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「冬のイタリア」旅行記


○ 「帰国」 (1/26-27)

いよいよイタリアともお別れだ。10時過ぎ発の飛行機なので、早く出発しなければならない。モーニングコール 5:30、朝食は弁当の予定を交渉していただいた結果、ホテルで食べられるが6:30、出発6:45とあわた だしい。
荷物を廊下に出し、食堂に行くが6:30過ぎても開かない。チェックアウトのお世話に来られた日本人ガイドの 方が催促してやっとオープン。イタリアらしい出来事だ。急いで食事をして出発する。
バスは基本ホテル宿泊の方をピックアップするためにまだ暗いローマ市街を進む。通勤が始まっているので 車の量が結構多いが、順調に進む。ホテル近くの道に路上駐車が多く、曲がれない。クラクションを鳴らすが、 道の角に停めている車の運転手がゆうゆうと現れ移動させる。これもイタリア的だと。

ホテルに到着し、T山さん始めメンバーの方と合流し、空港に向かう。毎朝のバスでT山さんから "Buongiorno"の挨拶に全員で応える。"Buongiorno"の発音が良くなったとの話しだが、今日で終りだ。 バスは順調に8時頃に到着する。Tさんから 免税品を購入した方は手続きがあるので優先的に搭乗手続きすることの了解を取られ、半数程の方が 先に手続きをする。
ここでスーツケースの重量オーバーの方が指摘される。4つの窓口の内、2ケ所はフリーパスのようで、35kgの方も パスしたが、厳密に見る窓口は28kgでアウト。スーツケースを開けて手荷物に移さなければならない。
我々の順番になり、厳しい窓口に行かねばならず、笑顔で"Buongiorno"と挨拶し、搭乗券とマイレージ カードを提示する。2つのスーツケースを載せると45kgの表示。係りの女性は少し首をかしげてOKと。
新婚さんはお土産が多いので、手荷物への移行で大変だ。少し持ってあげる。免税手続きの方が 手続きに行く間少し待ち、出国するがここでは手荷物チェックだけだ。

ローマ空港内は早朝で人影も少ない。搭乗時間まで少し空港内をブラブラする。柱のパネルの写真が面白い。 ヴェネツィアの景色と安芸の宮島の鳥居が合成された写真が飾られている。日本の観光PRでもないらしいが。
広い空港内を見物して、アムステルダム行の飛行機に搭乗する。
 
ヴェネツィアと宮島のパネル
ローマ空港内部
ローマ空港の飛行機

KL1598は10:15'定刻に離陸し、ローマ市街を見ながら雲の中に飛び立つ。 B737-300は往路と同じ3-3席で窓側に座り外を眺める。往路は不安一杯でミラノ到着を待っていたが、 帰路はツァー仲間と一緒で心安らぐ。 サンドウィッチの軽食を食べ、アルプス越えの景色を楽しみながらアムステルダムに向かう。(アルプスの写真消失)
 
眼下のローノ市街
関空行ジャンボ機

定刻にアムステルダムに到着し、出国手続きを行う。イタリアに行ったのにオランダでの入出国となるだ。EUの 一体化が分かる気がする。
往路の時には時間が一杯あったが、約1時間しかないため搭乗口に急ぐ。 途中、カジノがあり、寿司バーがある。空港内にカジノがあるのには驚き、寿司がヨーロッパまで浸透している ことは喜ばしいことだ。
12:55'関空行KL867はアムステルダム空港を定刻通り飛び立つ。B747-400ジャンボ機は3-4-3席で通路側に座るが、 窓側に日本人女性が来られた。後の席が空いているので席を移りゆっくりと過ごす。
この機種は座席のTVがないので退屈だ。最近TVのある機種ばかりだったので、映画も個人的に見られず やはりサービスに慣れるとそのサービスがないと期待外れになる。
ハイネケンのビールで乾杯し、10日間のイタリア旅行の無事を祝う。食事や遠くの画面の映画を楽しみ良く眠る。 空席も多く、横になって寝ている方もいる。
北海の上からデンマークの上を飛び、往路より南側のシベリア平原の上を通り北京近辺から朝鮮半島に進む。 夜明けが近付き、空が明るくなって来たので日の出を写そうと両側の窓からのぞくが、機首が丁度 東を向いているらしく太陽は見られず、朝日に輝く主翼をパチリ。
 
雪の大陸
日の出の光
朝日に輝く主翼

KL867は日本海に出て、鳥取から岡山・四国を通過して定刻の9:20'無事関空に着陸する。
入国検査もスイスイと進み、荷物も無事出て来た。仲間の方々、本当にお世話になった添乗員のT山さんに お礼を云ってお別れする。関空快速・新快速で無事昼前に家に到着する。

今回の旅行は大チョンボから個人旅行の真似事を経験出来たことはプラスとしよう。真冬のイタリア旅行は この時期の景観は楽しめたが、昼間が短いので見物時間が制約される。2度目のイタリアなので良かったが 初回であれば少し物足りないだろう。
今回のテーマとして、各都市の塔・クーポラに登ろうと考え計画したが、ミラノはチョンボで、ヴェネツィアは霧で、 フィレンツェのクーポラは休日で登ることが出来なかったのは残念だ。次の機会があれば実行したい。
自由行動が多いツアーを探したのは正解だった。ゆっくりと街を楽しむことが出来た。ツアー仲間には もう一歩進んだ方が居て、日帰りで近郊への見物を実行されていた。自分で列車に乗って・・・・。 次の機会にはトライしたい。

「石の文化」と「木の文化」の違いをヨーロッパを訪れると感じる。日本の建物の素晴らしさと違った 紀元前からの遺跡の数々には驚き、その保存に行政も頑張っている。しかし、初めて訪れた時の 感動に比べると2度目は感動が薄いのは仕方ないだろう。
今回の旅行は意外性もあり楽しいものだった。しかし、ヨーロッパは遠い。元気な内に・・・・!!


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