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「フランス大周遊9日間」旅行記




○ 第8・9日目・パリ自由行動・帰国(2012.11.01.<木>〜02.<金>)

何時ものようにぐっすりと眠り、5時30分頃に目覚める。外は雨が降っているようだ。
朝食
今日は出発までの間は自由時間となっているが、10時50分ホテル集合なので、余り時間がない。
当初、凱旋門の上に上りたいと考えていたが、 開場が10時なので無理だ。仕方がないので、地下鉄で凱旋門まで行き、シャンゼリゼ通りを適当に歩いて、パリの雰囲気を味わうことにする。
朝食は6時30分より、荷物は各自でフロントに出し、ホテル集合10時50分の予定なので、6時30分にに朝食に向かう。
昨日と同じ席に座るが、 メンバーの方の姿は見えない。ゆっくり休んでいるのだろう。お粥も含めた美味しい朝食を堪能して、小雨が降っている中を地下鉄に向かう。
傘をさす程ではないが、3分余りで地下鉄3号線・ポン・ドゥ・ルヴァロワベコン駅に到着し、昨日勉強したキップの買い方にトライする。
英語表示にし、 2枚買うのだが、均一料金1.7ユーロ(180円)なので買い易い。お釣りも出て来たので一安心。日本と同じように自動改札に切符を通し、 入場する。まだラッシュ前でガラガラのホームで待つと列車が到着する。地下鉄の幅は日本より狭く、少し窮屈な感じだが、空いているので座って 初めての地下鉄を楽しむ。
凱旋門へは乗換えなくてはならないので、心配したが、車内に停留所の表示もあり、問題なく降り、乗換え案内に従って、2号線に行け、 無事、凱旋門の駅に到着し、出口に向かう。
ここで、何時も大阪人として腹立たしく思っているエスカレーターの乗り方を検証する。止まっている人は右、急ぐ人は左を歩いている。 大阪方式だ。万博の時からそのような習慣なのだが、東京の間違った方式の進出で、京都も観光客が多い時は左右反対となっている。 ヨーロッパは大阪方式だと改めて納得する。
ポン・ドゥ・ルヴァロワベコン駅ホーム
幅の狭い車内
大阪方式のエスカレーター

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

凱旋門駅に降り、出口に進むと前には大きな塀の様な扉があり、どうすれば良いのかと戸惑っていると、降りる人がそのまま進むと 自動的に開くのだ。均一料金なので、切符の回収がないためだ。
地上に上ると目の前に堂々と凱旋門がそびえ建っている。
凱旋門 凱旋門の側面
エトワール凱旋門は、前年のアウステルリッツの戦いに勝利した記念に1806年、ナポレオンの命によって建設が始まり、ルイ・フィリップの復古王政時代、 1836年に完成した。
ナポレオンは凱旋門が完成する前に既に死去しており、彼がこの門をくぐったのは1840年にパリに改葬された時であった。 古代ローマの凱旋門に範を取ったもので、新古典主義の代表作の一つ。
エトワール凱旋門の下には、第一次世界大戦の無名戦士の墓がある。
この凱旋門を中心に、シャンゼリゼ通りを始め、12本の通りが放射状に 延びておりその形が地図上で光り輝く「星」のように見えるので、この広場は「星の広場(エトワール広場)」と呼ばれていた (フランス観光局HP他より)

凱旋門はエトワール広場の真ん中に建っているので、地下道で行かねばならないが、その入口が分からず、犬の散歩をしておられる婦人に尋ねると 親切に道筋を教えてくれる。
地下道から凱旋門の下に上ると12本の道路が放射状に伸び、見事な彫刻の下には無名戦士の墓に火が灯され祀られている。歴史のある 所なのだ。
凱旋門の天井
無名戦士の墓
凱旋門の彫刻

