル宮殿」に進む。 悲劇の王妃マリー・アントワネットも過ごしたことがあり、モーツァルトが初めての御前演奏を行ったという豪華な宮殿。ハプスブルグ家の 夏の離宮として建てられたもので、ヨーロッパではベルサイユ宮殿と双肩、オーストリアでは最大の規模と豪華さを誇る。 ウィーン会議が行われた大広間、マリア・テレシアの前でモーツアルトが演奏した鏡の間、マリーアントワネットの部屋など 宮殿内部だけでも見どころは盛りだくさん。 金箔をふんだんに使った装飾やボヘミアングラスのシャンデリアなど、ロココ調の内装の 優雅さにはため息が出るほど。ほかに庭園やクロリエッテ、ネプチューンの泉なども必見。(ウィーン観光案内HPより) まだ「ベルサイユ宮殿」に訪れたことはないが、ヨーロッパにおけるハプスブルグ家の勢力の大きさを再認識する。大きい!! 宮殿の大きさ・豪華さを見ながら、入口に向かう。 宮殿内は撮影禁止で、内部の写真はないが、中世のヨーロッパ貴族の豪華な部屋が 連なり、説明を聞いていても歴史を知らないとなかなか理解できない。 マリー・アントワネットは良く知られているが、その母親のマリア・テレシアの偉大さを改めて知ることが出来た。 寄せ木造りの床、中国風の調度品・陶器やナポレオンの間、寝室等印象深い宮殿の中を見学し、外に出る。正門に9時45分集合で、 自由に庭園を散策することになる。 宮殿の裏側に回ると、見事な庭園が広がっている。 丘まで行きたいが、時間的には無理なので、 景観を眺め、近くを散策する。 雨も上がり、国際色豊かな観光客が散策している。中国・韓国人も多く写真を写し合ったりと交流を楽しむ。 緑の芝生、鮮やかな色とりどりの花、素朴な彫刻はハプスブルグ家の夏の離宮としての静けさと涼しさが伝わって来る庭園だ。 マリア・テレジアやマリー・アントワネットが避暑を兼ねて、この宮殿で夏を過ごしたのであろうが、当時の貴族の優雅さが偲ばれる。権力・金力が 集中すれば、このような宮殿が建設出来る時代なのだろう。 玉砂利を敷き詰めた道をサクサクと音を立てながら進むと花壇があり、季節の花が咲き誇っている。四季折々の花を植え替えているのだろう。 中世の貴族になった気持ちで、庭園を散策し、少し湿った緑の空気を吸い込んで集合場所の正門に向かう。 前庭からもう一度世界遺産の「シェーンブル宮殿」を眺め、中世におけるウィーンの栄華を記憶に留める。 再びバスに乗り、ウィーン市街を一望できる「カーレンベルクの丘」に向かう。 午後の自由行動の時に、ここを 訪れようかと検討したが、交通の便が悪いので断念した地域だ。 バスの車窓から小さな酒場が点在する街並みを眺める。途中、ベートーベンが「田園」を作曲した館も紹介される。 日本の造酒屋の杉玉と同じような意味で、新酒が出来れば木の枝を店の玄関に飾るとのことなので、車窓から探すが、見つからない。やっと見つけるが、写真は写せなかった。 曲がりくねった道を上り、小雨の「カーレンベルクの丘」に到着する。 展望台からウィーン市街を見下ろすが、霧に煙ってぼんやりとしか見られないのは残念だ。ウィーンの街を守るように、丘の上には教会が建って いる。 晴れていれば展望が良いのに・・と思いながら、バスは丘を下り、「ベルベデーレ宮殿」に向かう。 途中の観光地の案内を聞きながら、午後の自由行動の地理感を地図を見ながら確認する。トラムを活用すれば行けると思いながら。 「ベルベデーレ宮殿」の駐車場から、小雨の中、緑の並木道を宮殿に向かう。 ウィーン旧市街を見守るようにどっしりと構える広大なこの宮殿はトルコ軍を破った英雄オイゲン公が18世紀初頭に建造した夏の離宮。 見事なシンメトリーの美観を見せるこの宮殿は上宮と下宮からなり、間に色鮮やかな花が咲き誇る美しい庭園が広がる。 上宮は現在19・20世紀オーストリア絵画館になっていて、下宮の中世・バロック博物館では、バロック美術が開花したウィーンならではのコレクションが見られる。 (ウィーン観光案内HPより) 前庭の一部は工事中であったが、宮殿に近付くに連れ、重厚な建物と屋根に飾られた彫刻の多さに驚く。 宮殿の前の彫刻もリアリティがあり、建物・前庭・彫刻が調和して落ち着いた雰囲気だ。 ここも夏の離宮とのことで、当時の貴族の栄華は凄いものだと再認識する。 宮殿の中の見学はなかったが、小雨の中、庭園に向かう。 宮殿の裏側に広い庭園が広がる。「シェーンブル宮殿」の庭園に比べると少し小振りだが、緑の曲線が美しい。 名前は忘れてしまったが、女性とライオン(?)が合体した彫刻が、庭園を守るように飾られている。静かな庭園をしばらくの間楽しみ もう一度、宮殿を眺めて駐車場に戻る。 バスはウィーン市内観光をしながら、土産物屋さんに向かう。 「オペラ座」は堂々とした重厚な建物で、屋上には彫刻も飾られた芸術の都・ウィーンのメッカなのだ。 土産物屋でオーストラリアの名産を品定めする。岩塩が美味しいとの話なので、岩塩とニンニクを混合した調味料を求める。珍しい土産物に 皆さん眼を輝かせて・・・ 再び、バスに乗り、昼食場所の中華料理店に向かう。久し振りの日本風の中華料理を懐かしくいただく。10人位の丸テーブルで、色々の 料理をいただくが、写真も撮っていない。ビールも飲んだが、値段を記録していないほど、会話が弾んでいたのだろう。 ここで、オプショナル・ツァーに行かれる方と自由行動の者とお別れし、17時20分、先程の土産物屋の前に集合することになった。 ウィーンの自由行動の計画は、まず「シュテファン寺院」の塔に上り、ウィーン市内を展望し、後はトラムに乗って、適当に名所を乗り降りし、 「オペラ座」の裏にある「ザッハー」で名物のザッハー・トルテを食べようと。余り細かな計画はせず、トラムを楽しみながら進む自由行動とした。 「第三の男」で有名になった観覧車も行きたかったが、時間的に難しいので、断念する。 まず、地下鉄で「シュテファン寺院」に向かうべく、近くの地下鉄乗場に行くが、1日乗車券売場がない。 長いエスカレーターでホームに向かう。ハンガリーもオーストリアも地下鉄は深い所を通っているのか、エスカレーターがないと大変だと思うほどの長さ・深さだ。 フォルクステアーター駅は地下鉄2路線が走っているので、U3路線を探していると、親切な方が方向を示して下さる。地図を見て迷っていると 誰しも教えてくれる優しいオーストリア人だ。 2駅先のシュテファンプラッツ駅で降り、地上に出ると人が多いのに驚く。休日でもないのにメリーゴーランドも設置され、露店も多く店を開いている。 人混みの中でも「シュテファン寺院」の建物と塔が間近にそびえている。 午前中の小雨・曇天の天候は嘘のように晴れ渡り、「シュテファン寺院」の塔を見上げると青空が広がっている。 ウィーン旧市街の中心に建つゴシック様式の大聖堂。1147年にロマネスク様式の教会として建てられ、14世紀にゴシック様式の教会に改築されました。 地下にはハプスブルク家の内臓を納めるカタコンベがあります。歴代皇帝の儀式がおこなわれたほか、モーツアルトの結婚式もこの寺院でおこなわれました。 (ウィーン観光案内HPより) 教会へは無料で入れる。立派な祭壇には信者が静かに祈っている。静寂の中に人の多さの雑然とした雰囲気のある不思議な空間だ。 高い天井への柱は彫刻や絵画が見事に施され、少しイスラム風の天井の文様も美しい。 ハプスブルク家の主要な教会と云うことで豪華だ。宮殿や教会と勢力の大きさを示す貴族社会なのだろう。 北塔へ上るエレベーターを探す。片隅にあり、入場料4EURO(480円)を支払って、満員のエレベーターで塔の上に昇って行く。 北塔の展望台に上ると風が強くて帽子が飛ばされそうになる。狭い展望台をゆっくりと廻って行くとウィーン市街が展望出来、青空と レンガ色の屋根がヨーロッパの雰囲気を満たしてくれる。 ブタペストでも「聖イシュトヴァーン大聖堂」のドームに上り、市街地を展望した。各地の高い塔に上ることを今回の旅行のテーマとしていたので、 青空の下、実現できたことは嬉しい限りだ。