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「エジプト満喫10日間」旅行記

「行程MAP」



○ 「コムオンボ・エドフ・ルクソール東岸」 (2007/12/10)

エジプト滞在も今日と明日の二日間となった。あっと云う間のアレキサンドリアからアブシンベルの旅だった。
アスワンの夜明け前
モーニングコール6:00'、荷物回収6:30'、集合7:30'と早い出発になる。
5時過ぎに目覚めて、ナイル川沿いではない部屋の窓から 外を見ると夜明け前の柔らかい光景が望まれる。
荷物の整理を終えて、6時から朝食開始とのことで早めに行く。朝食も美味しく食欲旺盛でたっぷりといただく。
よくお腹を壊したとの書き込みが多いが、メンバーの方の中に調子の悪い方は誰も居られない。健康面では全員快調だ。

朝食後、エジプトで初めて接したクリスマスツリーやサンタクロースで記念撮影。
イスラム圏でクリスマス飾りは珍しい。このホテルは欧州の人が多いのだろう。
部屋に戻って、テーブルの上を見るとモスクと矢印があるワッペンが貼ってある。メッカの方向を示しているのだ。 キリスト教とイスラム教がミックスされている面白い光景だ。
いつもの様に全員定刻に集合して出発する。

バスマ・ホテル
サンタクロース
メッカの方向表示

画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

アスワンからルクソールに向かうバスもコンボイで護衛されて行くとのことで、集合場所に行く。
今までの様子から考えると 初めは集合するが、後はバラバラで運行するので、形式的に観光客を護衛する振りをしているのだ。
8時に出発。市街地を通り抜け、ナイル川沿いに北上する。
ナイル川の肥沃なグリーンベルト沿いには畑が広がり、ロバに乗った農夫が牛を引く のどかな光景が車窓から見られる。農業国エジプトだ。
カイロ辺りでも良く見られた穴の開いた土製の塔が何かとアリさんに尋ねると鳩を飼育している小屋だそうだ。
鳩料理は エジプト料理の中でも有名だと。(今回のツァーでは食べる機会がなかった。)

車内で昨日注文した象形文字・ヒエログリフで自分の名前を書かれたカルトゥーシュのTシャツが配られる。「KEISUKE」のカルトゥーシュだ。 エジプトでないと作れない貴重な記念品になった。goodだ。

ロバに乗る農夫
鳩小屋
カルトウーシュ入りのTシャツ
カルトウーシュ拡大

1時間弱で「コムオンボ神殿」に到着する。
陽射しはきついが、乾燥していて快適な気候だ。温度計は22度と高いが清々しい。
2重構造のコムオンボ神殿

コムオンボ神殿は、コムオンボの街のはずれのナイル川に面した小高い丘の上に建つ神殿で、隼の神ホルス神(向って左側)と、 ワニの神ソベク神(右側)の2つの神に捧げらています。
神殿には入口も、通路も至聖所も2つづつあり、2重構造の神殿として有名です。
神殿の外壁には紀元後2世紀頃のローマの出産シーンや医療器具がレリーフで残っています。 (エジプト観光局HP、他より)


駐車場から神殿の建つ小高い丘に登って行くと眼下にナイル川が望まれ、気持ち良い。
アリさんの説明を受けながら見学する。ハヤブサとワニの2つの神を奉る神殿は珍しいと。
神殿の中に進むとワニを奉る「至聖所」にはワニのミイラが置かれており、驚く。

柱や壁面には神々のレリーフが刻まれ、その中でもローマ時代の出産シーンを表す、女性が座って出産する様子がある。
医療器具のレリーフも含め、当時の生活様式を知る上でも貴重なものだと。

列柱室 柱のレリーフ
ワニのミイラ
出産(左)と医療器具(中央)

外に廻ると神殿の周りは日干しレンガの壁が残っている。石と違って少し貧弱な感じだが、当時の建築様式を表すものだ。
もう一度正面に戻り、門を見上げると少し色彩が残った、コブラと日輪の彫刻が紋章の様に刻まれている。
中庭に井戸の様なものがあり、説明を聞く。これはナイル川の水位を知る「ナイロメーター」で、小高い丘の上からでも、 ナイル川の水位を調べ、洪水に備えていたのだろう。(連通管の一種か?)
ゆっくりと流れるナイル川を見ながらバスに戻る途中、ラクダが飼われているのに出会う。運搬用なのか食用なのか?

