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「フランス大周遊9日間」旅行記




○ 第7日目・ベルサイユ・パリ観光(2012.10.31.<水>)

昨日の長距離ドライブで疲れた体も、ぐっすりと眠ったことで回復し、心地良い目覚めだ。
エバーグリーン・ローレル・ホテル
夜明け前の街
何時ものように、5時過ぎに目覚め、二連泊なので、 荷物の整理もすることがなく、6時過ぎから散策に出掛ける。
満月が輝き、少し寒いがキリッとして気持ち良い。エバーグリーン・ローレル・ホテルも静かに灯りに照らされている。近くに地下鉄の駅があるので、明日の 自由行動のために視察に訪れる。切符の買い方、改札方法を通る人を参考に見学する。
広い道に出ると風が強く、落葉が舞っている。その先にはセーヌ川が流れているが、真っ暗で何も見えず、風が冷たいので、早々にホテルに戻る。
起床7時、朝食6時30分より、集合8時30分の予定なので、6時30分にに朝食に向かう。バイキングの料理の品数・質もgoodで、まだガラガラのレストランで ゆっくりといただく。ここでも生野菜が少ないが、台湾系のホテルなので、お粥があるのは嬉しい。
出発まで間に、セーヌ川に向かい、朝日に輝くセーヌ川沿いの建物を眺め、遊歩道を散策する。早朝のジョギングをする人が広い遊歩道で楽しんでいる。 遊歩道が広いのには驚きだ。
朝食
朝日に輝く建物
セーヌ川沿いの遊歩道

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

8時30分にベルサイユ宮殿に向け出発する。青空の下、渋滞にも合わずに、約40分のドライブで、ベルサイユ宮殿の駐車場に到着する。
ベルサイユ宮殿
フランス王国がその絶頂期にあった1682年から1789年まで王宮があり、政治の中心であったベルサイユ市。その中心はなんといってもブルボン王朝の 優雅な宮廷生活を今に伝えるベルサイユ宮殿だ。
パリ郊外の寒村にすぎなかったベルサイユに宮殿を建造することを命じたのは「太陽王」と称えられるルイ14世。建築家ル・ヴォー、室内装飾家 ル・ブラン、造園家ル・ノートルという当時の一流の芸術家・技師らによって設計された宮殿は見事なまでの建築美を奏でる。
宮殿の鏡の間やヘラクレスの間など細部にまで気を配った室内装飾、あるいはフランス式庭園の粋を集めた庭園などは、17世紀フランス文化の頂点とも いえる。
しかし、フランス革命によりベルサイユ宮殿の役割は終止符を打ち、ルイ16世の妃マリー・アントワネットも反逆罪でギロチン刑に処せられてしまう。 (フランス観光局HPより)

広い広場には、見学者が列を作っているが、我々は団体入口で少し待つ。
黄金の門
宮殿の建物
広場には人が段々と多くなり、観光客の人気度が分かる。
正面には黄金の門が輝き、広大な宮殿の奥行きは見えない位だ。宮殿の建物の上には彫刻の像が飾られ、外観も優雅な様相を示している。
フランス人(?)の現地ガイドが来られ、説明を始める。年配の方だが、日本語はペラペラでユーモアを交えて面白い。良いガイドに恵まれたと。
9時30分、予約時間が来て入場する。約1.5時間の制約の中で、ポイントを選んで案内してくれるので、急ぎ足で、ガイドの後を進むが、イヤホーンガイド があるので、少し離れていても説明が聞けるのは、混雑する宮殿内では有難い。
王室礼拝堂
まず、王室礼拝堂に進み、豪華な礼拝堂や天井画や壁画を観賞する。立ち止まって説明を聞いていても、他の観光客に押される位の人混みだ。 少し壁近くに寄って、観賞する。
天井画や壁画は何処かで見た記憶のある作品だ。初めの部屋から、その豪華さに圧倒される。
天井画
壁画