「○○と煙は高い所に上る」を実践して行きたいものだ。 展望台から下を眺めると「シュテファン寺院」側面の壁の装飾と真下の人々が見られ、塔の高さを確認できる。 すぐ横に建つ「シュテファン寺院」の屋根の装飾も美しい。ハプスブルグ家の象徴の鷲のモザイクも印象深い。日本サッカーのシンボルである八咫烏に似た 模様は親しみが沸く。 展望台からの景観を満足し、エレベーターで下に降り、教会の祭壇に頭を下げ、退出する。 シューベルトのかつらを被ったシューベルトがたくさん立っていて、コンサートの呼び込みに余念がない。仲間の方が 自由行動でコンサートを希望しておられ、チケットが入手出来るか心配しておられたが、これだけ売っているので、内容を問わなければ 問題ないだろう。 シューベルトの格好をした女性にトラム乗場への道を確認して、人混みの多い広場から落ち着いた道を進む。 石造りの建物が連なり、その壁面には彫刻が施されているヨーロッパ的な雰囲気を楽しみながらトラムが走る大通りに進むと、 一般的にリンクと呼ばれる旧市街を囲む環状道路に出る。 リンクを一周しながら、適当な場所に降りることにしてトラムを待つ。やがて幅の狭いトラムが到着し、乗車する。 24時間乗車券なので、 刻印の必要もなく、空いた席に座り、車窓から横に広がる「市立公園」の緑を楽しむ。 緑の切れ目から、金色に輝く「ヨハン・シュトラウスの像」を見つけ、後ほど訪れることにする。 車窓からリンク周辺の景観を楽しみ、先程通った「オペラ座」の前を通り、「王宮」前に着いたのでトラムを降り、前の「自然史博物館」と 「美術史博物館」に囲まれた広場に進む。ウィーンには博物館・美術館が点在しているので、愛好者は数日かけて訪れるそうだが、時間も ないのでパスする。 広場の中央には「マリア・テレジア像」が堂々と建っている。やはり、彼女の功績は凄いのだと改めて思う次第だ。 リンクを渡って「王宮」に向かう。 やはり、観光客が多く、入口まで大分距離があるので、遠くから眺めて入場はパスする。 遠くの「王宮」の塔や近くに見える建物の彫刻を撮影して、リンクに戻ろうとすると空が急に暗くなり、ポツポツと雨が降り出した。 急いでトラムの駅を探し、並木道の木陰を縫って駅に急ぎ、来たトラムに飛び乗る。 空いた席を探し、女性が座っている席の隣が空いていたので、妻が座り、雨が降り出した車窓を眺めていた。前の席が空いたので、 そこに座り、妻の横に座る可愛い女性が持つカバンを見て驚いた。 妻は隣に座っていたので気付かなかったが、前に座ると彼女のカバンに日本のお守りが付いているではないか。良く見ると「金閣寺」と 書かれている。 彼女に「日本に行ったの?」と尋ねると正確な日本語で「今年の春に行きました」と。驚いた!! まさか、ウィーンのトラムで偶然出会った可愛い女性が、流暢な日本語を話し、日本に行って来たとは。3人で色々と話す。彼女はウィーンの 大学で日本語を専攻する学生で、日本にやって来たのだ。 日本語での会話が弾み、今回のような出会いを、日本では「ご縁がある」と云うんだよと漢字で書いて渡す。彼女も初めて聞いた言葉で 「ご縁がある」と繰り返している。名前を聞くと、「サンドラ」ときれいな片仮名でノートに書いてくれた。 日本語もきれいだし、字もきれいだ。海外の日本語専攻の学生は凄いと思わせる彼女の応対だ。 トラムはリンクから離れて、違った方向に進んでいたが、サンドラさんとの話しに夢中になり、彼女の降車駅まで一緒に行き、そこで握手をして お別れする。我々も楽しかったが、彼女にとっても本物の日本語に接しられ良かっただろうと思いながら、反対のトラムに乗り、リンクに戻る。 雨は止んだ模様で、ウィーンの天候は変化が激しい。 トラムを乗換え、「市民公園」に向かう。入口付近で降り、公園の中に入ると緑ときれいな花が美しく咲き、清掃も行き届き、市民の 憩いの空間になっている。 