日干しレンガの壁
コブラと日輪の彫刻
ナイロメーター ナイル川



再びバスでナイル川沿いを北上する。
家の前で談笑
ロバの荷車
車窓からはエジプト南部・ヌビアの貧しそうな光景が移って行く。カイロの都市部とは違った白や灰色のガラベーヤを着た人達が、 崩れそうな家の前で話したり、ロバに乗り行き交っている。
ても、口元には微笑みがこぼれているのは、きっと生活に満足しているのであろうと感じる。

アリさんからエジプトの生活を聞く。バスのスピードが結構速いので制限速度を聞くとバスは90km/h、車は100km/hだと。郊外では 可能だろうが、市内では危険だ。 車はまだ日本車は少なく、ヒュンダイ製が多いと。価格も80万円〜120万円だと。

エドフの「ホルス神殿」に向かう。
エドフの町に入ると観光馬車がたくさん走っている。ナイル川クルーズ船の船着場から観光客を神殿に送迎するためのようだ。 その為か、欧米人観光客が多くなっているのが目に付く。
ホルス神殿・塔門
王冠をかぶるホルス像 可愛い像
ホルス神殿はハヤブサの形をしたホルス神に捧げられた神殿で、現在の神殿はプトレマイオス朝時代のもので、BC237年に着工し、 約200年かけて完成されたものです。
神殿建築の基本に忠実に造られており、保存状態も良く、天井部分が完全に残っています。
後世のキリスト教徒が内部で火を焚いたために天井が黒くすすけてしまったことと、レリーフがかなり削られてしまったことを 除けばほぼ完全な形で残っています。 (エジプト観光局HP、他より)


バスを降りて「ホルス神殿」向かう途中の土産物屋の強引な呼び込みを振り切って進む。
目の前に赤茶色の高さ36m、幅79mの大きな塔門が迎えてくれる。壁面にはホルス神とハトホル女神の前で敵を倒すプトレマイオス12世が 描かれており、入口には「ホルス像」が立つ。
広い中庭を通り「列柱室」に向かうとこの入口にも「ホルス像」が立つ。左の像が頭にかぶる二重王冠は上下エジプトの統一を 象徴するものだが、右の「ホルス像」は小さくで可愛い。
「列柱室」の天井にはハゲワシの絵や天体図が描かれているらしいが、はっきりと分からない。壁面や柱には様々なレリーフが刻まれ、 荘厳な雰囲気がある。

列柱室入口
列柱室内部 レリーフ
列柱室天井 天体図?

「至聖所」は薄暗くて舟形の神輿が置かれ、神輿の先端には可愛い神像が付いている。奥には花崗岩製の祠が奉られ、 周囲の壁にもレリーフが彫られている神秘的な空間になっている。
外に出て、塔門の上を見ると「コムオンボ神殿」と同じ様に「コブラと日輪」の彫刻がされている。これは頭上にコブラが 巻き付いた太陽の円盤をいただく太陽神ラーを示しているそうだ。
「アブシンベル神殿」に比べるとずっと新しいと云っても2000年以上前の神殿が見事に維持・保全されているのに驚く。 外の庭に「スフィンクス」が置かれていたが、その由来等メモ出来ていない。
少し暑くなって来た神殿から外に出ると土産物屋の「山本山」「1ドル・1ドル」の声に悩まされながら、観光馬車の 集まりを見てバスに戻る。

至聖所
コブラと日輪の彫刻
観光馬車

一路ナイル川沿いの道を北上してルクソールに向かう。ナイル川の輝きを見たり、鉄道の踏切を渡ったり、
ロバに乗る農夫
銃を持った警官
グリーンベルトの農耕やロバに乗る農夫を見たりと車窓からの風景に飽きが来ない。
途中のトイレ休憩の場所はバスが集まるので、銃を持った警官or軍人が警護している。間近で銃を持つ人を見るとやはり 気持ちの良いものではない。

