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○ 「中山道No18」見聞録(塩名田宿〜松井田宿)・(距離 44.7km(今回)/ 415.1km(累計)/ 117.9km(残距離)

前回まで
今回
残距離


18−4.(20)追分宿〜(19)沓掛宿・(4.3km) 2011.10.31 13:40〜14:30 晴れ


中山道全行程.Map
「追分宿〜沓掛宿・行程MAP」

地図の左下の再生ボタン()を押すと
見聞ルートに沿って歩行出来ます。
クリックすると拡大します。(夢街道HPより)

「追分一里塚」を過ぎて国道18号線を進む。国道に「標高1003m」の標識が掲げられている。緩やかな坂道で1000mを越えたのだ。 御代田駅から約7kmの行程で、標高差230m余りを上ったことになる。
小学校の前を通ると子供たちが落葉の清掃をしている。「こんにちは、ご苦労さん」と云うと「こんにちは」と笑顔で応えてくれる。 この時期は落葉の掃除は大変だ。
少し進み、国道から右の旧街道に入る手前に「草津街道分岐道標」が立っている。国道から細い旧街道に入ると道の上に紅葉で隠れた 「馬頭観音」碑が祀られ、気持ち良い旧街道を進むと「遠近神社」の赤い鳥居が迎えてくれる。

標高1003mの標識

草津街道分岐道標

遠近神社


画像をクリックすると拡大します(以下の画像も同様)

段々と晴れて来て、旧街道の紅葉が映えて来る。「馬頭観音」碑を見て進むと再び国道18号線と合流する。高架道路と交差している。 高架下を進んでいると、ご夫婦が歩いて来られたのでご挨拶。単発的に「中山道」を歩いておられるそうだ。
国道を進み、少し進んだ鰻屋の所から再び右の旧街道に入る。 旧街道に入ると「馬頭観音」碑や像が3つも並んでいる。この辺りは「馬頭観音」がたくさん祀られているのに驚きながら進む。

馬頭観音碑

国道18号線と合流

馬頭観音群@ A、 B


上り坂は終えたようで、平坦な静かな旧街道を快調に進む。紅葉が並木のようになっていて美しい。
「秋葉神社」の鳥居を見て進んでいると「浅間山」が望まれるが、残念ながら頂上は雲に覆われている。「二十三夜供養塔」が祀られている のも旧街道の風情だ。

秋葉神社の鳥居

秋の旧街道

二十三夜供養塔


気持ち良い旧街道を進むと又々国道18号線に合流する。その合流地点に「道祖神」が祀られ、その横には「男女の道祖神」も祀られている。 久し振りに「男女の道祖神」を見た感じだ。
合流した所に「石仏」が祀られている。 後で調べてみるとどうも「草津道道標」のようだ。詳しく見なかったが、道標とは思わなかった。「石仏」が道標だとはと。
国道が「沓掛宿」のメインストリートだそうだが、全く趣はない。「沓掛宿・本陣跡」と云われる建屋は近代的な洋館で、表札に「本陣・土屋」と 記されていることで判明する。
以前は「信越本線の沓掛駅」だったのが、現在は「しなの鉄道の中軽井沢駅」となったので、「沓掛」の名称も消えてしまったのだと。 味気のない街道には「脇本陣」が「旅館・岳南荘・枡屋本店」の看板が掛かって残っている。

草津道道標

沓掛宿・本陣跡

沓掛宿・脇本陣跡


旧街道は紅葉が見られ、気持ち良く進めたが、「沓掛宿」の宿場は史跡も残っておらず、残念な気持ちで、次の「軽井沢宿」に向かう。

「追分宿〜沓掛宿」の「紀行スライドショー」


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