有名な「ヨハン・シュトラウスの像」は夕日に輝き、キラキラと光っている。地元の方よりも観光客が多く、順番に記念撮影に余念がない。 雨上がりで湿った空気が何となく気持ち良い公園を散策すると方々に小さな彫刻が施された水飲み場が設けられている。広い「市民公園」を 全て廻るのは厳しいので、トラムの停留所に戻る。 ウィーン市街を散策したり、素敵なハプニングに出会ったりと少しくたびれたので、お茶にしようと有名なトルテを食べようと、「オペラ座」まで戻る。 ガイドブックによると「オペラ座」の裏のホテルに「ザッハー」と云う有名なカフェがあると。 そばに行くとツァーの仲間の方も並んでおられる。少し時間がかかりそうだが、待つことにする。 10分余り待ち、テラス席に案内される。執拗に上着をクロークに預けるように勧められるが、リュックを預け、席に着き、有名なザッハー・トルテとコーヒーを 注文する。 店内は入り組んで広いようで、地元の方も多いが、観光客も多く、美味しそうに食べたり、飲んだりしている。 ザッハー・トルテは甘さ控えめで、なかなか美味しい。ウィンナー・コーヒーと一緒に味わう。疲れた体には、丁度良い休憩だ。食べ終えて、クロークで リュックを返却してもらうと、何と1EURO請求される。何たるカフェだと思っていると、ツァーの仲間の方も一緒に預けたのに、それぞれの上着毎に 1EURO取られたと憤慨しておられた。名店も後味の悪いものになった。 集合時間までまだ少し時間があるので、トラムに乗り、行っていない方向に向かう。 車窓から「国会議事堂」や「ウィーン大学」を眺めたり、車道を走る観光馬車に驚く。ターミナルらしい駅に降りる。向こうに立派な教会が見える。 地図上では多分「ヴォーティーフ教会」 だろうと逆光の中、パチリと。再び、トラムで「オペラ座」まで戻り、集合場所に定刻前に戻る。三々五々、皆さんが集まって来られ、オプショナル・ツアー の方達も全員集合する。 17時20分、全員集合したので、歩いて夕食のレストランに向かう。夕刻で人通りも多くなり、長い列で見失わないように「オペラ座」の 横を通って、賑やかな通り方向へ進む。 自由行動の時、演奏会に行かれた方も素敵な演奏を聴かれたとのことで、そのことも含めて、改めて、さすが、音楽の都・ウィーンだと 思った次第だ。 人混みを縫いながら、メインから少し離れた道にレストランがあり、テーブルに着く。今日はビーフ料理だそうで、何時ものように前菜・ビーフ・デザートと 出て来る。ビール大4EURO、白ワインも4EUROで、ビーフと共に美味しいお酒を楽しむ。 中欧はビール・ワイン共に美味しいのは、食事を楽しませてくれ、仲間との会話も弾み、嬉しいことだ。 美味しい食事を終え、夕暮れの街をバスの待つ場所まで進んで、そのままホテルに戻る。 今日は天気が不順だったが、「シュテファン寺院」の塔に上った時、「市民公園」の散策時には青空が広がる公園に恵まれた。そして、サンドラさん との不思議な出会いは印象深いものだった。 良く歩いたので、今日の歩行歩数は19000歩となかなかのものだった。楽しかったウィーンの一日を思い出しながら、シャワーを浴び、ぐっすりと 眠る。 なかなか進まない旅行記を書いている間に、参議院選挙で民主党が大敗し、政治の行方が混沌とし出した。国の舵取りはどうなるのだろうか 心配な状況になった。 並行して(?)行われていたサッカーのW-CUPも日本の善戦で、岡田JAPANの評価が全く遠征前と逆転した。大衆の判断は????だ。 決勝戦のオランダVSスペインは好ゲームでスペインの実力勝ちに終わったが、素晴らしい試合だった。早く、日本もこのレベルで試合をしてもらいたい と思うが、夢でなく実現してもらいたいものだ。 石川遼君の全英オープンも善戦し、サッカー・ゴルフと夜中の観戦が終わって一息ついた梅雨明けの猛暑の日だ。(2010.7.28記)
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