ルクソール郊外ののレストランで遅めの昼食となる。
コシャリと云うエジプト風丼で美味しく、ビール25E£(500円)で少し暑くなった喉を潤す。
乾燥しているが、陽射しはきついので暑くなって来たが、手持ちの温度計は28℃と大阪の暑さに比べると過ごし易い。


ルクソールに近付くに連れ、交通量も観光客も増えて来た。ヨーロッパ各国からルクソール空港への直行便が増え、観光客が多くなった とのことだ。
ルクソールは、古代エジプトの都テーベがあった場所で、最盛期の人口は100万人近く、現在も数多くの遺跡が残っている。市域はナイル川に よって分断されている。
日が昇る方角であるナイル川の東岸は、「生者の都」と呼ばれ、カルナック神殿やルクソール神殿など生を象徴する建物が、日が沈む方向の ナイル川西岸は、「死者の都(ネクロポリス)」と呼ばれ、死を象徴する「王家の谷」や「王妃の谷」などがある。 (エジプト観光局HP、他より)


車や人で賑わうルクソールの市街地を見ながら、ナイル川沿いを「カルナック神殿」に向かう。
カルナック神殿・第1塔門
バスを降りて神殿に進むが、今まで訪れた史跡の中では一番多い観光客だ。
色々な人種がこの神殿を見学するために世界中から来ているのが良く分かる。
史上で崇拝されてきたテーベ3神であるアメン神、ムート神、コンスス神の神殿があり、全体をカルナック神殿と称している最大の神殿です。
神殿、アメン神の聖獣である牡羊のスフィンクスが並ぶ参道、第1塔門、第2塔門、そして134本の柱がある大列柱室、トトメス1世のオベリスクが ある第3塔門、第4塔門、そしてハトシェプストのオベリスクを挟んで、第5塔門、そこらか神殿へ続き、巨大なトトメス3世の葬祭殿へと続いています。
最後に、アメンヘテプ3世の時代に遡る大きなスカラベの像が置かれている主要ホールの外側に、お浄めのために使用された聖なる池があります。
BC2000年頃から歴代のファラオが神殿を建立し、エジプト最大級の神殿になりました。 (エジプト観光局HP、他より)


参道のスフィンクス列
牡羊頭のスフィンクスとラムセス2世
「カルナック神殿」の塔門への参道には「牡羊頭のスフィンクス列」が見事に並んでいる。
当時はこの「カルナック神殿」と「ルクソール神殿」間の約3kmの参道の両脇にスフィンクスが並び守護していたそうだ。
牡羊スフィンクスの前には小さな「ラムセス2世」の小さな像が立っているのは可愛い。

手荷物チェックを受けて「カルナック神殿」に入場する。
塔門の中に入ると真っ直ぐに広々とした神殿の向こうまで見渡せる。青空と茶色の神殿の壁・柱の対比が美しい。
第2塔門の両側にオシリス神のポーズをとる「ラムセス2世」の巨像が立つ。歴代のファラオが自分達の力を顕示したものだろうか。 像の足元には「ネフェリタリ王妃」が立っている。
「大列柱室」に入ると太くて高い134本の石柱が見事に並び立っている。中央通路の両側12本は高さ21mで、他の柱も 15mの開花パピルス柱で開花部の柱頭の上には50人も乗れる広さだと。
屋根があった天井の梁には当時のレリーフが色鮮やかに残っているのに驚く。
この「大列柱室」はアガサクリスティーの「ナイル殺人事件」のロケ現場となったそうで、映画を見た人は感慨深く魅入っている。

青空とカルナック神殿
ラムセス2世の巨像 足元の像
大列柱室
太くて高い柱 レリーフ

大列柱室
開花パピルス柱
梁の彩色レリーフ

「大列柱室」を出ると2本のオリベスクが青空にそびえ立つ。
青空とオベリスク レリーフ
トトメス1世のオベリスク
ハトシェプスト女王のオベリスク
右のトトメス1世のオベリスクは高さ21.8m、重さ130tで、左奥のハトシェプスト女王のオベリスクは高さ30.43m、重さ380tで現存するオベリスク では最大のものだ。
先日見学したアスワンの花崗岩が切り出され、この神殿まで運ばれのだ。
ファラオや女王がその威厳を示すために造る、大ピラミッド・高いオベリスク・大神殿・巨像には驚くと共にその時代の表現方法の 推移は面白い。