その後、順番に各部屋を巡って行くが、写した写真とガイドブックの宮殿内部の写真を比較するが、何処が何処だか分からなくなってしまう。 約1時間余りの宮殿内見学の主な写真を示す。部屋全体の写真は見学者が多く、撮影出来なかった。(見学順序とは異なるが)
ビーナスの間
マリー・アントワネットの肖像画
鏡の回廊

デァーヌの間の天井画
デァーヌの間の壁画
アポロンの間

メル・クリウスの間・儀式用寝室
牛眼の間
王の寝室

宮殿から庭園展望
女王の寝室
壁画

広い宮殿を駆け足で巡り。ガイドの説明はその時は理解していたが、帰国してHP作成時には、なかなか思い出せない。 しかし、豪華絢爛な宮殿で、室内の像・肖像画・天井画・壁画の見事なのには驚嘆した。当時の歴史と重ね合わせて見ると、より理解 出来るのであろうが・・・・
ベルサイユ宮殿の見学を終え、宮殿の外に出て、自由行動となる。
広い庭園を散策するが、この季節は花はなく、緑の芝生と池が広がり、境界線が見えない位に広い。凄い宮殿なのだと室内・室外共に驚く。
宮殿の外観
広い庭園
銅像と池

◎「ベルサイユ宮殿」の「紀行スライドショー」

中華料理
現地ガイドの熱心な解説に満足し、ベルサイユ宮殿の外に出ると、入場時以上の長い列が出来ている。
ベルサイユ宮殿から徒歩で、途中の土産物屋に立ち寄り、昼食の中華料理屋に向かう。 長テーブルで少し食べにくかったが、料理は美味しく、その 品数の多さにびっくり。ここではワインでなく、ビールを注文すると、なんとチンタオ・ビール(3.5ユーロ)の大瓶が出て来た。フランスでチンタオ・ビールを 飲むとは思っていなかったが、野菜・鶏・豚・フカヒレ・魚等々の中華料理とビールを楽しむ。
再びバスに乗り、パリ市内観光とルーブル美術館見学に向かう。
バスからは、エッフェル塔があらゆる角度から眺められ、エッフェル塔が良く見える丘の展望台に向かう。
エッフェル塔
本来ならば、各都市の一番高い建造物に上りたい所だが、今回は自由時間がないので、眺めるだけだ。
フランス革命100周年記念として、1889年のバリ万国博覧会開催に合わせて建てられた274mの巨大なモニュメン=トエッフェル塔の全景を堪能する。
さすが、観光のメッカ、観光客が魅入っている。
車窓から
展望台から












パリ市街地を巡るが、車窓からの見物で、なかなか写真が上手く写せない。
2階建て観光バスで巡っている観光客を見ながら、 凱旋門、シャンゼリーゼ通り、コンコルド広場等を通り、ルーブル美術館に向かう。自由時間がたくさんあれば、ゆっくりと観光したいスポットを駆け足で 通り過ぎた訳だ。
凱旋門 2階建て観光バス
シャンゼリーゼ通り
コンコルド広場

ルーブル美術館の地下駐車場に入るが、バスが多くて広い駐車場も大渋滞だ。
ミロのビーナス
モナリザ(絵葉書より)

ガラスのピラミットの下
彫刻階の壁
ルーブル美術館も見学者で大混雑で、2つのグループに分かれての 見学となり、我々はベルサイユ宮殿のガイドをしてもらった、現地の日本語ペラペラのガイドが付いてくれる。
ガラスのピラミッドを下から眺め、入って行くと彫刻が展示されている。壁にも見事な彫刻が施され室内に進む。
数部屋進むと「ミロのビーナス」が 堂々と展示されている。
丁度、大学生の頃、京都に展示されたのを満員の見学者に押されながら、その力強くも美しい姿に魅了されたことを思い出す。 もっと大きく思えたが、実物は当時思ったより、小振りだった。ビーナスの周囲を巡り、色々な角度から観賞する。 ガイドの説明に興味を持つ。ミロのビーナスは女神の中に男の要素が隠されていると。腰の筋肉等にその要素が見えるのだと。本当か?
ミロのビーナス
ビーナスの後姿