凱旋門の上に上れないのを残念に思いながら、雨上がりのシャンゼリゼ通りを歩く。
歩道が驚くほど広く、早朝で人通りがないため、余計に広く感じる。プラタナス並木も美しく、クリスマスになれば、ライトアップされるのを映像で見る。 パン屋さんがあり、バゲットを買うと「ありがとう」と日本語でにっこりと。思わず、微笑むのも人との交流の良さだ。
コンコルド広場まで行こうかとも思ったが、万一、集合時間に遅れてはいけないので、途中から凱旋門目指して戻る。シャンゼリゼ通りは 同じ高さの石造りの建物が美しく連なっている。パリの街並みだ。
往路と同じコースをスイスイと9時50分にホテル戻り、最後の荷造りをする。
シャンゼリゼ通り
凱旋門を目指して
石造りの街並み

10時50分、スーツケースをロビーに運び、全員集合し、バスでシャルル・ドゴール空港に向かう。
いよいよ今回の旅も最終行程だ。各自でエミレーツ航空の窓口でチェックインする。搭乗時間まで自由行動となり、空港内をブラブラするが、以前搭乗した 所とは違っていて、空港の広さが分かる。シャンゼリゼ通りで買ったフランスパンを昼食として、コーヒーを買って食べる。
ベンチで待っていると激しい雷鳴と雨音に驚き、外を見ると土砂降りだ。早く空港に着いていて良かったと仲間の方と話す程の激しさだ。
14時25分、EK-074は定刻通り出発する。通路を依頼した所、妻とは通路越しになったが、短い時間なので問題なし。ビールで乾杯し、 フランス旅行が無事だったことを祝福する。夕食もしっかりと食べ、ビデオを見たり、眠ったりとゆっくり過ごす。
EK-074は定刻より少し遅れて24時10分にドバイに到着する。
土砂降りの空港
夕食
航路モニター

真夜中のドバイ空港は相変わらず人で一杯だ。往路でチェックしていた、デーツやいちじくの売り場に行き、買い求める。後は眠くもあり、疲れたので、 搭乗口付近のベンチに座り、ウトウトしたりと休息する。
大阪行のEK-316は広いドバイ空港の中をバスに乗り、タラップで乗る。座席は最後部に近い所で、窓際の二人席と最高の座席となった。往路で 指定したが、埋まっていた席だ。
3時00分に定刻通り出発し、すぐに飲物サービスとなる。改めてビールで乾杯し、最後のフライトの無事を祈る。屋がて軽食があり、ワインを飲んだり、 眠ったりとゆっくりと機内のサービスを楽しむ。やはり、長旅に疲れたのかウトウトすることが多く、帰ってからの時差ボケが心配だ。
日が明け出し、外を見るが雲が多く地上も海面も見えない。往路と同じようなコースを進んで、日本に近付く頃に朝食となる。お腹も空いて いないので、少しだけしか食べられない。
四国山脈の上を抜けて、関西空港に着陸する。雰囲気が違うので、外を確認すると第2滑走路に着陸したようだ。初めての利用なので、 大きくなった関空を肌で感じた。
夜明けと翼
朝食
航路モニター

◎「パリ自由行動・帰国」の「紀行スライドショー」

16時50分、定刻通り無事関西空港に到着する。
スーツケースも問題なく、添乗員やメンバーの皆さんに挨拶しお別れする。スーツケースを宅急便に依頼し、ゆっくりとJRで高槻まで行き、デパ地下で 寿司を買って、久し振りに芋焼酎と寿司を味わう。やはり、日本が一番だと。
初めてのフランス旅行は周遊コースを選んで楽しんだ。気候の変わり目で、強風も経験したが、緑が多い農業国フランスの景観を楽しみ、歴史と 云っても新しいが、史跡を見学した。芸術の国として、セザンヌ・ゴッホの作品の原点を見学したり、田舎の可愛い街並み、古城の観光と バラエティーに富んだものだった。
特筆されるのは、モンサンミッシェルの島内に宿泊出来、昼・夜・朝の光景を体感できたことは貴重だった。ベルサイユ宮殿・ルーブル美術館とフランス名物も 見学出来、一通りのフランスを知ることが出来た。メンバーにも恵まれ、楽しい旅だったことに感謝・感謝だ。


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