神殿の壁面にはまだ色彩が残るレリーフもあり、3000年以上前の宗教・生活様式を表している貴重なものだ。
アブシンベルでもそうだったが、古代の色彩レリーフが見事に保存されているのには驚く。
広い神殿を巡ると広場の真ん中に大きな「スカラベ」が台の上に飾られている。「スカラベ」は太陽神信仰の象徴的な昆虫の 「糞転がし」で糞を太陽の様に丸く造ることから信仰の対象になったと。
アリさんから3回廻ると健康、5回廻ると結婚、7回で長寿(回数は正確ではないかも)の願いがかなうと云われ、メンバーは 日本の神社のお百度参りと同じ様に、像の周りを廻る。こんなことをしているのは日本人だけだ。
広場の横には「聖なる池」が水が満たして落ち着いた雰囲気を出している。

色彩のレリーフ
スカラベ
聖なる池

自由行動になる。事前準備をしたつもりでも、実際に行くと見る所が多くて、結果的には見落とした史跡がたくさんあり 残念だ。
16時30分の集合に合わせて入口の集合場所に急ぐ。夕日が傾き、神殿が眩く輝くのは美しい。
入口横の「ラムセス3世神殿」の前には「ラムセス2世」の像が立ち、ファラオとしての存在感を方々で表しているのが良く分かる。 広場の片隅には小型の「スフインクス」も守護神として奉られている。

全員集合して、夕日に輝く「カルナック神殿」を後にする。
時間的にも短くて神殿のポイントしか見ることが出来なかった。歴史の順番で見学して行けば、より古代エジプトを理解する ことが出来るであろうと。事前準備の必要性を痛感する。
ピラミッド、アブシンベル神殿とは違ったエジプトの歴史をしる「カルナック神殿」だった。

ラムセス2世の像
小型のスフインクス
夕日に輝くカルナック神殿


◎「カルナック神殿」の「スライドショー」


夕暮れの迫るナイル川沿岸の道を「ルクソール神殿」に向かう。
黄昏のナイル川には観光船が停泊し、観光客が乗降している。空路・航路とルクソールへの観光客が多い。
ルクソール神殿・第1塔門
「ルクソール神殿」は「カルナック神殿」の副殿として、BC1500年頃にアメン・ラー神に捧げるために、 アメンヘテプ2世とラムセス2世によって建造されました。
神殿の入口にはラムセス2世によって建造された巨大な塔門があり、大きなラムセス2世の座像が1対構えています。
そして、かっては2本のオベリスクが立っていましたが、現在は1本のみ、もう1本はパリのコンコルド広場に置かれています。 (エジプト観光局HP、他より)


「ルクソール神殿」も「カルナック神殿」と同じ様に各国の観光客で混雑している。
左像←ラムセス2世座像 右像
第1塔門の両側には「ラムセス2世」の座像が堂々と迎え、横には高さ25mのオベリスクが薄暗くなりつつある空にそびえている。
本来、もう1本あったが、パリのコンコルド広場に寄贈され、そのお返しとしてカイロの「モハメド・アリ・モスク」に時計台が贈られた。
カイロで見学した時、時計は止まったままで、エジプト人は騙されたと思っているとの話を聞いたオベリスクだ。

「ラムセス2世」の座像の間を通って「ラムセス2世中庭」に入ると開花式パピルス柱に囲まれた広場で、柱の間には「ラムセス2世」の 立像が立ち並ぶ。
「ラムセス2世」の威光を顕著に表わしている。奥には大きな「ラムセス2世」の像が座っている。これも立派な像だ。
そろそろ夕闇が濃くなり、ライトアップの光が神殿に映えて来た。徐々に幻想的な雰囲気になって来る。中庭を進むと 高さ19mの開花式パピルス柱が2列・14本立ち並ぶ「大列柱廊」で、ライトアップと夕焼けで美しい。

ラムセス2世の立像
ラムセス2世の像
大列柱廊

日が暮れて、ライトアップだけの光となった。アリさんの説明が終わり、自由行動となる。
64本の柱が立ち並ぶ幻想的な「アメンヘテプ3世中庭」を見学した後、元の道を戻る。
夕焼けの往路と違った幻想的な光景に感動を覚える。同じ道でも趣が全く異なる光のマジックを楽しみながら集合場所に 戻る。