広い美術館、たくさんの見学者で、ガイドについて歩くのが難しい位だ。イヤホーンガイドで声は聞こえるが、姿は向こうの方と作品と説明を一致 させるのに苦労する。遠くから写すとピンボケであったり、ガラスで反射しりと整理すると良い写真は少ない。 彫刻階を巡ると色々な彫刻・天井画が楽しませてくれる。
階段の上に「勝利の女神ニケ」が飾られている。ニケはスポーツメーカー・ナイキのモデルとなっており、以前、 トルコ旅行に行った時、エフェソス遺跡で見たものの像なので 懐かしく感じた。
○○ビーナス
天井画
勝利の女神ニケ

2階の絵画の部屋に向かうと人混みは半端ではなく、絵画の前は人だかりで一杯だ。ガイドは有名な絵画の近くに誘導してくれ、説明を 受けるが、見たことのある絵画以外はなるほどと思う程度の理解力しかない。
特に人気なのが「モナリザ」の前で、人の頭越しからしか写せず、帰って見ると全てピンボケだ。残念。
記憶のために、絵葉書の「モナリザ」を活用させてもらうことにする。
作品の名前も分からないのが多いので、上手く写真が写せた絵画のみ、アップする。


現地ガイドの楽しくも詳しい説明に満足して、出口の集合場所に集まる。ガイドは日本の良さを心から話している様子で、嬉しい気持ちだ。 もう一方のグループのガイドはつまらなかったそうで、こちらで良かったと思った次第だ。
再びバスに乗り、セーヌ川の川沿いを巡り、パリの街並みを眺める。セーヌ川には遊覧船が満員の観光客を乗せて走っている。
ぐるっと廻って、ルーブル美術館の前を通り、遠くにガラスのピラミッドを確認し、総合土産物屋に向かう。下りた所からノートルダム寺院が 遠くに眺められたのでパチリ。
セーヌ川
ルーブル美術館
ノートルダム寺院

土産物屋には今日見ないので、集合時間まで、パリの街中を散策することにする。近くのスーパーマーケットで、土産物を品定めしたり、セーヌ川近く まで歩き、小さな店でスケッチ画を買ったりと楽しむ。
道路が入り組んだ石造りの街並みが、パリの街を象徴しているようだ。街角のロータリーに「ジャンヌダルクの像」が黄金色に輝いている。 雑然としているが、夕暮れが近付いたパリの街並みは趣きがある。
集合して、暗くなったパリの街を進むと先程コンコルド広場で写せなかったライトアップされたオベリスクをパチリと。シャンゼリゼ通りから凱旋門を通り、 夕食のレストランに向かう。
石造りの街並み
ジャンヌダルクの像
オベリスク

真っ暗になった街中を走り、今回の旅行の最後の夕食となるレストランに到着する。
今夜はエスカルゴの料理とのことで、バスの中で、添乗員から食べ方の指導がある。昔、食べたことがあるが、味も忘れているほどなので、 良く聞き、楽しみにテーブルに着く。白ワインを頼み、川西のTさんご夫妻と乾杯し、エスカルゴを上手く身を取り出しほおばる。ニンニクの香りが良く 効いており美味しい。食べ方も段々と上手になり、美味しくいただく。
次に肉料理が出て来たので、最後だから赤ワインで、もう一度乾杯し、旅行の思い出等話しながら、最後の晩餐を楽しむ。デザートも美味しく 大満足だ。
食事が終わるとシェフがコック帽子を添乗員の坂口さんに被せ、皆でお礼の拍手で締める。楽しい食事だった。今回の旅行の食事は、昼はgood、 夜は半々で今回は最高だった。
夕食のレストラン
エスカルゴ
肉料理

◎「パリ観光」の「紀行スライドショー」

20時20分、ホテルに戻り、そのまま前のスーパーマーケットに駆け込み、買物をする。21時迄なので、ギリギリ間にあった。仲間の方も三々五々、それぞれの 最後の買物に忙しい。
部屋に戻り、最後の荷造りに励む。土産や衣類をバランス良くスーツケースに詰めておく。バスにゆっくり浸かって、ぐっすり眠る。


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