ライトアップのアメンヘテプ3世中庭
ライトアップの大列柱廊
ライトアップのオベリスク

夕暮れとライトアップされた「ルクソール神殿」を満喫して、次の行程に進む。
ライトアップしたルクソール神殿
夕食の前に貴金属ショップに立ち寄る。
貴金属は関係ないが、妻はカイロでカルトゥーシュの店に行けなかったので、適当な品がないかと期待している。
金製品はパスして、銀製品の売り場でカルトゥーシュを見つける。
ネフェリタリ王妃等の模様の裏側にヒエログリフの文字で名前を刻んでくれるのだ。店員と交渉する。
US$の提示を値下げして、E£にすれば・・・いくらと。
アリさんに教わった「アンタ・アモール(=貴方は男前ね)」と云うと満面笑みになり、ダウンOK。
更に頑張ろうと、家で余っていた3本入りの蛍光ペンを見せるがピンときていない。実際に文字の上に蛍光ペンで書くと下の 文字も見え、色が付くのに驚いている。蛍光ペンを知らないのだ。
彼は大喜びで欲しいと。握手してプライス・ダウンを成立させる。ボールペンより蛍光ペンは威力がある。
明朝、ホテルに届けてくれるとのアリさんの言葉でエジプト通貨がないので、カードで支払う。楽しい買い物だった。

夕食のためレストランに向かう。いよいよエジプトでの最後の夕食だ。
席に着くと添乗員のT野さんが最後なので飲み物を奢りますと。感謝の拍手して喜ぶが、このレストランはアルコールがないと。
初めてノンアルコール・ビールを頼み、ケバフ料理を楽しむ。今までのエジプト料理は全く問題なく、毎回美味しくいただけたのは 嬉しい。ただ、野菜サラダをひかえたのは止むを得ないが。

食事が終わり、T野さんから今回の旅行中に誕生日を迎えられた方にケーキのプレゼントをすると。1人ではなく、3人の方が 誕生日で、バースデーケーキをボーイが持って来る。全員で歌を歌いお祝いをする。
ローソクを消すが、直ぐに灯る仕掛けで、大笑いしながら楽しいひと時を過ごす。T野さん、ありがとう!!

ホテルに到着し、荷物が部屋に運ばれると直ぐにホテルを飛び出す。
サイト情報で、ルクソールのマクドナルドだけで売っているバスタオルがあるので、それを買いに行くのだ。先程の「ルクソール神殿」の 前の店まで10分位だ。
「ルクソール神殿」でアリさんにマクドナルドの位置を確認し、バスでホテルに行く時、前を通ったので間違うことはない。 カイロに比べると交通量も少なく、信号もあるので安心だ。
マクドナルドに入ると壁面にバスタオルより大きなタオルが掛けられている。45E£(900円)or8.26US$だ。3枚買うが、E£の手持ちが ないので、US$で支払う。おつりはE£でもらう。
エジプトらしいピラミッドとラクダの模様はこの店にしか売っていないので、素晴らしい記念だ。帰って大きさを測ると 160cmx95cmと大きいのに大喜びだ。

ホテルに戻る道中、バスタオルを抱えていると「1枚くれ」とか「馬車に乗らないか」との会話も楽しみながら歩く。 特に危険もないので安心して歩けるのは嬉しい。
カイロと違って、交差点には信号機があり、青信号まで何秒との表示もあり、安心出来る。

ホテルに戻り、いよいよエジプト脱出に備えて荷造りをする。重量オーバーは大丈夫だろうが、手荷物を分け、スーツケースの バランスを考えて。
今日はアスワンからルクソールとナイル川を北上して、史跡を巡った。時代・時代の違いはあるが、近くても2000年前なのだ。 凄い歴史に改めて感動する。
バスにたっぷりお湯を満たして疲れを癒し、最後のエジプトの夜だと思いながらぐっすりと眠る。

誕生会
マクドナルドの特製タオル
珍しい信号



さあ、明日はルクソール西岸の「王家の谷」の史跡を見学して、いよいよ帰国するのだ。



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(工事中)





    
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